表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

95/107

夏の終わり②

「さて、ビーチパラソルとチェア設置しますか、」


百里浜海岸は近隣が全てサーフィンのメッカで東京でも有名。湘南が人が多く砂浜が小さい為、同じ近場でも人の少ない百里浜はテレビやロケも多い。


しかし、モータリゼーションと日本人が海外旅行が気軽になった為に大分海水浴客は減ったけどね。


海水浴準備も終わり、海に入る。


海水浴エリアにはブイがあり監視員が付いている。これはうちらの海の家がある若葉海岸でも同じである。


離岸流や(みお)・・急に深くなる場所で入って溺れると何故か出られなくなる場所・・等があり海水浴もなかなか安全ではないのだ。


それを知っているから俺らは滅茶苦茶大きい浮き輪を持って来ている。


明雄ちゃん達はレンタルだが、明雄ちゃんは学年で一クラス。それも20人いない小さい小学生の出身な為、夏のプール時間と先生の教育の為に水泳が滅茶苦茶上手い。


若葉町の街中の中央小出身は4組あった為に逆に他の小学生のプール時間の1/4しかない為に町の小学校の水泳大会の成績は中央小が万年ビリであった。


他校はバタフライ、背泳ぎまでマスターしてるのにうちは平泳ぎまでだったからな・・・・


恵子は明雄と同じ小学生・・・幼馴染みだし・・またまた水泳は上手いだろう。


晶子は中央小だから駄目だわ、


だから余計に俺らは浮き輪を使う(笑


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


残暑の日差しを浴びた晶子の体は成長期も相まって大人さを増している。


変な話だが経験済みになると色々変わって来るとも聞くな、


俺も触りまくってるし、


「嫌だ、むっちゃん!変な所さわらないでよ!コロすよ?」


・・・こんな感じにね・・・


明雄ちゃん達は恵子の浮き輪に捕まりエンジンと化して沖のブイの方にいる。


あの辺は水深深いんだわ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


大きいプールな施設なんかに休憩時間がある様に50分も海て遊んでいるとなかなか疲れる。


水遊びは全身運動だからなあ、


てな訳で俺と晶子はビーチチェアで寝転んでいる。


「むっちゃん?サングラスして目線だけで他の子見てても分かるんだからね?」「じゃあ前に言ってた晶子のハミ毛でもチェックするよw」


「ふっふーん、ちゃんと処理してるよー。」


ちなみに晶子のイメージ損ないそうだから書くが晶子は決して毛深くはない。


ハミ毛と言えばこの女、前にラブホで一緒に風呂入ってる時に「処理しちゃおー♪」とか言って自分のデリケートな所処理し始めまして・・・・


「むっちゃんの口でする時邪魔!」と言い俺の毛をT字のカミソリ使ってカットしやがりましてね、


それは良いのですがカミソリでカットすると毛先か綺麗に切れてないせいで皮膚に当たると無性に痒くなるのですよ・・・・


お陰で股間をカリカリカリカリ・・・人前で股間をかきむしるヤンキーなんて嫌も良い所でしたよ・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


二人で下らない話をしているうちに秋雄ちゃん達も戻って来た。


「おー!秋雄ちゃん、青春して来たかね?」「久々泳ぐとつらいわー」


「とか言って海の中でやっちゃったとか・・ねw」「なわけないだろよw」「むっちゃんさん相変わらずだなあ、」


ちなみに秋雄ちゃんの彼女の恵子は晶子の友人の中では比較的大人しめに見える。でも意外と水着姿は出るとこ出て・・・・


「むっちゃん!何見てるの?」「ごめんなさい・・・・」


「あんたは私の水着だけ見てれば良いの!」「・・はい・・」


晶子の水着姿を堪能してみる。・・・・あー、夏も終わりなんだな・・・・・


「晶子、そう言えばさっきちと知り合いっぽいの見かけたから行ってみっか、」


・・・晶子とさっき話をしていた時にサーフボードを持った”見たことある奴”を見かけた。


「ほい!」俺は晶子に手を出す。そして手を繋いで砂浜をちょっと歩く。


すると、サーフィンの準備をしているそいつを見つけた。


「あれ?阿部じゃね?」俺は声を掛ける。


瑠羅亜連合「鳳」百里総本部23代目総長になった阿部典孝君だ。年は俺の1つ下となる。


「あれ、石沢さんどうしたんですか?こんな所で、」


「おー、彼女と最後の夏を満喫だよ。お前は?」


「地元ですからねー、サーフィンです。前からやってるんですよ。」「おー!洒落てるねえ、」


「でもここ東京から近いから県外のサーファーが多いっしょ?結構マナー悪くって結構地元のサーファーと揉めてるんですよ」


ちなみに「鳳」は近隣に全国展開している大規模チームの八州連合の尊皇会に隣接している。


ここも表では敵対関係なのだがA県の特有の「学生集会」を一緒に参加し、「高校の学区が同じ地域」だったりする。


だから学校内の中にそれぞれのチーム所属者がいる事から交流があり、揉めることはあまりない。


暴走族関係はそれなりに平和であるのにサーファー同士が揉めているってのはなかなか面白い。


なお、隣地域の海では尊皇会OBの人もサーフィンをやっている人が結構いる。


地元のサーファーは地元の海を大事にしておりごみ拾い等を積極的にしてる。それだけに砂浜の無断乗り入れやごみ捨てとかのマナーのない県外の奴と揉めているのだとか、


「色々あるんだなー・・・」


「そういえば瑠羅のパーティー、笑わせて頂きました。」「あれいさ君がノリノリになっちゃったからなあ、」


瑠羅のパーティーは大盛況で、ファニーや鳳の連中の記憶にしっかりと残ったようだ。


「石沢さん、そういえばそろそろうちの連中もここに遊びに来ますよ。」


「じゃあ、皆来たら挨拶して帰るよ。」「分かりました。」


ボボボボボ・・・・・ワンワンワン・・・・・カカンカン・・・


バイクの音が聞こえて来た・・・・


「これかね?」「いや、うちの連中の音じゃないっすね・・・・なんでしょう?」


「晶子、ちょっと秋雄ちゃんとこ戻ってて?で、秋雄ちゃんにはちょっと待っててって言っといて?」


「揉め事?」「わかんないけど・・・一応晶子になんかあったら困るから念のため、」


なんとなく揉め事の気配がする・・・・















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ