表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
推しゴト!!  作者: 朱音小夏


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/67

episode23

差し入れを持ち事務所のレッスンスタジオに着いた3人はレッスン部屋の中へと入って行った。そこでは翔汰を除いたメンバーの4人とマネージャーの白田、そして丁度様子を見に来ていた喜子が揃っていた。美幸達が入って来たのに一早く気が付いた澪里が、「ヨシくーん!」と抱きついてきた。


「どうしたの、こんな所に!あっ、打ち合わせご苦労さま!」

「ふふっ。ありがとうございます。これ差し入れです。」

「わっ!ここのドーナツ食べてみたかったんだぁ!ありがとう!」

「わざわざすみません。」

「いえいえ!皆さん頑張ってらっしゃるので、これくらいさせて下さい。」


皆はレッスンを中断すると美幸達の元へとやって来て一つずつ取っていった。


「姉さんと白田さんも。良ければ。」

「あら、良いの?」

「僕まで良いんですか?」

「人数分あるので。食べないと翔汰さんが食べちゃいますよ?」

「おい。なんでオレなんだよ?!」


翔汰がそう反論するとその場の全員が笑い出した。


「ホラホラ。皆食べたらレッスン再開するわよ。翔汰は着替えてらっしゃい。」

「ウィッス。」


翔汰は残りの一口のドーナツを口に放り入れると着替えをしに一度スタジオを後にした。


「ねーねー、打ち合わせどーだったー?」

「...変わった人でしたね...。あはは。」


美幸は森を思い浮かべると乾いた笑いを漏らした。


「でも、森氏はこの道では有名なデザイナーだからね。私の最大限のコネを使ってモデルの仕事をウチに持って来たのよ。」

「コネ?」

「森氏...花ちゃんは私の高校の頃からの同級生なの。結構仲良かったのよ?」


喜子の"花ちゃん"呼びに、会っていないメンバーはあまりピンと来ていなかったが、美幸と黒川は「あぁ...花ちゃん...」と何故か納得してしまった。


「でも花ちゃんはこだわりが強いからモデルを見る目はなかなか厳しいってもっぱら噂だったのよ?それを一度会っただけで...。やっぱりウチの子達は優秀ね!」


「撮影には私も同席するから。」と喜子が言った時、着替え終えた翔汰が戻って来た。


「それじゃあ、レッスンを再開しましょう。美幸は見学するならコッチに座りなさい。」


初めて見るアイドルのダンスレッスンに美幸は興奮を隠せず、食い気味に見学するのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ