妹
「なんか秀さん久しぶりですね、」
「おー、仕事ばっかだよ。つまらねーよな年取るってよ、久々に裕子のお迎えだよ。」
「俺も就職だから他人事じゃないっすね・・」
俺もその経験を前世でしていたから良く分かる。
長い人生において10代の後半って言うのはその人生の中でも一番楽しく眩しかった時期だったのだ。
ちなみに苦しい事や嫌な事も当然あったが年月を経るとそれは忘れられるか良い思い出に何故か変換される謎もあったりする・・・・(50代男性)
「やっぱ10代が一番楽しかったよ、むっちゃんも後悔無い様にやりたい事やっといた方がいいよ、」
「そうっすね・・・」
会話してるうちに裕子と真紀が来た。
「あ、むっちゃんじゃーん、何日流しに来てたでしょ?皆言ってたよー?”むっちゃん彼女と別れたの?”ってw」
「別れてないですよぉー」っと言いながら俺を膝蹴りする晶子。
「痛たた・・・・バイク新しいの買ったから嬉しくてつい・・・・」
裕子「むっちゃんったら若いなあー、晶子は大変だねー、」
晶子「そうなんですよ。言ってやって下さいよ。」
そして真紀にも思いっきり言われた・・・
「むっちゃん!何晶子いるのに若女流しに来てるのよー!」
晶子「でしょー?」
「えー、目立つのはボウゾウ族のシュウセイでして・・・・ほら、さっき秀さんも”後悔ないようにやりたい事やっとい方がいい”って言ってたっしょ?ね、秀さん。」
「この野郎・・・・俺のせいにしようとしてんな?ろくなもんじゃねーな・・・女いんのに女子高流すのはまずいべよw」
「うう・・・すません・・・」
裕子「それはそうと・・・新しいバイクと言いながら・・・新しく見えないね・・」
「年式は古いからなあ、」
真紀「750って書いてあるけどナナハン・・って奴?」
「そーそー、」
・・・当時の免許制度の為、やはり750ccはかなり昔の漫画の「750ライダー」等のイメージで特別に見られていた。
国産バイクの最高峰・・てか新車で買える国内向けの最大のバイクが750だったから、
秀さんも「大きく見えねーな、Z400FXの方がでかいんじゃねーの?」
「俺もそう思います・・」
「でもリッター22走るんんすよ?」
「おー、すげえな、てかチェーンねえの?このバイク。」
「シャフトです。」
「すげえな、車と一緒かよ。」
裕子「秀ちゃん、そろそろ行こうか、んじゃむっちゃん、晶子泣かしちゃだめだよ、晶子もまたね、真紀ばいばい。」
秀「むっちゃんじゃあな、バイクで事故るなよ?真紀も晶子もな」
「うっす」
晶子「はい、どもです」
っと裕子は秀さんの車に乗り込みデート?に出かけて行った。
相変わらず裕子は浅香唯っぽくて可愛いなー・・と思ったのは内緒だ。
浅香唯・・・前世好きだったのよ。
「今日はまっきーは?」
真紀「ふふーん、あたしも今日はここで彼氏と待ち合わせなのよー♪」
「んじゃ邪魔しちゃ悪いな、晶子、じゃあ俺らも出かけるか、」
晶子「だね、」
「じゃあね、まっきー」
真紀「むっちゃんもね、晶子も気を付けてね」
晶子「うん」
「んじゃ晶子ほい。」っとメットを頭に被せ俺も被る。
「んじゃ光市でも行ってショッピングモール眺めるか、」
偶然だがどうも今日はみんな「彼女へのサービスデー」だったらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
光市には港には及ばないけど中規模のショッピングモールがある。
今思えばこの頃から昨今(前世のだが、)よく見る「ロードサイト店」の走りだったんだろう。
今のイ〇ンと同じ(てか前世ではイ〇ンになってた。)体系で中に色々な店舗が入っていて映画も見れて飯も食える。ついでに何故か日帰りスパまである・・・
当時の田舎の人間からすれば相当な娯楽施設だった。
そして、若葉町から一番安い切符で行ける2駅先の施設だけに若葉の子らが多い。
「うわ、懐かしい、久々来た・・・んで中大分変ってるー。」
「俺なんか5年ぶりだわ・・・」
そして、そういう場所であるからこそ学生も集まる。
特に地元だけにに光農高(妹の美玖や信男、美姫達の通う高校)生が多い。
「晶子じゃーん、なんでこんな所いるのー?んだよ、彼氏と一緒かよ・・ケッ!(笑」
「うわー、晶子卒業振りじゃん!」
とか色々晶子が声かけまくられてて人気であった。
現1年で若葉ではそれなりに(可愛いで)有名だたっぽいからなあ。晶子。
やはりこういう場所は女子の方が多いし、久々会う子らも多いだろうから晶子さん的にも楽しんでるみたい、
俺の方もROSA関係や知り合いから声を掛けられる。
「おー、むっちゃん」
「よおwお久だなw」
「和さん、なんでここに?」
「デートwいいべw」
女子程はあんま話さないなあw彼女連れてるからな。
「あ、美姫がいる!」
っと晶子が美姫を見つけた。
信男と一緒ではなく、友達と一緒だった・・が・・・
あれ?なんか微妙に揉めてる?
美姫も気づいたのか
「あ、晶子たちじゃん、あれ?むっちゃんさんも?」
「おー。俺ら”セット”みたいなもんだからな、たまに合体するしw」
「むっちゃん下品!」げしっとまた膝蹴りを食らう・・・・
俺らが来た時に1回もめ事が止まる。知らない男女が来た訳だからなあ、
それも男の俺はいかにも年上だし・・・
美姫から揉めてる方へと目線を移すとと何かその数人の中の1人がうちの妹である「美玖」だった。
「ん?美玖じゃん?お前何かあったの?」
「え?美玖って‥石沢・・むっちゃんの妹かー!!」
どうも美姫は仲介してた様で、美玖の揉めてた相手は
「あ、誰だか分からないけど関係ないんで割り込まないで貰えます?」っと、
「あんた・・・その人陽光のROSAの先輩・・・・」と美姫。
小さな声で美玖が揉めてた相手が「あ、やべ・・」と小さな声で言った。
俺、「チームは揉め事と関係ないし、思いきり割り込むつもりないけど、一応俺の妹だからさ、話だけ聞かせて貰って良い?」
「美玖もそれでいいな?」
「うん、」
話は昨日の事・・・・
美玖も年頃なので男も含めたたまり場で男女10人近くで遊んでたらしい、
それでたまたま美玖が外に出る時にそいつの彼氏の靴を無断で借りちゃったらしくそれで怒ってるとの事。
「彼氏の靴を勝手に使われて怒ってたまたま今日ここで見かけた時に爆発した・・って事ね、学校でやれよ学校でw」
晶子も「うわ・・下らねえ・・・・」っと、
「何?下らねえ?」と揉めてた子が晶子を睨む
・・が美玖が「馬鹿!お前若葉二中の晶子知らねえのか?」っと言ったらめっちゃ黙った。
「あのー、晶子さん、なんでそんな悪名轟いてるんですか?」
「ん?あたし?むっちゃんの彼女でこんな可愛いくて可憐じゃん、今なんか先輩に”晶子は清楚っぽいよなー”って言われるんだよ?私にそんな悪名なんてある訳ないよ・・・ね?」
っと言い訳っぽく言った後に女子を睨む。
・・なんか美姫まで黙ってるんですけど・・・・・なんか揉めた相手は下向いてるし・・・・
「仮に誰かがむっちゃんの靴使っても私は気にしないけどね?むっちゃんの布団に入って匂いをスーハーしてたら揉めるかもだけど、」
「なにお前そんな事してるの?」
「仮にだよぉー・・」
・・・これ晶子絶対やってるな・・・
それだけ俺の事好きなのかと思うと嬉しいけどな、
そして俺も晶子の部屋でそう言う衝動には駆られるからなあ・・・・
相思相愛かあ・・・・ふふふw
人の好みって匂いで決まる事も結構あるそうですよね・・・・
なお、GWに付き更新が遅れます。
YSPカラーの良い音をさせてるXJ・・あるいはヨシムラTMRと集合の付いたカワサキのZZRを見たらひょっとしたらそれは私かも知れません・・・・・




