兄が同級の女子に電話しまくった件:結果
正月も過ぎ、松飾りが取れた。
町や校舎には北風が吹きつけ、朝学校のベランダから遠くに見える広い田んぼは白く見えて、通学するほとんどの学生は制服の上にコートを着ている。
車のマフラーからは白い水蒸気がもうもうと上がり、自転車を漕ぐ学生の息も白々している。
季節はまた巡り、3学期が始まり数週間過ぎた。
三年生は短縮授業を経て進学や就職のための早い休み期間に入り登校がの機会が減って行く。
今小さい蕾を付けている桜の蕾がどんどんと大きくなり、蕾に色が付き、それが開花する頃には「別離の季節」となる。
そして先輩たちのいない学校は2年生の天下となるのだ。
俺はと言えば、2-Aのクラスの中、相変わらす地味に行動している。成績がそこそこ良い為に進学組にもたまに社会科関連は教える事がある位には勉強に関しては真面目である。
そういえば、前世の兄が色々学校の綺麗どころへ連絡した件で俺が「ハブられた」事ですが・・・
泉美高校にはとうとう兄貴は電話しなかった。
何故なら俺と兄貴が前世より仲が良くなってたから・・・・・
簡単な事で問題は解決していた訳だ。
ま、実際には近隣の松山町の「松山高校」(女子校)やまっきーのいる「若女」辺りには電話はしていた。
しかし、前世で一度勇兄貴が付き合っていた俺の1個上の女性の和江さんと前世より早く「出会ってしまい」その為兄貴はメンヘラ系ヤンキーな彼女さんにメロメロ!
それで余計に電話攻撃をする意味がなくなった・・・と言う事だった。
とりあえず遠回しに兄貴に聞いてみた、
卒アルで女さがしてねーの?兄貴、」「あ?おめーんとこのは電話しねーよ、今和枝いるしなー、」
この和枝さんも兄貴の事好きでね、ただ、前世では前の彼とのHが忘れられない」とかで色々あったんだけど、今回は出会うのその彼より前っぽいから大丈夫なのだろう。きっと、
兄貴の親友の博也先輩が「和江、勇と和選ぶならどっち選ぶ?w」って聞いたら即答で「勇さん!」って答えてたしな、
博也先輩が
「ぎゃーっはっは、おめえ目悪いなーw和の方がどう見てもいいだろw」などど言っていた・・・ひでえなw
だからこそ兄貴はラブラブな訳だ・・何気に激しいセクースしてるみたいだしな、メンヘラ相手だし、
なので一応、学校の連中には色々ぼかして流しておいた。
「あ、前言った兄貴の件、うちの学校のにはやらないって確約貰った、心配かけてごめん・・」
「ああ、いいよいいよ、被害ないんだし謝らなくって、」「万が一なんかあったら教えて?」「うん、」
大体の相手がそんな感じ。
・・うーん、ひょっとして俺が壁作り過ぎてたのかな?
ちよっと、千恵と水原に聞いてみる事にした。
・・・土曜日、某和泉市内のお食事できる喫茶店の「マウンテン」
「あ、千恵さん、水原さん、お待ちしてました・・・・」「なにむっちゃん気持ち悪いw」
2人に言われましたわ。
「あーうん、実は、兄貴の件で色々あって・・」俺は詳しく2人に説明した。
「で、それを伝えるの泉美女子ズに話したんだけどなんかそんな嫌われてないっぽくて・・」
「そこを聞けたらなあ・・と思いまして、ご接待をさせて頂いた次第です。」
「ふーん、あ、カフェオレとミルクティー1つずつ」「俺ホット!あ、ケーキ食う?」
「太るからなー」
「おっぱいに脂肪つけろや・・」
「ひっぱたくよ!」ばちーん!
ひっぱたいてますやん・・・・
「ご飯は?」
「んじゃサンドイッチでいいや、2つお願いします。」
「んとねー、元々それほど嫌われてはなかったんだよー、むっちゃん、」
「ただ、女子は泉美ヤンキー男子ーズの目を気にするじゃん、付き合ってる人もいるしね、」
「だから、中学の頃悪くなかったけど目立ってて結構男子ーズに言われてたむっちゃんを避けてたの。」
メニューにビール発見!「ふーん、あ、とりあえずビ・・・おっと、何でもないです。」
競馬場の時から・・あの・・・ビールがですね?
「で、最近のもめ事で色々変わって、あまりむっちゃんも男子ーズと接触ないから・・・今に至る。」
「噂でこないだ男子ーズの数人が殺戮の集会出ててROSAとぶつかった時のROSAの幹部の1人がむっちゃんだった・・」
「って噂のせいもあるかもね?・・・で実際幹部なの?」
「イイエ、チガイマス・・・」冷や汗出ますよw
まあ、これからそこそこ無難な3年生活が送れるのかな、それなら悪くはないか・・な。
「結構むっちゃんのこと気になるって話・・・後輩が多いけど・・聞くよ?」
「あまり多くの先輩とつるんでないからミステリアスで気になるとか、バイク乗ってたとか、」
「で、彼女出来たの?」
2人に聞かれた。
「・・・・出来た・・」
「あー気にしなくって大丈夫だよ、所詮高校生の恋愛だもん、それに今、2人とも彼氏一応いるよー?」
ががーん!
「あ、ちょっとだけショックw2人の事好きだったのにー・・・」
「ごめんねー」「ごめんねー♪・・・ってあんたもじゃんw」
そう言って色々話したあと店を出た。
帰りに「2人ともありがと、本当2人いなかったら俺学校辞めてたかも?これからも頼むね、」
と言った。
「いやあ、むっちゃんいないと寂しいのはあるから・・辞めないでね?」
「分かった、じゃあね、」
「バイバイ」
心が温かくなった。いい奴らだなあ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当然、高校の3年が短縮になっていれば中学も同じ・・・・・
そう!受験シーズン真っ盛りである。
またまた晶子の家・・・・
そして晶子の部屋。勉強してて途中休憩中。
「ふう、」
ベッドにもたれかかりながら足を伸ばす俺。
その太ももに「がぱっ!」とうつぶせで俺の膝を抱きかかえるように寝る晶子。
俺は晶子の髪の毛をさらさらといじっている。晶子は俺の股間辺りに頭を埋めてる。
「んー。むっちゃん、いい匂い・・・」
どこの匂いだよwタクティクスの匂いだろうけど、
「晶子、こっち来てみな?」
「なーに、むっちゃん?」と対面座位の様にして俺に跨り晶子が座る。
俺も”がしっ”と抱き、「晶子も良い匂いだよー柔らかいし・・ちと煙草の匂いするけどなw」バシツ!
また叩かれた・・・・
顔に胸が当たる。
「・・・・最近ちょっと大きくなって来たでしょ?」
「うん、」
俺はそこに顔を埋める・・・が、そんな事してるとムラムラしてしまう。
「やべえ、立っちゃうから勉強再開するべ、まっきーは?」
「彼氏の所ー。今日彼氏休みなんだって?」
「だからさ、ね?一緒にいちゃいちゃしよ?」
「・・・・・」
流されてしまう俺だった・・・・
事後で・・・・・
「晶子ー、進路どう?ー」「んー?むっちゃんとこ行くよ?でも商業家政科にランクアップ」
「合格可能性ほぼ100%だよー。。これで一緒の学校行けるねー」
「そか、」
「そう言えば学校で兄貴の事でぼっちになりそうな件解決しそうでさ、女子と少しは距離がなくなりそうだわ、」
「・・・浮気すんなよ?あたしがいるんだから・・・」
「ばっか、するかよ!」
「んふふ・・」
俺はまたまた晶子の体に乗っかるのであった、・・・・・




