小話2:早希ちゃんのストレス解消(WAM)
お久しぶりですー!
突然思い立って書き始めたら1話分できちゃいました!
学生も大人もストレスは上手に解消していきたいよね・・・。
「優衣ちゃん!!!今週末付き合って!!!!!」
切羽詰まった表情で優衣の両肩を持って揺さぶる早希。
「えっ?えぇ…?今週末は〜…」
優衣が驚きと困惑でうまく返事できないでいると…
「いいよね!?お願いっ!!優衣ちゃんにしかお願いできないの!!!」
前のめりになりながら次から次へと言葉が出てくる。
「わ、わかりました…それで、どうしたんですか?」
なんとか早希をなだめて話を聞こうとする…が、
「優衣ちゃんほんとありがとーーっ!!助かったよーーー!!」
早希のすごく大きい声に優衣はびっくりしすぎて返事できずにいる。
「早希ちゃん…声がおっきい…です…!」
何とか落ち着かせようとする優衣。
「あっ…ごめん…!つい声大っきくなっちゃって…!えっとね、そんなわけで週末ちょっとお願いっ!うーんと、集合場所は学校前で、ちょっと電車に乗るかな?あ!着替えあったほうがいいかなぁ〜?」
早希が我に返って普段の口調になる。
「う…うん…!(何かいつもと雰囲気が…?)」
いつもより多い口数に圧倒されてしまう優衣。
「じゃあ当日学校の前で待ってるからねっ!優衣ちゃんほんとにありがとっ!」
すごく嬉しそうな、ワクワクしてそうな表情を優衣に見せて帰っていく早希だった。
「あ…何するか聞くの忘れちゃったけど…うーん…」
〜〜当日〜〜
「早希ちゃんから特に連絡はきてないみたい…早希ちゃん、付き合って…っていってたよね…うーんと、電車に乗って、でも着替えあった方がいいんだよね…?」
優衣は出かける準備しながら考える。
「確か…ここの中間服洗えるからそのまま制服でいい…かな…?あとは…着替えはパーカーとスカートだったら楽だよね。」
独り言を呟きながら準備を進めていく。
「突然だったし、何するかはわかんないけど…誘ってもらえるのってすごく嬉しい…かも…そういえば…わたしじゃなきゃダメって言って…えっ…?///」
「あ!優衣ちゃんこっちーっ!」
学校の前で優衣見つけて大声で呼ぶ。
「あはは…」
優衣も早希を見つけて小さく手を振る。
早希も優衣と同じく長袖の白いセーラー服を着ているが…大きなリュックを持っている。
「え…えっと…早希ちゃん何持ってきてるの…?」
中身が気になって早速聞いてみる。
「え、っとー…まだ秘密!ついてからのお楽しみにしておきたいなーって!…だめ?」
早希がちょっと困った様に、それか恥ずかしそう答える。
「早希ちゃんがそういうなら…楽しみにしてるね?///」
「それじゃ出発しよっ!」
2人並んで駅に向かって歩き出す。
「今日ちょっと暑いよー!半袖の方にすればよかったかなぁー。」
早希がおでこにセーラー服の袖当てながら優衣の方を見る。
「わたしは…まだ平気みたい。でももっと暑くなったら大変かも…」
優衣は平然と隣を歩く。
「優衣ちゃんってさー、いつも動じないっていうのかな…あんまり表情変わらないよねっ、罰ゲームする時だけすごい表情変わるのにー♪」
優衣の表情を観察しながら言う。
「えっ…!あっ…そ、それは…見なかったことにしてください…」
優衣が小さくなるように縮こまる。
「3つ目の駅で降りるからねっ!お菓子も買ったし、わーい!お出かけお出かけー♪」
早希が電車に乗りながら行き先を言う。
「えっと…3つ目の駅は…末河原…?」
優衣が降りる駅を確認する。
「そうそう!優衣ちゃんもこっち座ってお菓子食べよっ!」
ガラガラの車内の椅子に早希が座って手招きする。
「あ…このチョコ美味しい…」
優衣が受け取ったチョコを食べている。
「ねっ!これ美味しいよねーっ!最近チョコ食べる時はこれって決めてるのっ!」
「早希ちゃんのチョコすごく美味しかったぁ…わたしの買ったちっちゃいマドレーヌもどうぞ…!」
チョコを貰ったお返しに、と先程買ったお菓子を早希に手渡す。
「これも美味しいねっ!優衣ちゃんありがとーっ!私って自分の好きなもの売ってる所しか見てないから買ったことないかも…」
いつも同じ場所しか見てないことに気づいてハッとする早希。
「えーっとね…ちょっと言い出しにくいんだけどー…」
早希がちょっと困りながら話を切り出す。
「……」
優衣は黙って言葉を待っている。
「なんかねー、勉強上手くいかなかったりとか、テストの点数悪かったりとか?先生とかも色々うるさいしーとかでちょっとストレス溜まっちゃったっぽくて?それでなんとかしなくちゃーって勢いで優衣ちゃん誘ったんだけどね?」
「うん…」
「ほんと一緒に来てくれて嬉しかったー!ありがと〜♪」
最終的には嬉しさのあまり優衣に抱きついてしまう。
「わ…わたしでよかったら、いつでも聞くから…!」
抱きつかれたまま優衣は何とか返事をする。
「次は末河原ー末河原ー。お降りのお客様は足元に気をつけてお降りください。」
車内のアナウンスが聞こえる。
「あ、ここ電車だったの忘れてた…。思いっきり抱きついちゃってた///降りよーっ!」
早希が照れながら立ち上がる。
そして無言でついていく優衣。
「頼りにされてる…のかな…嬉しい…」
ぼそっと呟く。
「わぁー!初めて来たけどなんかすっごいいい感じだよー!」
大荷物にローファーで制服をはためかせながら駅から降りていく早希。
「ちょ…ちょっと早希ちゃん早いですー!」
優衣がなんとか聞こえるように頑張って大きい声を出す。
転ばないようにゆっくりと降りていく優衣。
「なんか山の川って感じ!言葉にできないけどなんか落ち着くー…」
早希が近くにあった手頃な岩に座る。
「川…綺麗…」
優衣は水辺のギリギリまで行って川の中を見ている。
少し風が強く、制服のスカートが揺れている。
「えいっ!」
「早希ちゃ…」
優衣が早希の方に振り返った瞬間白い塊がとんできて優衣の顔面にぶつかる。
「…ふぇ!?」
咄嗟のことで何が起こったか分からず辺りを見回す優衣。
「あはははー!綺麗に顔に命中っ♪やったー♪」
手を叩いて喜ぶ早希。
「早希ちゃん…その大荷物って…」
小麦粉まみれの優衣が早希の方をしっかりと見る。
「えへへへへー、小麦粉いっぱい持ってきちゃった♪広い所でわぁーっとやったらストレス発散できるかなーって!」
早希が嬉しそうに小麦粉を撒き散らしている。
早くも2人の紺のチェックスカートは所々白くなっている。
「早希ちゃん…もちろん…わたしも使っていいんだよね?」
優衣がにっこりしながら早希に小麦粉を投げる。
「わぁぁ!聞く前に使ってるじゃんっ!うえっ、口に入ったぁ〜」
早希の顔にも見事に命中。
2人は小麦粉を投げ合い…
「うわぁ…制服どこ触っても粉ついてくるよー!…げほっ!」
早希が自分の制服を見ていると…
「早希ちゃんに粉の雨ですよー…上向いてくださいね…!」
訳もわからず上を向いた早希。優衣が頭上から小麦粉の袋を真っ逆さまに開ける。
「えっ…!?」
1袋の小麦粉を成すすべなく顔から浴びる早希。
「ぺっぺっ!!優衣ちゃんやったなー!!うえっ…何も見えない…」
全身から小麦粉を撒き散らしながら身震いする。
「早希ちゃん…おばけみたい…ふふっ♪」
一旦顔を洗おうと水辺に向かう早希をゆっくりと追いかける。
「ふぅー、やっと見えるようになったよー!」
髪と制服にはすごい量の粉がついたままだが顔は何とか流せたようだ。と、そこへ…
「背中押しちゃうね…えいっ!」
不安定な体制の早希に囁いてから背中を押す。
「わぁっ!」
早希はそのまま川に落ちて全身ずぶ濡れ。
「冷たーい!!けど気持ちいいかも〜!!」
早希は川の中の感触を楽しんでいる。
「つ…冷たくない…?」
優衣は川の水に手をつけて温度を確かめる。
「優衣ちゃんに仕返ししちゃおっと!」
その温度を確かめている手を引っ張って川の中に引きずり込む。
「きゃっ!」
全身粉まみれだった2人はあっという間にずぶ濡れになってしまう。
「ぅー…早希ちゃんにやられちゃいました…」
ちょっと悔しそうに優衣が呟く。
「優衣ちゃんの悲鳴可愛かったぁ〜♪水の中そんなに寒くないでしょ?」
早希は満足げだ。
「寒くない…けど…水の中だとスカートが…!」
優衣は水中でふわふわめくれるスカートをしきりに抑えている。
「今のうちに顔に水かけちゃおーっと♪それーっ♪」
今がチャンス、と優衣の顔に水をかける。
「ふにゃっ…!ずるい…です…!えいっ!」
スカートに気を取られていて顔にいっぱい水をかけられてしまう。仕返しに水をかけようとしたが…
「優衣ちゃんのパンツしっかり見ちゃった♪」
潜ってやり過ごしていたようだ早希だった。
それを聞くと急いで陸に上がる優衣。
「そんな…しっかりなんて…見ないでください…////」
制服が肌に張り付いて、水を滴らせながら恥ずかしそうにしている優衣。
「そ、そんなに恥ずかしがるのー!?私全然気にしてなかったし、女子だったら見たり見られたりって時たまにはあるじゃんー!」
優衣の反応に驚く早希。
「一応…外なので…ちょっと恥ずかしくって…///」
「制服、重いねー。」
河原に横になった早希が言う。
「この重さ…心地いいかも…」
早希の隣で優衣も横になっている。
「優衣ちゃん今日はありがとー。一緒に来れてよかったーって思う。」
遊び疲れたのか怠そうに呟く。
「えへへ、最初はびっくりだったけど…楽しかった…」
優衣が嬉しそうに返事する。肌に張り付いている制服が気になるのか、制服を引っ張っている。
「変な感じで…落ち着かない…です…」
と言う優衣に、
「誰もいないし気にしなくてもいいんじゃないー?ブラは透けちゃってるけど。」
「うぅー…透けちゃってた…けどもう…いっかぁ…重いのと肌にくっついてる感じは…すごく好きです…」
「絶対怒られちゃうよねー。小麦粉もだし、制服汚したのも…」
「この制服…洗えるみたいだから、帰ったら洗濯しようと思ってます…」
「そっか!洗濯機できるならだいじょーぶだね!私もそうしよっと♪」
元気が出たのか急に立ち上がって残っている小麦粉を優衣にかけ始める。
「ちょ…ちょっと…!早希ちゃんの体力には勝てない…です…」
疲れ果ててしまった優衣はされるがままになっている。
濡れた制服と小麦粉が混ざってドロドロになっていく。
「優衣ちゃんこれすごーい!ドロドロになってくよー!」
濡れた制服にどんどん小麦粉を振りかけていく。
「体中すごいドロドロ…気持ちいい…」
優衣がぼそっと呟く。
「ひっくり返すよー!背中もドロドロにしてあげるねっ♪」
優衣の体制をうつ伏せにする。
セーラー服の襟から背中、スカートまで全体に小麦粉を撒いて水と混ぜるように揉んでいく。
「あっ!いいこと思いついちゃった!」
そう言うと小麦粉の袋に川の水を直接入れてドロドロを作っていく。
そして首の後ろから背中に直接流し込む。
「ひゃぅっ!つめたっ…!わぁ…制服の中…ドロドロしてる…」
一瞬何が起こったかわからなかった優衣だが、それが分かると再び大人しくなる。
「じゃあまた仰向けになってねー♪」
早希は再び優衣を仰向けにする。
「えぇ…っと…胸にも…入れる…の…?」
戸惑いながら早希に聞く。
「入れて欲しいんだよね?優衣ちゃん♪」
意地悪そうな顔で優衣を覗き込む。
「うぅ…(これって完全にバレちゃってる…よね?)」
胸あてのボタンを外して胸とお腹にも直接流し込む。
「ドロドロの優衣ちゃんの出来上がりー♪どう?どう?」
嬉しそうな顔で優衣を覗き込む。
「なんかね…すごい…うーん…言葉にできない…」
優衣が喋っている間にもセーラー服の裾とスカートの隙間からドロドロと流れ出ている。
「じゃあ立ってみよーっ!せーのっ!」
早希が手を取って優衣が立ち上がるのを補助する。
「わぁ…すっごいドロドロ…気持ちいい…」
セーラー服の襟から、裾から、お腹と背中を伝ってスカートからドロドロになった小麦粉が流れ落ちていく。
立った時にローファーの中にも入り込んで、
動くたびにぐにゅっという音を立てる。
「全身…ドロドロになっちゃった…///」
優衣がうっとりとした声を上げる。
「私もドロドロになってみよーっと♪」
早希も自分の制服の外側と内側に水に溶けた小麦粉を流し込む。
「優衣ちゃーん!ドロドロになった同士で抱きついていいー?」
聞きながら優衣に抱きつく。
「もう…」
「これすっごいきもちいかも…///」
「うん…」
「えへへードロドロだー♪ごろごろー!」
「ちょっと帰りたくないけど…そろそろ帰らなきゃかなぁーっ」
早希が声をかける。
2人とも川の水で制服と体、靴を洗う。
「着替え持ってきてるよね?」
早希が一応確認する。
「うん…」
優衣は体力が尽きて返事するのがやっとだ。
「一応ここが影になってるからパッと着替えちゃおー!」
早希が手招きする。
「あ…靴…忘れちゃった…」
優衣が呟く。
「だいじょーぶ!ちゃんとサンダル2足持ってきたから貸してあげるねっ!」
早希が自分のカバンからピンクのサンダルを出して優衣に渡す。
「あり…がと…(こんな可愛らしいサンダル初めて…)」
受け取りながら少し嬉しくなる優衣。
「じゃあ駅にいこっか!」
2人とも荷物を持って駅に向かう。
「こういうこと初めてだったけど、すごい楽しかったぁー!」
早希が言う。
「てっきり…したことあるんだと思ってた…わたしも初めてしたけどすごく楽しかった…!」
「優衣ちゃんも初めてだったのー!?私の方こそ優衣ちゃんはしたことあると思ってたー!」
「ふふふっ、2人で初めて…だったみたい?」
「運動会では粉かけあったけどね、あははっ!」
2人で笑い合う。
「今日はありがとっ!また遊ぼうねっ!」
「ううん…こちらこそありがと…」
読んでいただきありがとうございましたー!
とりあえずリアルに真似しちゃうとどこから怒られるかわからないからみんなは真似しないでくださいね!w
自宅とかどこか貸し切って、とかなら話は別かもしれないけど・・・。
早希ちゃんがなんだかお姉ちゃんぽくなってしまったけど優衣ちゃんがおとなしめなのできっとそういうことなのかも・・・!




