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意外と・・・・

  ・・はあ、話に夢中で三宅坂JCTを通り過ぎてしまった・・・


しかし、他の奴らには言わなければ分からないので言わないw


土曜日とは言え首都高は順調には流れない・・・・


そして「重ステ」「ブレーキもクラッチも倍力装置のない」車なZだけになかなかつらい・・


「やっぱ検問きついからか改造車見ないな・・・・」


「まー、料金所全部検問で夕方過ぎれば入り口全部だからなあー・・・」


今考えれば良くあんなに警察も人員がいたもんだわ・・・


そしてそんだけ出動になってれば改造車に対してイライラもするだろな・・・


ましてや令和ぜんせいみたいに晒される事もなく警察への畏怖もある時代なんだから。


そんな事を考える。


助手席の晶子と後席の和希の彼女の”里香”は、「あー!東京タワーだ!」と楽しそうだ。


まあ三宅坂通り過ぎたから見えてるんだけどねw


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


車は三宅坂から新宿線を通り中央高速向かう。富士は東名がメインルートだが中央道からも行ける。


ここまでで検問をクリア出来たであろう車はいじってないフルエアロ程度の改造の車だけで「出っ歯」「竹やり」「ワークス」等の車は排除されている。


多分だが、竹やりを分割で現地で組み立てられる様にした「えせ策士」もいただろうが、


「はい、トランク空けてー」


「これは凶器じゃないか!没収の上始末書書いてね♪」


・・となるからな。鉄パイプは、


良くて現地で消音機抜ける仕様・・ってとこか。


まあでもこの頃の音量規制は非情に甘く、近接100デシベルでも通っちゃうと言う規制であった。


「ある程度煩くてもOK」って事だろう・・・


ソアラやマークII、クレスタ辺りのエアロ車。たまにSA22CのRX-7のフルエアロなんかも見かけるようになった。


RX-7なんかはエアロを組むと滅茶苦茶格好良くなり、ロータリーの独特の甲高い排気音が「プゥワーファン、パァアー・・」っと良い音を立てている。


よくあれで検問が通る物だと思うが、それ程までにRX-7のエアロは自然な形になりながらも格好良くなるのだ。


トヨタ系の車もそうで、エアロパーツ装着後の自然さがある。


逆に日産の430やジャパンから前の車はどうしてもデザインのせいでエアロを付けても不自然でいかにも「改造しました!」って感じになる。


そして、エアロよりも派手な改造が似合ってしまうのが「男!日産」の車であった。


初代レパードやR30スカイライン、Y30セドグロあたりはエアロも似合えば派手系も似合っててそうでもないけどね・・・


ついでに言えば俺のもイメージで「240Z」の改造なのでかなり自然で挙句に小豆色だけにまあ目だたない。


車に張ってる初心者マークは目立つけどなあ・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


車はどんどん西に向かうが三鷹料金所、八王子料金所と検問検問の嵐である。


おまわりさんの検問を受けながら毎回同じで「合法です。」「違反の根拠となる保安基準を教示してください。」「あと、一応念のためやり取りを録音させてください」


と令和仕様でジェントルに対応してパスしているw


その対応してるとたまに警察官が集まって来るけどね・・・・


女子のトイレの件があるのでPAには結構寄っているのだが相変わらす改造車はあまり見ない。


ちょっとB県ナンバーのソアラとクレスタのチームっぽい人達に声を掛けてみた。


「すいません、富士の方へ行かれる方ですか?」


「おー、そうだよ、Bから来たんだけどよ、検問ひでーなw」


「うちらはAです、で、やっぱ検問のせいであまり改造車見ないんですかねー、」


「おー、うちらのチームも2台検問で捕まってこうなってるんだわw」


「あー、やっぱり。」


「これ現地行っても警察煩いから集まってねーかもなあw」


「ですねー、有難うございました。」


「ん-どうせだから一緒に行くか?」


この2台も女連れであり俺らの彼女達に何かはなさそうだ。


「ならご一緒させてください。」


「おー、宜しく。俺らは水郷レーシングの江田と越川だ。」


「水郷って・・・殺戮ある所ですよね、和樹、霜月君知ってそうだな。」


「おー、霜月か、俺らの1個下のだろ?俺れも元は殺戮だし頭の宮村とか良く知ってるよ。」


「うちらは陽光の石沢と上水の川崎です。後ろが俺らの彼女ですね。」


「よろしくー」


「おー、こちらこそ・・てか、彼女わっけーな、うちらのとは・・」


・・と言い江田さん達は江田さん達の彼女に軽く叩かれていた。


「んじゃ出てそこの左にハザードかましとくからそこに後から付いて来て?ちなみに車何よ?単車じゃねーよなw」


「まさか、マルーンのAナンバーの30Zです。」


「おー、分かった。待ってるわ。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


不良=会ったらいがみ合う・・・・・てのは無かった訳ではない。しかし、現実には社交性の高い人間も多く、知り合い同士やなにかの縁があった場合などはすぐ仲良くなれる事も多かった。


しかし、そうではない場合もあり、ある程度の危機感は持っていないと駄目であった。


今回の場合、相手が彼女連れ、


B県ナンバーで「水郷」と言う地名のカッティングシートでのチーム名があったため、悪霊OBだろうと言う事を読んだ事、


うちらと人数が変わらない為、問題があってもある程度対処出来る事、


で、声を掛けた&合流する事にしたのである。


車を発進させハザードを付けた2台の後ろに付け、江田さんの所へ行き声を掛ける。


「後ろの車です。まあはぐれたらはぐれたでいいんで宜しくお願いします。」


「・・・・また俺らの1個下なのに渋いの乗ってるなー・・・おっけー、んじゃいくべ、」


スーパーホワイトに水玉のフルエアロのソアラと61クレスタの後に付いていく。


「ぼーっぽっぽ・・ぼーっぼっぼぼっっぼぼっぼっぼー」


4輪のマフラーの音ってのはバイクと違って籠った音がする。


エンジンの排気が2000ccでターボなしなら50パイで上等なのだが世間では大き目のパイ数のマフラーが多かった。


なので排気が抜けすぎでそうなるのであった。


普通はそれで低速トルクが落ちるのだが、ATでインジェクションなソアラやクレスタはさほど問題がない。


Zの場合はマニュアルでキャブの為にあからさまに低速が駄目になるので50パイであり、キャブのジェットも大きめにしてある。


軽めのフライホイールにもしてある為に・・・・


「ファーッファッファッ・・・」と切れ気味に吹ける。


ちなみに追い越し車線に行き江田さん達の横に付けて吹かしていたw和樹が箱乗り気味に手を振りながら・・・


当時世間ではDOHC(ダブルオーバヘッドカムシャフト)が高性能と言われていたが実際にはまず吸気と排気を適正に効率よい物に替えた方が早くなった。


現にこの頃のポルシェ911は4バルブのDOHCではないただのOHCの2バルブで236馬力を出しており240キロの最高「巡行」速度を誇っていた。ちなみに「最高速度」ではない。


なので、ボディが軽い事も相まって俺のZは「そこそこ」早い車であった。


そんな3台でランデブーしながら談合坂を超えて河口湖で降りる。


そこからは高速が高い事と下道でも混まない事、途中給油のために下道で向かう。


流石に富士が近くなってきたので改造車が目立ってきた。


しかし、「富士山と族車」ってのは何故違和感がないのだろうか・・・


あれだ、日章塗装のせいだ。て事は日の出が揃えば完璧だな・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


富士には到着した・・・が改造車は当然の如く迫害されておりそれなりに台数はいるものの俺的には「集会」よりは楽しくなかった。


集会は何だかんだ地元の人の集まりである事に対し、グラチャンは不特定多数の集合だ。


改造車の集まりの様になった「グラチャン」(レースに参加する訳ではないが・・)だが、社会問題化された事、集まるのが地元のPAになった事、検問の強化で派手な改造車が居なくなったのだ。


中には「トレーラー」で改造車を運ぶと言うまさしく「レース車」まがいの事をする猛者もいたが・・・


実際にそのせいで富士スピードウェイの廃止議論まで起こった位だからね・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「うーん、むっちゃん・・・帰るか・・」


「折角だから富士急行ってから帰るべよ。あそこ絶叫マシーンすげーぞ!」


「「いくいく!いきたーい!」」


「なんか女子がいくいく言うのはえっちっぺーなw」


「おー、夜もいくいくいわせてんだろ?和樹!・・・とかいって和樹がいくいくいってたりなww」


「それむっちゃんだろーがよwww」


「男って本当そう言う話好きだよね・・・・」


江田さん達にお礼を言って帰る事にする、


「江田さん、ありがとうございます。江田さんが言った通りでしたね。」


「まあ、時代の流れ・・・だべな、」


「んじゃ富士急行って帰ります。んじゃ失礼します。」


「おー、気を付けてな。」



っと挨拶をした後に富士急へ寄って遊んで帰った。


ちなみにあのでっかい乾燥機みたいにぐるぐる回る奴。


あれ遠心力でめっちゃ気持ち悪かった・・・・・




ちなみにその後、2カップルが夜の方でも”いくいく”言ったのか言わせたかは内緒だ。


















最近多忙&ネタなし(あるけど書けない奴)で更新遅くなってます・・・・



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