僕は友達が少ない。
修学旅行も近づき我が2-Aも班決めが行われる事になった。
俺は何故か小中と修学旅行の時期になると友達と仲違いしてしまい、「余り物チーム」になっていた。
「前世」ではリア充班に入りなかなか楽しい修学旅行ではあった。
しかし、今世もそうなるとは限らない・・・・
原因はともかく、基地外の様にブツブツ呟きながら人を箱で殴る相手と誰が同じ班 になりたいと思うか、俺なら嫌だな。
でも、「男なら対マンだ」などと言うけど格闘かじった相手にそれは無理ゲーって物ですよ。
要は勝てば良いのです。相手が関わりたくなくなる位。
しかし、そのせいで他の人も関わりたくなくなってたりねー、
あからさまな「ヤバい先輩」に学校に送ってもらうファンキー野郎・・・・
先輩からも殴られる・・・・
まあ自業自得と言えなくもありませんが、
今の所、俺と班になってくれそうなのは千恵と水原。グレーが和樹と洋。8人で1グループなのでなかなかきつい。
その他は和樹と仲が良い野球部の真位だろうか・・・・・
下校前に先生が「修学旅行の班の件な、男子だけで八人ずつ4組、女子は7人ずつ2組。班長含め来週末までに決めて班長は班のメンバー書いて先生に提出な。」「紙は班長に決まった人が取りに来る様に、」
「えっ?男女ペアじゃないの?」「バカ言うな、宿の部屋決め面倒くさくなるだろ?」
ごもっともでございます・・・只でさえ女子が少ないこの学校。男女混合は不味いです。
考えれば分かるのにねー・・・
俺も記憶間違いでさ、班で動く自由行動変な事してなくなってたの忘れてたのよ。
思わず千恵とお互いを見合っちゃったわ。
と、言う事でいきなりピンチな訳です。
このシチュで誰かに「班組もーぜ」とは言えません。
まあ、仕方ないから自然に任せて売れ残りの俺を拾って貰う事にしました。
またですよ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
俺がタイムスリップして3ヶ月、テキ屋、暴走族、バイト、彼女作りと色々しましたが、行動が思いっきりぶっ飛んでいました。
「俺、まずはクラスの仲間から仲良くするべきだったんだな・・・・」
ちょっと後悔がよぎります。
不良がどんどん「経験」を積めば積む程「真面目に生きてる奴」「普通の高校生活」を送ってる人達と何故か距離を置いたり下に見たりします。
転生前の俺はそう言う奴だったのです。
しかし、年を取った前世の俺は知っています。
世の中はそんな普通である人や真面目に生きてる人が回しているのです。
転生して勉強するだけじゃなく、彼女を作るだけじゃなく、友達も作らなきゃ行けなかったのです。
世の中にはヤンキー漫画があふれています。しかし、そのヤンキー漫画に「ぼっちの主人公」なんて居ません。
ある意味俺は脇役人生を歩んでいた訳です。
が、今さら真面目になれる訳ねーべ(笑
これからの課題は「人に優しく」か、まるでブルーハーツの歌だな、そうか、パンクに生きるのか!
と、馬鹿な事を考えます。
てか、急に態度変えるだけでまた「やっぱむっちゃんヤベーや・・・」ってなるに決まってるじゃん、
周りは班組みで熱心な中、一人ポツンと机に座り考える俺でした。
・・・千恵、良く俺と付き合ってるなぁー・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
俺と仲良くない小学校から俺を知ってる勝が声を掛けて来ました。
例の「俺を良く思ってない一人」でありクラスでは目だった存在です。
うちのクラスの「不良の名前を挙げろ」って言えばこいつか和樹が真っ先に出るでしょう。
有ること無いこと流した一人てクラスの遅刻早退No1で学校の派手な女子と仲が良いのがタチの悪い所です。
「むっちゃん、また一人かよ(笑」「あ?!」
人は年を取ると経験と言う年輪を重ね人生も深化して落ちついて行くと言います。
いわゆる「悟り」みたいな物でしょうか?
それは嘘です。世の中自分の衰えを知らず、自分の力を過信して我が儘になって行く「ジジイやババア」だらけなんですよ。
所謂「老害」です。
「あーはなっちゃいけねーよなー、」とか言いながらそっちに引っ張られがちなのです、何故か分からないけど、
その感情は俺の中にまだあるのですよ。
でも、勝はそんな俺を知りません・・・
勝の中での和は「使えないままの兄貴が居なきゃクズの和」のままだったのです。
メキッ・・・俺の右手が炸裂しました。
まさかチキンと思っていた相手からいきなりパンチ食らうとは思わないでしょう。
ましてや喧嘩に武器使わなきゃ何も出来ない卑怯者と思ってた訳ですから、
モロに顔に入りました。
あー、やっちゃったー・・・・・
そうなると次はどうするか?
正解は「パンチで体制崩れてる所を横蹴り、その後うずくまった勝に蹴りを入れる」です。
俺はそんな感じでケリを入れます。
机が「がらららら」と大きな音を立てて乱れ、不意打ち食らった勝は床に倒れます。
俺は床に蹲る勝の腹目掛けて蹴りを入れました。
「冷静になれ、熱くなんな・・・」・・・・と頭で考えながら、
「勝?なに?」俺は笑顔で勝に話掛けます。
また蹴り。
静粛が教室を包みます・・・・
物音を聞いた廊下の学生が足を止め先生が急いてこちらに来ます。
「おい!何やってるんだ!!」
先生は怒鳴りながら俺を止めて俺は先生に制服を引きずられながら生徒指導室へ、勝は他の先生に別室へ連れて行かれました。
勝は俺に手を出していません。
俺は1ヶ月の停学になり修学旅行に行けなくなりました・・・・・
想像って凄い物ですね。自分の頭でストーリーを考えて結論を大体決めてこれを書いたのですが、書いて行くうちに違う方へ進みました。
正直この結末になるとは真面目に自分も思っては見なかったです。




