表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

83/91

迷い鬼⑤

鬼を食べる人である祖母に代わったものは私の最も恐れる真実を口にする。

私が何とか自分を保つことができたつたない言い訳、人造とは自分の至らなさへの言い訳。

私は人造人間ではない。私は最初から鬼だったし、人にはならなかった。

私は人造魔法使いではない。私は母と祖父を喰った。向こうから口に入ってきた、けれど味わった。

私は人造教祖ではない。育ての父と兄と弟たちは私をみてずっと怯えていた。私は「あなたたちには感謝している。恐れる事は何もない」と諭したのだ。その次の火に育ての父と兄弟たちは死んだ。

「あなたは、人造人間ではない。あなたは人間。鬼と人の区別なんてこちらの世界にはない。あなたは人造魔法使いではない。あなたはあなたの母と祖父二人に守られた人。あなたは人造教祖ではない。あなたは自分のできる限りの思い出、苦しむ人に道を示した。」祖母は泣いている。私は笑っている。


私は1枚のお札をとりだす。


祖母はなんにもわかってはいない。


私の死んでしまった育ての父はある宗教の国内の有力な寺の住職だった。

世界に二つしかない総本山はこの国には無く、どの国にでもある本山、国内の5か所のうちの一か所を預かっていた。


未来も過去も全ての人の記憶を引き出すことのできる者が開祖であり。

リトリーバーと呼ばれている。

だからいつか私がすべてを思い出すから安心していきよという教義だ。

その能力はともかくとして実在の人物である。

その宗教では信仰を妨げるものを鬼と読んでいる。


妖怪じみた意味合いは布教のための改変であると教わる。


どちらが嘘であろうか、私は何もない空間から一枚のお札を取り出した。


リトリーバー、まぁ外の世界の魔術師協会会長、和音の師匠の1人のブランドンなのだが、鬼が和音の中に生まれた時に退治するために暴走する御守りを用意していた。


恐ろしい精霊に襲われた男

恐ろしい呪いにさらされた女

子供が一人で入るとと2度と出られないといわれる森に迷い込んだ少年。

K〇6を飲んだ人(鬼)


呪いによる死を抑える代わりに恐怖を与え続ける。

そして時代を超え受け継がれる御守り、お札の中央に埋め込まれている。


私の鬼としての力を抑え続けてきた。

生きるためそうしたのだ。

私を食べに来た祖母はずっと私を食べられなかった

私の鬼としての力は御守りの護符に抑えられ無いに等しかったのだから。

けれどどうやらそれお限界のようだ。


私には二つの道がある。


護符を捨て祖母に食べられる。

そして・・・

























評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ