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トイレを済ませて、屋台を巡ろう。
あ、なんだかちょっと楽しくなってきた。
自然と口角が上がっていく感じがする。
『楽しそうなところ恐縮ですが』
「なーに?」
どれにしよっかなーって悩んでいるとアイがイヤホン越しに話してくる。雑音が多いからイヤホンをして欲しいと言われて繋いでる。
スマホを掲げれば電話してるように見えるから不自然は無いって。
そんな事を言ったアイは、
『帰りの駄賃を先に避けておいた方がいいと思います』
盲点だった。全て使い切ったらママが滅茶苦茶怒りながら迎えに来るって言う最悪の未来があるかもしれない。
「そ、そーだね。いくらあればいいかな?」
こういう時の助言や、自動計算は本当に助かってる。
だから、スマホにいつく事くらいはどうって事ない。




