表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お願いは転生です  作者: エノナイ
9/27

転生記録9

剣人はベッドの上で昨日の出来事を振り返っていた。


作日はマーリに嫌味を言ってくるクイン・アクリスという女と戦いなんとか勝利を収めた。


ついでに今剣人が寝転がっているベッドは新しく購入した物だ。このままマーリのベッドで寝続けるのはマズいなと思い購入した。マーリは不満そうだったけど。


「さて、今日も冒険者として何処かに行くのかな?昨日は戦闘訓練ってことではじまりの草原に行った訳だったけど・・・・。」


そんなことを考えていたらマーリが部屋に飛び込んできた。


「ケント~!!!」


「わっ、どうしたのマーリ。」


「へへー。稼ぎ時がきましたよ~」


「??」




剣人はマーリにテレビのある部屋に連れて来られた。


「えー、只今この飲食店でレッドドラゴンの料理がとても人気急上昇のようです。それに伴い、レッドドラゴンの肉の買取価格も急上昇中のようです。」


テレビのキャスターはそのようなことを言っていた。


「今ギルドの方でもレッドドラゴンの肉の採取がクエストとして出回るほどの動きがあるよ。今までだったら私一人だとレッドドラゴンに立ち向かうのは無理だったけど今はケントがいるからレッドドラゴンを倒せる!」


「な、なるほど・・・・。」


今レッドドラゴンの肉が価格高騰中のために冒険者は稼ぎ時らしい。


「じゃ、行きますか。」


剣人は気合を入れるのだった。










「ここがレッドドラゴンが集まる場所、赤竜の谷か・・・・。」


剣人たちは赤竜の谷へと足を踏み入れた。


「じゃあ早速レッドドラゴンを探すか・・・・」


「ケント、今回私たちはあくまでランク1のレッドドラゴン、もしくはランク1状態のレッドドラゴンが狙いだよ。レッドドラゴンを発見したら階級変更(チェンジ)される前に倒す。階級変更(チェンジ)された場合は直ぐに逃げる、って作戦でいくよ。」


「もしランクの高いレッドドラゴンと戦ったら?」


「流石に今の私たちじゃあコテンパンにやられちゃうオチだよ。」


「そうか・・・・。」


確かにランク1の剣人と回復能力のランク2のマーリではランク2以上のレッドドラゴンを相手するのはきついだろう。


とういうことで剣人たちは早速ランク1のレッドドラゴンを探索する。


その間でもレッドドラゴンと戦っている冒険者がたくさんいた。


「結構たくさんの冒険者がいるな・・・・。」


「みんな稼ぎ時だって思ってるからね。私たちも早くレッドドラゴンを探そう。」


しばらく歩き続けると、一回り小さめくらいのレッドドラゴンを発見した。


「ケント、レッドドラゴンいたよ。戦闘開始するよ。」


「よし。・・・・たああああああ!!!」


剣人は剣を構えて思いっきりレッドドラゴンに向かって走り出す。


「ケント、待って!!」


走ってくる剣人に向かってレッドドラゴンは口から炎を吐く。予想外の攻撃に剣人はそれをもろにくらった。


「うわ、熱っ!アチチチチ!!」


剣人の皮膚は真っ黒に焦がされていく。


服は冒険者用の服の耐熱性が高いのか殆ど無傷だったが剣人はかなりのダメージを負う。


「うわ、アチャチャチャチャチャ!!」


「ケント!スキルー」


ー{回復属性魔術(小)}ー


マーリのスキルによって剣人の皮膚は治っていく。


「ケント気を付けて。レッドドラゴンは口から炎を吐く種族だから。」


「う、それ先に言って。って言うかレッドドラゴンってスキル無しで炎吐いてくるの?」


てっきり炎や水などの攻撃はスキルを持つランク2以上の人やモンスターが打ってくるものだと思っていたが、種族によってはスキル無しでそのような攻撃ができるらしい。


「・・・・だったらあの炎の攻撃に気を付けながら!」


剣人は再びレッドドラゴンに向かって走り出す。今度は炎の攻撃に気を付けていたが、それを見透かしたかのようにレッドドラゴンは尻尾で攻撃をしてきた。


「ぐわっ!!」


剣人はそれを剣で受けたが、弾き飛ばされてしまう。


「だあ、いたたた」


「う、ケントでも近寄れないなんて。これが竜種の力なの?」


マーリもレッドドラゴンの戦闘能力を上手く把握しきれてなかったらしく、困惑した表情を浮かべる。


「大丈夫だ。まだいける!!」


剣人は再びレッドドラゴンに向かって走り出した。


レッドドラゴンは再び炎を吐いて攻撃をしてくる。


剣人はそれを体を捻って躱す。


「ちょっと熱いけど躱せた!」


剣人はレッドドラゴンとの距離を詰めていく。レッドドラゴンは再び尻尾を使って剣人を弾き飛ばそうとしてくる。


剣人はそれを再び剣で受け止め力を込めた。


「たあああああ!!」


剣人は剣を持つ手に力を入れてレッドドラゴンの尻尾を切り裂いた。


「グギャアアアア!」


レッドドラゴンが悲鳴を上げる。


「すごい。レッドドラゴンの尻尾を切り裂いた。」


もう目の前まで距離を詰めた剣人にレッドドラゴンは爪で切り裂こうと振り下ろしてきた。


剣人は爪での攻撃は予想済みで体を捻って躱した後剣で竜の腕を切り裂いた。


「グアアア!!」


「ここだあ!!」


剣人はレッドドラゴンの胴体に剣を突き刺し、そのまま下へと切り裂いた。


胴体を切り裂かれたレッドドラゴンはそのまま絶命して倒れた。


「やったねケント。早速レッドドラゴン一体討伐成功だよ。」


「ああ、なんとかね。早くレッドドラゴンの肉を回収しちゃおう。」


こうしてレッドドラゴンの肉を回収していた剣人とマーリだったが、周囲のざわめきが大きくなっていくのを感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ