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召喚少女は魔王様?  作者: 橘可憐
ガストラン国

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115/166

115 害虫ばかり?


砂漠の中の遺跡後の様な所へ転移した

ここで見つけたダンジョンを攻略するためだ。


石造りの建物の残骸がそこかしこにあって

きっと昔はここも随分と栄えていたんだろうと思わせる

どうして街が無くなってしまったんだろう?

最も周りがこんなに砂漠だらけだったら生活も大変だろうが

そんな事を考えながらダンジョン入り口へと向かう。


ドリアード様ダンジョンの様に石造りの入り口から

すぐに階段になっていてそこを下りればダンジョンだった。


私達は早速入ってみる。


階段を25段下りるとそこには空間中に隙間なく

びっしりと蔓延る黒光りするGの集団

今にも溢れんばかりに密集していて中も見えないほどに

私は思わず迷わず焼き払っていく。

焼き払っても焼き払っても溢れ出してくるその集団に

兎に角ファイアを連発させた。


すると今度は魔石が溢れ出し

それを回収するのも焼き払うのも先に進むのにも兎に角苦労した。

そうして攻防を続けながら1歩づつ中へと進み

空間の中へ少し進んだ辺りで広範囲魔法に切り替えて攻撃して行った。


ダンジョン内は石造りの建物の内部という雰囲気で

通路があり所々でいくつかの部屋が並んでいて

大きなテナントビルの内部と言った感じだった。


魔物はリポップしていたが大した数ではなく

イグニッションやインフェルノで壊滅させながら進み

逃げ惑い散乱するヤツらも残さず焼き払って行った。


それにしてもあまり気持ちの良いダンジョンじゃないな

ドロップも小さな魔石だけだし

そう思いながら次の階層へと進んだ。


次は溢れんばかりの白アリの集団だった

階段には出てこれないらしく入り口に密集している

その様子がもうすでに気持ち悪かった。

上の階同様とにかく始めはファイア連発で壊滅を目指し

少し中に入った辺りでインフェルノに切り替え

ダンジョン内を進む事だけ目的に倒しまくった。


まだ2階層を攻略しただけだというのに

すでに夜も遅い時間になっていた。

精神的にも肉体的にも本当に疲れた

私達は迷うことなくゲルを出しゆっくりと休んだ。


そして翌日気を取り直して攻略を再開すると

次の階はナメクジの集団だった。

やはり通路からはみ出るのじゃないかと言うほどの密集具合

どれだけ冒険者がこのダンジョンに入っていなかったのか

そう思わせる程の密集具合

兎に角攻略方法は一緒だ壊滅あるのみ

今回は結界を張って押し戻す様にしながら魔法を放って倒し

チャリオットとドロップ品を回収するという攻略法に変えてからは

少しは捗る様になっていた。


そして次の階層へと進むと次はダンゴムシだった。

家の周りの害虫ばかりじゃないか私は思わず辟易した。


何の嫌がらせだダンジョンだと言うのに

こんなんじゃ誰もこのダンジョン入らないって言うの

何考えてこんなダンジョン作ったんだ

私は怒りを覚え心の中で叫んでいた。


しかしやはり攻略には時間が掛かり昨日よりは早かったが

今日はここで休む事にした。

この害虫パターンがいつまで続くのかと考えると

やる気もだんだん萎えていた

今日は美味しいもの食べてゆっくりお風呂に入って

明日への気力を蓄えるしかないと考えていた。



読んでくださりありがとうございます。

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