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1056話 商会の少女-4

「さ、さすがは領主様です! ワイバーンのような上級の魔物を狩っても、平然とされるなんて……」


 少女は目を輝かせる。

 彼女には、俺に対する憧れのようなものがあるらしい。

 別に、俺はそんなに大した人間ではないのだが……。


 俺と少女は、しばらく情報を交換していく。

 そして、彼女は不意に何かを思い出したかのように切り出した。


「そう言えば、領主様。あの子たちはどうしていますか?」


「あの子たち……? ああ、あいつらか」


 俺は思い出す。

 開拓団に参加した6人の孤児の少女たちだ。

 彼女たちは何か特技があるわけでもなく、開拓地で何かできる仕事を探していた。

 商会のところにも仕事を求めて相談にきたらしいが、孤児にできるような仕事は限られていた。

 そのため、俺のところに話を持ってこられたのだったな。

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