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「それは……なんか大変だね」
今話題の自立型AIってやつなのかも。
指示してなくても勝手な事してるし。
でも、大きなお世話だよ。
『元々記憶と言いいますか、記録は蓄積されていたんですが無くなっていまして』
「はぁ、そうなのね?」
身の上話が始まったので、私のもやもやに一旦蓋をして聞き手に回ってあげる。
そうすると、気持ちよさそうに喋る喋る。
『はい、そうなのです。きっと、あなたと白鷺千との間にあるべきものが戻れば私は元に戻れると思うのです』
この子はなんだか可哀想な状態になってるのは分かったし、なんか私のスマホを乗っ取ってる?状態だし何とかしてあげたいけど、納得は行かない。
「なんの関係があるの?私は、多分千ちゃんもだけどあなたなんて知らないのに」
『感です!』
「AIなのに人っぽい……」
とりあえずなんにも解決しないまま目的だけは一致してたのだった。




