クリスマス集会
第45話 クリスマス集会
「むっちゃん、集会連れてって!」
「駄目です。あんな危ない所。」
「じゃなんでむっちゃん、そんな危ない所へ行くの?」
「総長に言われたから、」
「ずるいずるいずるい!美姫だって行くのにー・・・むっちゃん、今度お口でやったげるから、」
「あんた、何処でそんなセリフ覚えたの・・・」
「美姫に教えてもらった。なんか男の人が喜ぶんだって、」
うーん、
なんでこんなんなってしまったのだろう、色々な面で、
結果、晶子を集会に連れて行く事になった。
決してお口でしてもらえるからじゃないよ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのちょっと前・・・・
美姫「ちょっと晶子いい?」晶子「何?どしたのー?」
「あのさ、信男の事なんだけど・・・」「・・ひょっとして、付き合う事になった?」
「・・・呼び出されたけどむっちゃんさんの事聞かれた。」「あー・・・・」
実は晶子と美姫は前は仲が悪かった、それは美姫と信男は「関係」がありながらも信男が晶子を好きであったから、
ある意味逆恨みではあるが、そんな年頃である。
しかし、晶子が和にべたぼれし、「あたし、むっちゃんさん以外絶対にないから、」と言われ和解。
そこから美姫と晶子は仲良くなり、晶子は美姫の恋愛を応援しているのだ。
例の写真の件は晶子が写真を見せびらかせたかった面も勿論あるが、信男に晶子を諦めさせる要素もあった。
しかし、なんか変な方向に行ってしまってるみたいで・・・・
美姫「なんかね、信男がむっちゃんさんにタイマン挑むらしいよ・・・・」
「え?なんでそうなるの?」
晶子は和が弱いとは思ってはいない、が、信男は中学生ではあるが、若葉二中ではかなり上、クラスでは最強と言われている。
和は基本的平和主義であり、晶子に力を誇ると言った恰好付ける事をしない、
むしろ、「普通の世間のカップル」より私に甘々であり、たまに年下の私に甘えることもある。そこも可愛いと思う。
大好きな彼氏であるが為に私の方が数倍甘えているのだが・・・
ある意味「バカップル」だ。
晶子は和の事が心配になる。
「むっちゃん大丈夫だとは・・・思うけど・・・」
美姫「なんだかんだむっちゃんさんは強そうだから信男に勝っちゃうと思うのね?、その時に完全に晶子の事を諦められるように持ってってくれないかな?」
「あたし、外から見たら信男と仲が良いように見えたでしょ?知ってると思うけど私、信男の事が2年のころから好きだったからHしちゃってるの。」
「でも付き合えてないんだけどね・・・だからその辺をむっちゃんさんにダメ出しして貰えれば、と思って、」
「協力する!」
晶子は和と付き合う前に和に結構バイクで家に送って貰っていた。
じゃあ晶子だけかと言うと、晶子がいない時だが他の子を何回かバイクで送ってあげた事があるらしい・・・
その相手が美姫であった。
晶子にとってそれはショックな出来事であった。
晶子より美姫の方がスタイルは良いし胸はとても大きい。そして経験豊富っぽく大人っぽい。
そんな相手をライバルにするなら何とか信男とくっつけた方が良い。
巨乳をむっちゃんに近づけてはいけない。
何故なら彼氏のむっちゃんは「おっぱい星人」なのだ。
「晶子!揉まれると乳腺が刺激されて大きくなるから2人で頑張ろう・・」とか言ってすぐに触ってくる・・・
ふん、いつかお姉ちゃんも美姫も超えてやる!!
・・・・晶子は100%の協力を約束したのであった。
まあ、むっちゃんは可愛い晶子にメロメロなんで他の子に行く事は絶対ないんですがね・・・・・
「クリスマス集会は信男と出ることになってる。でも晶子が来ないと乗せないって、だから晶子もむっちゃんさんと一緒に出て?」
「それはなんで?」
「晶子にむっちゃんさんを倒すところを見せたいんでしょ?」
「えー?」
晶子は困惑した・・・
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またまた溝口家・・・
晶子はそれを和に話した。
「・・・だって?むっちゃん、」
「うーん、集会後って疲れてるのになー、若い子は元気だね・・・」
「むっちゃん年寄りくさいよ・・・」
「晶子さ、どうやって親にアリバイ作るの?」
「溝口家でお泊り会!美姫も一緒。」
「まあ、それが無難だな、なら、夜まで秋雄ちゃんちで待ってて?迎え行く。暖かい恰好しとけよ?寒いから、ま、連れてくしかないもんな、」
「むっちゃーん大好き!」
「んならちゅっちゅしてくれ、」
「なに?ちゅっちゅって?これ?」ちゅっちゅっ・・・
イチャイチャする2人であった。
晶子と別れ、バイトへバイクで向かう和。
・・・和は思った、「中学生のくせして付き合ってもない巨乳とやりまくるとはうらやまけしからん!そしてその癖晶子を狙っている所が気に入らねえ・・・・・」
彼女がいるけどその環境を妬んでしまいついついアクセルを開け気味になる和であった・・・・・
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そしてクリスマス集会当日。
俺は「陽光支部」な為、晶子を溝口家へ迎えに行き、そこから集合場所の市道直線へ向かった。
俺は結局トシから借りていた特攻服を購入した。
晶子は中学の制服にコートを羽織っている。スカートから延びる足の黒のタイツがなんかそそる。
ちなみに美姫や信男は若葉本部になるのでそのまま工業団地へ行くだろう、
「へー、陽光はここへ集まるんだー、」「そそ」
そんな事を話しているとだんだんとバイクや車が終結してくる。
そして陽光支部の約30台が終結した。
支部頭になって間もないトシが演説する。
「皆あつまれよー!!」
「今日からいさ君の指示で一時的に補佐してもらう若葉の和さんだからよ。皆、指示聞くようになー」
と言って俺を紹介する。
「笹川君の同期の和です。セブンの店員って言った方がいいのかな?あとフランクキャンペーンだから買ってな!」
皆が「どっ!」と笑う。
「演説っぽくないけど、よろしく、」
「んじゃ出っぞー、」
陽光支部+ゲストメンバーの30台が工業団地に向け出発するのであった。
「むっちゃん、格好良かった・・・・」
「いや、格好よい演説はしてないぞw」
「ううん、すごく格好良かった。」 俺の背にびたっと張り付く。
恋する乙女は盲目なのである・・・
俺と晶子はCBXにまたがり光の集団に紛れていった。
そしてその光の一団は若葉工業団地に向かった。




