元チーター、好意を寄せられる(トワ・リタ編)
ボクは何時からユーマ君の事が好きだったのかな…?
彼と出会ったのは、魔戦学院・初等科に入る少し前…ボク・トワ=ヴィレッブはこの特殊体質:神色の染毛のせいで当時から奇異の目に晒され、友達もいなかった。
…そんな時に彼と出会ったんだっけ。
彼はそんな私と友達になってくれた同年代で"唯一の男の子"だった。
それから数日経ち、魔法や魔術・魔技等を学ぶ魔戦学院の初等科の入学式で彼と再会して、セブンちゃんとナインちゃんとも友達になった。
時は経ち、私達も大人になった頃には、彼の事は既に好きだったんだと思う、多分セブンちゃんとナインちゃんもそうだろうな、とは思ったけど、彼女達は彼と兄弟だから…とズルイ事を思ってしまっていたが、その頃には姉のリタも彼の事が好きだったという事を知り、その頃からだろうか?ボクは人懐っこい(特にユーマ君には)と言われる事が増えていったのは。
私は、何時からユーマ君に恋をしていたの…?
ユーマ君は時々トワがうちに連れてきて、魔戦学院の宿題やら、うちにある本を一緒に読むやらしていた。
私・リタ=ヴィレッブは魔戦学院・初等科の頃から話とかする相手もおらず、学院でのお休み時間中はずっと学院の図書島にある図書塔にいた記憶しかない。
そんな私に話かけてくれた同年代で"唯一の男の子"が彼…ユーマ君だった。
人とあまり話さない私だが、何故かユーマ君とは本や勉強の話をする仲となり、私もユーマ君と家でも本や勉強の話をするようになった。
そうして大人になった頃にはユーマ君に惹かれていた自分に気がついていたんだ、同じくユーマ君の事が好きだったセブンちゃんとナインちゃんはユーマ君と兄妹だから…とその時は思ったが、彼女達はユーマ君と本当の兄妹じゃないと知って…更に妹のトワもユーマ君の事が好きだし…と思ったら、そう思う度に胸がズキズキ痛んだ。
セブン・ナイン・トワ・リタ(そうか、これが恋なんだ…)
ヒロインの幼なじみちゃんの恋心を抱えた過去編、今回はトワちゃんとリタちゃんです。初連載で性格がバラバラの四人の恋心を、それも全くそんな話が無い僕が描くのは正直、苦労しました。(恋愛系ものを履修しておいて良かった…)その上、深夜に書いた内容なのでおかしい箇所があるかも分かりませんが、良ければ感想をいただけると嬉しく思います。




