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私の魔術は使いにくい  作者: ロミ


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いいじゃん。

とても短いです。修正→私が噛みついている物体も無敵。を追加しました。

本日2話目の投稿です。

 



「めっちゃよく寝れた~」




 最近快眠なのは、これのおかげ。


 ”おしゅぶり”


 子爵へ出立時、兄嫁からもらったものだ。


 始めは、すんごく抵抗があった。だって私11歳だよ。赤ちゃんじゃないし。

 おしゃぶりを咥えて眠るなんてと思っていた時期もありました。


 私の魔術はアイテムボックス。

 物を入れる時は、アイテムボックスに入れる事を意識して噛みつき吸い込む。

 物を出す時は、指を口に入れて、取り出す物をイメージして吐き出す。

 物を入れる意思も、出すイメージもせず、噛みついたり、指を入れると、魔術はアイテムボックス展開中とみなし体は無敵になる。

 正確にはダメージを喰らわない。刃物も火魔法も当たった感触があるだけだ。

 でも感触はあるとゆうことは、痛くないけど投げ飛ばされる。誰かが私を持ち運ぶこともできる。

ちなみに、私が噛みついている物品も、無敵になる。魔術のアイテムボックスは、入れる物と認識するらし。


 バクシューレツ国への長旅で、夜間、魔物が襲ってくる恐れのある場合は、おちおち爆睡はできない。

 身の安全を守るため枝を咥えて寝ていたが、いつの間にか枝を落としていたり、口の中に入りすぎて嗚咽するときがあった。

 そこで兄嫁からもらったおしゃぶりの登場だ。


 おしゃぶりの歯と、舌をやさしくなでる弾力。唇の形に合わせたフォルムで落下防止。

 咥えているだけで安心感。寝ている間、一度も落ちず、ズレない優れ物。


 世の中の赤ちゃんを虜にする理由がわかるよ。






 ヨハンと一緒に、悪質な旅団に追われ、魅惑のあじさいの中で、一晩を過ごした時の事。


「・・・・。キスグ何咥えてるんだ」


「ん?おしゃぶりだよ」


「・・・・。おしゃぶり」ヨハンが呆然としている。


「兄嫁から出立の時もらったんだ。これを咥えてるときは、私無敵なんだよ。

 安心感が違う。いいでしょ、あげないよ」


「・・・・。」ヨハンはジト目だ。


「でもね。11歳だから、ちゅぱちゅぱ吸わないように、気を付けてるよ」






 ヨハンは痛い子を見る目で見てたけど、背に腹はかえれない。

 私の生命線 ”おしゃぶり”。いいじゃん。







アイテムボックスの再度説明回となりました。

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