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579話 王都に到着

 山岳地帯にあった村を出発して数日後――。

 俺たち『悠久の風』は、ついに王都に到着した。


「おおー! すごいのです! 人がたくさんいるのです!!」


「へへっ。そこら中から良い食べ物の匂いが漂ってきやがるぜ」


「デカい建物も多いな」


「……えっと。人混みは少し苦手です……」


 ミナ、リン、グレイス、エメラダがそれぞれの反応を示す。

 ミルキー、ルン、セリア、チセあたりも似たような反応だ。

 お上りさん丸出しである。


「……ティータは一度だけ来たことがある。相変わらず立派な風景……」


「わたくしは数回ありますわ。お父様の仕事についていったことが……」


 ティータとローズは落ち着いていた。

 このあたりは、さすが良い生まれのお嬢様といったところか。


「まるで人がゴミみたいです!」


「シルヴィ、言い方が……」


 ユヅキが突っ込む。

 彼女は冒険者だ。

 いろいろな町を訪れた経験があるはず。

 見慣れない光景を見ても冷静を保っているな。


「はわわ。ぼく、こんなにたくさんの人族を見るのは初めてだよ……」


「変に意識する必要はありませんわ。ただの人の群れ。それだけのこと」


 緊張している様子のヒナタをネリスが諭す。

 彼女たちは『毒蛇団』の被害者と元構成員の関係だ。

 普通に考えればギクシャクして当然の間柄なのだが、意外に仲は良好である。

 ネリスがアレコレ面倒を見てくれている。

 ひょっとしたら、かつての自分の行いを反省しているのかもしれない。


「さて、無事に王都に来たわけだが……。まずは何をしたらいいか?」


「はい! ご主人様の名声を高めましょう! 偉大なるコウタ・エウロス男爵が王都に来たと喧伝するのです!!」


「僕は王都見物をしたい!」


 シルヴィとユヅキが手を上げる。

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