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推しゴト!!  作者: 朱音小夏


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6/10

episode5

「ここが僕らの家です。どうぞ、上がって下さい。」

「...お邪魔します。」


5人に連れられ彼らの家へとやって来た美幸は、晴に促されるがまま、家の中へと足を踏み入れた。「ここがLUMINOUSの家...」と緊張した面持ちであった美幸だったが、リビングを見た瞬間にその緊張は姿を消し、固まった。いくら白田が手を加えていたとは言え、5人の男子が暮らす家だ。仕事をしている男性1人が面倒見切れる訳がない。その為、リビングは汚部屋の一歩手前であった。


「こ、これは...」

「...いやぁ...。普通に生活していただけなんですが...。」

「別にこれくらいなんて事ねぇだろ。な?」

「ま・さ・か。各自の部屋もこんな有様なんじゃないでしょうね...?」


美幸は黒いオーラを纏い5人を問い詰めると、5人はビクリと肩を跳ね上げた。


「ちょっと失礼しますね!」と言うと、美幸は各自の部屋を一つ一つ見て回った。流石のマネージャーも個人の部屋までは管理出来なかったようで、どの部屋も散らかり放題であった。


「あ、あの、美幸君?」

「おい、どうした?」


美幸はピキりと額に血管を浮かべさせると大声で、


「至急!大掃除を決行します!これは決定事項です!異論は認めません!!」


と宣言したのだった。その宣言に5人は「えぇー?!」と声を上げるが、美幸は問答無用!と彼らの尻を叩いた。


「さぁさ!早く始めないと日が暮れますよ!ホラホラ!」


そう美幸にせっつかれると、5人は渋々と言ったように大掃除に取り掛かった。美幸はそれを見届けるとリビングの大掃除を始めた。男子5人暮らしだったからか、料理をした形跡は無く、インスタントやコンビニ弁当の残骸ばかり。美幸は喜子が言っていた事を思い出した。これは本気で食生活を見直さなければ...と考えていた所に晴がリビングに姿を現した。


「美幸君。僕の部屋は掃除終わりましたよ。」

「あれ?晴さん早かったですね。」

「僕は日頃から片付けしてましたからね。リビングの掃除手伝いますよ。」

「ありがとうございます。助かります。」

「本当はリビングも白田さんと一緒に片付けてはいたんですけどね...。片付けた端から4人が散らかしていってしまって...。」

「あはは...。」


美幸はその様が目に浮かぶなぁ、と思いながらリビングを片付けていく。そして2時間が経とうとした時、他の4人もリビングへ姿を現した。


「ウィース。終わったぜー。」

「翔汰さん。そのままトイレ掃除お願いします。」

「ゲッ!」

「疲れたぁ...お菓子ぃ...。」

「澪里さんはお風呂掃除を。」

「えぇー...。」

「終わったよー。」

「聖さんは廊下と玄関を。」

「分かったー。」


こうして、この日の内にシェアハウスはキレイな姿に戻ったのであった。

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