表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/69

メイド服

 ダンジョン42階層、フロアボス、オリハルコンゴーレム。


 やはりいたか。ミスリルが居るんだ。アダマンタイトかオリハルコンはいるんじゃないかと思っていた。これで最高硬度のメイド服を作成出来る。


 俺はオリハルコンゴーレムを圧殺してドロップアイテム、「オリハルコン鉱石」を手に入れる。


「フィア、オリハルコンの価値はどの位だ」


「旦那様、オリハルコンは幻の鉱石です。値段の付けようがありません」


 つまり出回って無いと言う事か。ミスリルゴーレムから倍の階層を降りて来てるからな。確かに冒険者も此処までは中々来れないだろうな。


 俺は手に入れた「オリハルコン鉱石」と「絹(極)」、「フローラル」その他のアイテムを取り出して準備する。


「旦那様、何をするのですか」


 普段は黙って見守るフィアも気になるようだ。


「今からフィアの正装を作るんだ。つまりメイド服だ。最高の物を作ってやるぞ」


「! 旦那様が自らの手で作って頂けるのですか!」


「当然だ。そうじゃないと俺の好みにならないからな」


 服屋に作って貰う事も出来たがそれでは俺の想像の100%を補う事が出来ない。素材も無限にあるとは言えオリハルコン鉱石など服屋が扱える訳がない。


 確かに「絹(極)」を預ければ確かなメイド服は出来るだろう。だがそれを毎日ダンジョンに着ていけば直ぐにボロボロになってしまう。それでは駄目なのだ。メイド服は綺麗なままであって貰いたい。破けていたりほつれたりしたらいけないのだ。メイド服は神聖な物だ。俺は断じてそんなプレイを認める気は無い。


 それに昔アニメで見たメイド服はハンマーに殴られても破ける事なく頑丈に作られていた。あれこそ俺の目指す物だろう。


 それが出来ればフリルをあしらったり、丈の長さを調整したり、色や形も自由自在だ。最高のメイド服が作れる。


 フィアに合うのはやはり気品と清楚と愛らしさだろう。フィアは見た目の可愛らしさに加えてその佇まいは品があり、年齢以上の大人っぽさを感じさせる。


 丈の長い紺色のワンピースに白のエプロンを着せたてカチューシャを装着する。うん、間違いない。この清楚感、半端ないな。


 暑い時期は半袖も作っていいだろう。フリルをあしらいスカートは短くして黒のストッキングを履かせるのだ。これは可愛い。可愛すぎるがそんな姿他の人には見せれない。自宅専用にしよう。


 それとは別に夜のメイド服も作らねば。一体フィアはどれ程のメイド服を着る事になるのやら。全く、幸せ者め。


 まずは最初の清楚系のメイド服だな。


 俺は準備したアイテムに錬金術を発動する。錬金術には制限など無く合わせたい物同士を使いイメージを魔力に乗せる事で術が発動する。色は魔力で染める事が出来る。一般の魔法使いに出来るかは分からないが普通だと思う。


「旦那様」


「ああ、出来たぞ」


 出来立てのメイド服を持ち上げると生地はとても滑らかで柔らかい。香りの良いフローラルを気持ち程度込めている。意識すればほのかに香る丁度塩梅だ。


 そして丈夫さは?


 どうやって試すか。俺もフィアも強くなり過ぎて流石のオリハルコンでもそこら辺の石と変わりない。


 仕方ない、35階層のフロアボス、キングミノタウロスに会いに行き試す。


 両手でメイド服を広げて、渾身の力で振り下ろすキングミノタウロスの拳を受け止める。両手で張ったメイド服は微動だにしなかった。傷1つ付いていない。なのに柔らかなままだ。


 成功だ。俺はメイド服の錬金術を成功させたのだ。今日はお祭りだ。


 成功のお礼にキングミノタウロスを圧殺して「肉(極)」をドロップする。これは日頃の感謝にツバメの宿に提供するか。


 俺は早速メイド服の生産に取り掛かる。

 しかし何故こんなにメイド服ってのはイメージが湧かんだろうな。清楚から可愛いから、少し?エッチなのまで湯水のように湧いてでる。


 メイドが増えたらそれぞれの個性に合わせたメイド服でも作ってやるかな。ああ、メイドの国が出来そうだ。


「フィア、これを着てくれ」


「・・・はい、旦那様」


 まさかフィアもダンジョンのボス部屋で、メイド服に着替えるとは思わなかっただろう。しかし今は待ったなしだ。目の前で服を脱いでメイド服に着替え始めるフィアを、俺は気を静かに抑えて見守った。


「旦那様、着替え終わりました。どうでしょうか?」


「・・・最高だ」


 フィアのメイド服は想像以上だった。俺は何故直ぐにでもフィアにメイド服を着せなかったのだろうか。自分を殴ってやりたい。


「旦那様!」


 俺の感嘆の一言にフィアも素直に喜んでくれている。ああ、最高以上の言葉など無い。メイド(フィア)は最高だ。


「フィア」


 俺はメイドフィアを抱き寄せて口づけをする。俺の愛はメイド(フィア)に伝わっただろうか。顔を赤くし目をとろんとさせている。その日は発情したフィアを宿に連れ帰りメイドの教育に勤しんだ。フィアは頑張り屋でどんな注文にも応えてくれるので指導には熱が入り朝まで続く事になった。



 こうして無事メイド服は完成したのだ。


 メイドにはやはりメイド服が1番似合う。気を失ったフィアを見てそう思うのだった。





ついにフィアにも念願のメイド服が!


皆さんの期待通りフィアは朝も昼も夜迄もメイド服を着こなして旦那様に尽くしてくれます。


メイドのかがみですね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ