信男君と美姫ちゃん。
俺は、まず晶子のグループである美姫に聞き込みを開始する事にした
「美姫、夕方話あるからちと残ってくれ」「何?告白?」「ちげーよ!!」
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そして放課後、
「朝の晶子の事で聞きたいんだけどよ、」
「あー、晶子の彼氏?むっちゃんさんね。あんた晶子の事好きだから気になるんだー、」
はい、その通りです・・・
「仕方ない、教えてやるよ。代わりに貸し一つな。いつか返せよ?」
「んと、あたしが知ってるのは2個上のうちの中学出身。名前は和さん。2個上で私ら一年の時三年だから見たことあって良いはずなんだけど・・・・・記憶ない(笑」
「若女の先輩曰く目立ってたけど不良じゃなかったって話。」
なぬ?そんな野郎に俺の晶子が?
「俺も記憶ない・・・・高校デビューかよ・・そんなのが晶子を?」
「でも優しいみたいだよ?バイク乗りでさ、町中でむっちゃんさんと晶子が2ケツで走ってるの格好良いよね。ホットロードの春山君みたいで、」
「俺も単車は乗ってるんだけどな・・・」
「あんた無免じゃん?むっちゃんさん免許あるからな、」
「あとは優しさだ!!むっちゃんさんはあたしにも優しい!!ちなみに信男は優しさに欠ける!」
「溝口の家に晶子といるとたまにセブンのスイーツ差し入れに来るぞ。皆の分も。君も女性陣に格好付けるだけじゃなく、気を配るのを忘れてはいけない、私たちに、」
「そして、晶子と付き合う前は溝口家から家にたまに送ってくれたのだよ。信男君。」
「仕方ないなー、って、笑ってくれて送ってくれる。」
「いやー、あれはぐっと来る。だから高校で不良になったからとか気にならない、挙げ句に来年車だ!私的にもあれは充分セーフだ。信男、諦めなさい(笑」
ガガガーン!
「まあ、あんたはあんたに似合う相手を探すのがいいんじゃん?(笑」
うえーん、そんな簡単には諦められないんだよーん、
俺の脳内であれだけ愛し合った俺と晶子・・・・
あーんな事もこーんな事もして、「信男だけを永遠に愛してるからね?」」と(脳内で)言ってくれた晶子・・・・
それがガラガラと崩れて行き、苛立ちが増幅する。
俺は、美姫を睨みつけ「わかったーよ・・・」と言い教室を出て廊下の壁を「ガン!」と蹴った。
美姫「ダメージキツそうだなあ・・・」
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俺の晶子を奪った奴は水色のCBXに乗り特攻服を来ていた。
って事はクリスマス集会に出るはず。
なら、その「和」だか言う奴を俺がデキデキにしてやる、たかが高校デビューに歴戦の俺が叶う訳がねえ!
そしてその惨めな格好を笑い晶子を俺の手に戻すのだ!!
チャンスは集会後、集会前は揉め事はアウトだ。
クリスマス集会当日。
俺は、他の仲間達にも「陽光の2個上の和をやっちゃうからよー」と勢い付け宣言する。
「おー!頑張れ、俺ら見てるからよー。」と言われた。
先輩達の仕打ちで団結した仲間達の声援は嬉しい。
皆の前で和をぶちのめす。そして仲間の歓声!そして、勝者の俺に「晶子」と言う女神が微笑む。
完璧、完璧過ぎるシナリオだ!
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集会前に美姫から連絡があった。
「仲間らとクリスマス集会行くんだろ?貸し返せ!」
「集会連れてけよ、」
俺は考えた。美姫を連れて行くのは面倒くさい。だが、美姫に晶子と連絡を取ってもらい、晶子の前で和をぶちのめせば完璧じゃないか・・・と、
「分かった。その代わり・・・」
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そしてクリスマス集会当日。
頭の「いさ先輩」から演説があった。
「陽光支部の頭1個下のトシの補佐でよーうちの同級の若葉二中出身の和を付けるからよー」
和「引退までさほどなく、ROSA張って来た総長幹部程力ないけど、気合い入れて頑張るのでよろしくよー」
いさ先輩「みんな目掛けてやってくれやー」
・・・・・なんか幹部と喧嘩する様ですよ?俺・・・
んで、なんで和はあんないさ先輩と仲良いの?
何故?何故なの?
仲間が「おめーすげーな!流石二中の頭だよ。」と言ってくれる。
いやいや、このシチュは駄目でしょーよ、
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集会が終わり、幹部達が解散した時に和に声掛けた。
晶子も一緒だった。
「和さん、ちょっと良いですか?」
ちょっと集合場所から離れる。
「タイマン張ってもらえませんか?」
晶子「信男!あんた何言ってんのよ!」
和「イヤです。俺、痛いの嫌いなんだよね、揉め事嫌いだし、早く晶子と寝たい。」「やだ、むっちゃんえっち♪」
俺は、頭に血がのぼった。
「んだ?この!!」ダッシュかましパンチを入れる・・・が、腕を捕まれ腹に腰を入れられ・・・・
一回転に・・・・・
「ズッカーン!」うげっ・・・・
こいつ、柔道出来るの?背負いされちゃった。
だけど、地面に打ち付けられる前に加減はしてくれたらしい。
見てた仲間も「シーン」となる。
「受け身あまり習ってないだろ?やばいからいくらか加減した。でも痛いだろ、」
「まだやるかい?」
「いえ、すいません・・・有り難うごさいました・・・・」
和・・いや、和さんを正直舐めてた・・・いさ君達に認められ、晶子が付き合う相手なんだから舐めて勝てる相手じゃないんだ・・・
和さんが言った。
「信男君だっけ?」
「晶子の事が好きだったんだって?ごめんって言うのもなんだけど、晶子は譲れないのよ。」
「それに悪いけど信男くん、セックスフレンドみたいな子いるんだって?それで晶子とは付き合える訳ないよな、」
「・・・はい。」言い返せないっす・・・
「その相手の女の子の気持ち考えた事ある?好きじゃない相手に体任せると思うか?」
「そう言うの考えられないなら晶子に好きにはなって貰えないよ。」
「その彼女健気じゃん?その彼女を大事にしなよ。俺ならそうする。」
美姫「そう言う事だよ。あんたはあたしみたいなのが合ってるんだよ。」
美姫かはにかみながら言った。
あれ?美姫って可愛いくね?・・・・・
実は、アレの相手っては美姫なのでした。
美姫「ちゃんと私と付き合ったら口でしてあげるから、帰ろ?」
その言葉で俺の暴れん棒はぎんぎんになった。
美姫の可愛さに気付き、美姫の奉仕で俺は美姫にメロメロになった。
・・・・結果、俺は美姫と付き合う事になった。
俺は、結局「猿」なのだ・・・・
自己嫌悪きっついわー・・・・・・
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後日、
むっちゃん先輩が晶子を迎えに来ていたので俺と美姫と晶子で先輩の所へ言った。
晶子はメットを被りすぐにCBXのケツに乗る。
「むっちゃんさん有り難うごさいました。」美姫が言う。
「おお、美姫ちゃん、好きな相手と付き合えて良かったな。」美姫の頭をポンポンしやがった。
ポンポンしたむっちゃん先輩を見る美姫の目がなんかキラキラ輝いてた気がする。
そして晶子はむっちゃん先輩にジト目だ。
やはりこの男、なんか好きになれない・・・・
手前味噌ながら、信男君シリーズは良く書けたと思います。
誤字や文法をチェックしていて昔を思いだし思いっきりニヤニヤしました。
最近はラブコメ要素強めですね。




