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私の魔術は使いにくい  作者: ロミ


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う○こ3段活用

本日2話目の投稿です。短いです。

 



 それからのエリナ姉の行動は早かった。


 まずは、魔鳩でマーギン商会へ連絡。

 ハメネイ国にる従業員を、ハメネイ国のダンジョンに集合するように要請。

 追加で、バクシューレツ国からC級以上の旅ができる冒険者多数と一緒に、土木業者、林業者も多数連れてくるように要請した。



 あれから、元砂漠だった草原を突っ切り、元砂漠の真ん中に現れたハメネイ国のダンジョンに到着。

 移動の間、元砂漠だった場所に魔物は一切いなかった。たぶん異変種スライムに溶かされてしまったのだろうとエリナ姉は話していた。


 ハメネイ国のダンジョン1階層は、レンガ造りの古代ローマの大宮殿みたいな遺跡。

 その遺跡の中を罠におびえながら進む1階層らしい。

 人っ子一人いない。不人気にもほどがある。


 そんな事お構いなしの私とヨハンとエレナ姉。

 1階層の入口は大きく、入口すぐは天井が高い大広間。

 ここだけ、使えたらいい。


 まずは、女神の石臼を取り出し、牛、馬、豚、鶏、うさぎ、イノシシなどの草食動物を何十匹も出す。

 それを、ダンジョン前にいる、ストーム副騎士団長達に渡し、動物を放牧。

 そう放牧。放牧した草食動物は異変種スライムが変化した草花を食べる。

 食べたら、う○こが出る。う○こは肥料になる。


 異変種スライムの草花は大地に根付いたが、普通の作物は、太陽の光と、水と、肥料が必要だ。

 今の元砂漠には肥料がなかった。


 そこで、う○こ。


 う○こは他にも、虫をおびき寄せる。

 植物は、ふかふかの土と光合成と受粉が必要。ふかふかの土にしてくれるのも、受粉してくれるのも虫だ。


 う○この中には、種が入っている。

 動物がう○こするたびに、新たな植物が目を出し、草原を維持、拡大してくれる。


 これで、う○こ3段活用。


 次に、女神の石臼から出したのは、加工さえれた材木。

 豊臣秀吉が築いた一夜城みたいに、建物の一部、木材を加工、組み立てた状態で、女神の石臼から同じ形のパーツを何個も出した。

 そのパーツを、元砂漠に土木関係者が運びだし建設する。

 同じパーツだから、慣れてくればスピーディー。どんどん仮説住宅が建っていく。


 林業の人に、ある程度育った木を、オアシス周辺に植えてもらう。

 木は、日陰になるだけでなく、有機物を蓄積し、新しい土壌のエリアを作り出すのに役に立つ。


 C級以上の冒険者は、護衛の役目。

 よからぬ事を考えたり、働いている人に危害を加える輩がいないとも限らない。


 それぞれが、役割をきちんとこなしていると、ハメネイ国の住民が帰って来た。


 マーギン商会員の伝手を使って、数多くの人に声掛け、「難民になるぐらいなら、新たな土地で田畑を耕さないか。当分の間の、衣食住は保障する」

 皆、騙される可能性も考えたが、藁おもすがる思いで、元砂漠にやって来た住民達だ。


 新たな土地で、畑を耕し、家族で暮らせる。

 食うに困って、兵士になった農民も、家族の為に出稼ぎに行っていた父も、兄も。身売りされそうになっていた娘も。一緒に食事ができる。生活できる。


 国民の不満が軽減すれば、過激派の戦争したい連中も、攻め入る理由がない。

 兵士のなりてもない。

 いつも間にか、ハメネイ国の紛争は終息していった。









紛争、難民からの、う○この話。平和は身近なう○こから。

これで、紛争編終了です。

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