表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界から引っ越してきた聖女です。  作者: 金木犀の夢華


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

151/599

咲耶とご満悦のカザミ



「ん〜。満足した。やっぱりすき焼きは最高じゃな!」

「本当に、クルード殿が好物と言うのがわかりましたぞ。しかし、今宵の食事で酒が呑めないのが残念でなりませんな……」

「全くじゃ。」


2人が見つめる先には、カザミの姿がある。だが今回カザミは、晩酌に酒を出す事はなかった。


「アンさんら、ウチを置いて食事をしたんやから、一晩くらい我慢したらいいんや。それが出来んようなら、酒は今後無しやで?」


カザミは少し拗ねていたのだ。せっかくギルドで得た情報を持ち帰ってきたというのに、自分を置いて騒いでいたクルード達。少しくらい待っていてくれても良いだろうに、と捻くれた思いから、晩酌を出し渋るのだった。


「あー、最初は待とうとしていたのですがね。ですが、あまりにもクルードの腹の虫が凄すぎてですね、見兼ねた咲耶様が出してくださったのですよ。」

「うん、ごめんなさい。」


そう言ってお詫びの印として、キッチンの所からカザミにだけお菓子を持ってきた。


「これは…プリン」

「そう。すき焼きを作っている間に、冷やし固めて置いたの。お詫びにはならないかもしれないけど、良かったら食べてみて?」


差し出されたスプーンで人匙すくい、口に運ぶ。

優しい甘さとほろ苦いキャラメルがいい仕事をし、とても美味しいプリンだった。

何よりカザミを満足させたのは、物欲しそうに見つめる他のメンバーの視線だ。


「ふん、そんなに見つめても分けてあげまへんわ。こ・れ・は・ウチのもんや!」


ニンマリと笑いながら、1人ゆっくりと堪能するカザミだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ