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1025話 エウロス子爵領開拓団-12

「一応言っておくが、俺の女に手を出すなら――」


「い、いえ! そのようなつもりは毛頭ありません!!」


「本当か? 口では何とでも言えるからな」


「本当です! ど、どうかご容赦を……。あなた様の女性に、手を出すことはありません!」


「ま、ならいいんだがな」


 俺は彼に向かって言う。

 ミナとミルキーは俺の女だ。

 彼女たちに手を出すつもりなら、相応の覚悟をしてもらわないといけない。


 まぁ、彼が彼女たちに手を出そうとしたのは、その素性を知る前のことである。

 過剰な心配は無用か。

 俺はSランクパーティ『悠久の風』のリーダーにして、個人ランクAの強者で、平民から成り上がったコウタ=エウロス子爵である。

 そんな俺にケンカを売る命知らずは、そうそういないはず。

 腕利きの鍛冶師として、彼には普通に働いてもらえばいいだろう。

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