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山城学園ゲーム部!  作者: ねここ
22/25

19話(ピンポン球ゲーム前編)

お待たせしましたー!

相変わらずこの時間の更新です…w

「みんなおっつかれー!」

春佳が部室のドアを開けながら言う。

「あ、ぶちょーおつかれー。今日真央休みだってー。」

渚が返事して、真央の欠席の連絡を報告する。

「部長お疲れ様です。他のメンバーは揃っていますよ!」

ひなたが付け加える。

「あら、そうなのね。みんな今日は早かったのねー!」

春佳が部室を見渡しながら言う。



「待ってる間色んな動画見てたんですよー!」

早希がスマホを春佳に見せる。

「この動画のことー?」

早希のスマホを覗き込みながら春佳が聞く。

「ですです!この動画でやってるピンポン球のゲーム!なんか面白そうだからやってみませんか!?」

早希が提案する。

「簡単に説明すると、カップをいくつか並べて当たりの1個に入れたら成功、他のカップに入れたら罰ゲーム、という感じみたいですね。あ、手前で1度バウンドさせるのがルールみたいです。」

動画を見たひなたが説明する。

「準備も簡単だし、面白そうじゃない!早速やってみる…って事でいいよね?」

一応みんなに確認をとりながら進める春佳。



「こんな感じでいいかな…?真ん中が当たりね。」

春佳が紙コップを並べる。

「あの…罰ゲームはどうしますか…?」

優衣が尋ねる。

「それ考えてなかったね!優衣ちゃんありがとー!」

「えぇ…ぶちょーそれ忘れてたの?」

渚が困惑している。

「んー、その場でさっとできるやつがいいよね…箱に使えそうなの入ってないかな?」

春佳が何かないか、と考えている。

「あ、これなんてどうですか?顔にテープ貼るってありますよ!」

ひなたが罰ゲームを書いた紙が入っている箱を漁っている。

「すぐに出来そうなのは…」

渚と早希、優衣も箱から紙を出している。


「これで決まりかな!マスクと開口器は2個しかないからどっちかかな?全員入っちゃったらなんか考えよ。あとは、1〜3は1個前の順番の人にやってもらう事、でいいかな!」

春佳がルールを決める。


罰ゲーム       

1顔にテープ3枚

2おでこを出す

3髪型変える

4ブタマスクか開口器



「んー、正解のまわりだけじゃなくて離れて1個置いちゃおっかなー。それでここは1番すごいのにしちゃう、とかー?」

渚が少しニヤッとしながら提案する。

「な、渚も怖いこと言うよねー、いいよ。それも採用しよー。内容考えてるんでしょー?」

春佳が後ずさりしながらもOKを出す。

「そうだなぁー…最後に自己紹介動画撮る…とか?」

渚が悪そうな顔をして言う。

「うわっ、テープとかで変顔しながら自己紹介ってやば…」

渚の提案に、早希が信じられない、という表情で呟く。

「す、すごく恥ずかしいですね…私はやりたくないので入れないように気をつけます…順番はアプリで適当に決めてしまいますね。」

嫌そうにしながらひなたがスマホを取り出して操作する。



配置イメージ

  ⑤


  ①

 ③○④

  ②


 ___


順番

渚→優衣→ひなた→早希→春佳


1顔にテープ3枚

2おでこを出す

3髪型変える

4ブタマスクか開口器

5自己紹介撮影



〜ゲーム開始〜


「僕からかぁー。えーいっ。」

渚が力を調節しながらピンポン球を投げる。

「全然届いてないじゃん!ってかどれにも入らなかったらどうするの?」

ピンポン球は1番手前のコップにも入りそうになかったようで、早希が疑問を口にする。

「あ、確かにそうね…外れたらテープ1枚貼ることにしよっか!というわけで、はい。テープはるよー!」

春佳がルールを修正する。

「えー、だってさっきまで決まってなかったじゃーん。ひどいよー。」

渚が不満げな顔で言う。

「ちょっと悪い気持ちもあるけど、誰かさんは狙ってやってそうだし…?じゃあちょっと失礼してー、右の目尻の方を引っ張ってー、右目だけ狐っぽくしとくね!」

春佳がノリノリでテープを貼る。

「まったくもー、ちょっとは思ってたけどさ…んー、なんか見づらい…かも…」

半分諦めたような雰囲気で渚が言う。


「はい、次は優衣ちゃんね!」

春佳が優衣にピンポン球を渡す。

「が、がんばります…ん…」

小さく呟いてピンポン球を投げる。

「えーっと…これは2番のコップかな?」

渚がコップの底を確認しながら言う。

「お…おでこ出すのはちょっと恥ずかしい…かも…です…」

俯きながら優衣が言う。

「んー、別に何でやってもいいんでしょー?」

渚が少し悪戯っぽい笑いをしながら聞く。

「そうですね…おでこを出すのだったら何でもいい事になりますね。」

ひなたが少し考えてから答える。



「あるのはー、ピン、ヘアゴム、ヘアバンド、ワックス、スプレーかぁー。じゃあしっかり上がる硬めのワックス使おー!」

渚が楽しそうに選んでいる。

「うぅ…」

それを見ながら優衣が固まっている。


「はい、それではいきまーす!前髪いつもきれいにぱっつんにしてるもんねー。これはレアかもー!仕上げにスプレーで固めちゃいまーす!」

渚が楽しそうに優衣の前髪をいじる。

優衣の綺麗に切り揃えられた前髪が全てかきあげられ、白いおでこが見える。

「え、えぇ…そこまでしなくても……」

優衣が恥ずかしさに耐えきれず俯いている。

「うわぁ、ぱりぱりだー。このスプレーすっご…」

優衣のしっかりと固まっている前髪を触って、渚が驚きの声を上げる。

「ぅ〜〜。」

小さい声で呟きながら優衣が首を振る。

「ほんとにちゃんと固まってる〜!優衣ちゃん首振っても全然崩れてないよ〜!超パリパリしてる…」

早希も優衣の固められた髪を触りながらびっくりしている。

「はいはい、そのくらいにして次行きますよ!私が投げます!」

ひなたがピンポン球を取りながらみんなに言う。



「それでは行きますよ、えいっ!」

ひなたが意気揚々とピンポン球を投げる。

「うーんと、これは1番ですねっ!」

早希が中の数字を確認しながら言う。

「もう少しで入りそうだったのに、惜しかったです…」

ひなたが悔しそうにコップを見る。

「じゃあひなたにテープ3枚ね、優衣ちゃん!」

春佳が優衣にテープを渡す。

「はい…ありがとうございます…!」

優衣が少し嬉しそうにテープを受け取る。

「優衣さんって肌ほんと綺麗ですよね…いつも見えてない部分が見えると違って見えます。」

テープを切ってる優衣に話しかける。

「は、恥ずかしいので、そんな見ないでください…テープ、貼りますね…」



時々考えながら、無言でひなたの顔にテープを貼っていく。

最初は鼻を引っ張って鼻と鼻の頭までテープを貼る。

次は、左側に顎から右の頬まで、最後は右側の顎から頬までを唇を少しめくりながらテープで貼る。

「ふふふっ…ひなた先輩もかわいくしましたよ…?」

優衣が満足げにテープを戻す。

「あははっ!ひなた先輩の顔やばっ!優衣ちゃんすこすぎー!!」

早希が爆笑している。

「うわぁ、優衣ちゃんも容赦なしって感じすごいね…はい、鏡。」

春佳がひなたに鏡を渡す。

「んにこえ…ゆいさんひどいでう…あお、はべりにくいでう…(なにこれ…優衣さんひどいです…あと、喋りにくいです…)」

今のひなたの顔は鼻がしっかり持ち上げられてテープで止まっており、下の唇がめくられたままテープに引っ張られて歪んでいる。


「僕がスイッチ入れちゃったかなぁ…なんか雰囲気ちょっと違う気がするんだよねぇ…にしてもすごい顔ーぷぷぷっ!」

渚がしみじみ言ったかと思うとひなたの顔を見て笑い出した。

「うぅぅ、いんあであらああでくだあい…(みんなで笑わないでください…)」

他のメンバーに笑われているのを見てひなたが俯く。



「はいっ!それじゃあ次は私の番かな〜!」

早希が元気よくピンポン球を構える。

「えー!思ったより飛びすぎちゃった!うーん、残念…」

早希が肩を落とす。

「これは1番だねー!はい、テープ!」

春佳がひなたにテープを渡す。


「ぷぷっ…すごい変顔してるひなた先輩にされるのってなんか微妙な気分になります…」

早希が笑いをこらえきれず吹き出してしまう。

「んー…」

ひなたは喋りにくいからなのか、何も言わずにテープを貼っていく。

1枚目は自分と同じく、鼻を上に引っ張り鼻の頭までをテープで貼る。

2枚目は右のまぶたを下に引っ張って頬を上に持ち上げながら貼り付ける。

3枚目は左に同じように貼っていく。

鼻はひなたより柔らかいらしく、縦にすごく伸びている。そして、目はテープに引っ張られて、頬に押されて間抜けな感じになっている。

「ふふっ…」

ひなたが時々こらえきれずに鼻で笑っている。

「ぷぷぷっ…ひなたほどじゃないけどこれも…ぷぷぷっ!」

渚が早希の顔を見て爆笑している。

「こらー!渚ー!!何笑ってんのよー!」

早希が怒っている。

「まぁまぁ、そういうゲームだしね、あはははっ!はい、鏡。」

春佳も早希の顔を見た瞬間に笑い出す。

「うわぁすっごい顔になってる…ひなた先輩、今度覚えておいてくださいねっ!喋れないのも困るけどこれちょっと見えにくくて困るかも…」

早希がやり返しの宣言をする。



「じゃあ次は私ね。(やっぱりこれ、入らなくても狙いすぎないようにした方いいかも…)」

最初と見た目がだいぶ変わっている3人を横目に密かにそう思った春佳。

「ていっ!」

色々考えた結果斜めからピンポン球を斜めから投げる。

「これは3番のコップですねっ!」

早希がピンポン球を回収する。

「うーん、なんで入っちゃったかなぁ…」

小さくため息をつく。

「じゃあ部長の髪型変えちゃいますねっ!」

早希がノリノリで春佳の後ろに回り込む。

「気は進まないけど、しょうがないかぁー…」

春佳は諦めて前を向く。

「まずは〜、部長のポニーテールを解いて〜。わ!いい匂いする〜!次は右の耳の上で、このさくらんぼのヘアゴムで右側の髪をまとめて…っと、左側はいちごのヘアゴムにしよっかな〜!部長のツインテール完成っ♪あとは、前髪をリボンのヘアピンで留めて、オッケーかなっ♪」

早希がノリノリで春佳を女子小学生のような髪型にしてしまう。

「う…これは地味に恥ずかしいわね…確かに小学校の頃はこんなの使ってたけどさ…」

鏡を取り出して自分の髪を見た春佳が困惑した表情を浮かべる。

「ぶちょーツインテール似合ってるー♪ランドセルと黄色い帽子があったら完璧だねー。んふふっ。」

渚がニヤニヤしながら春佳に向かって言う。

「こういう髪型の小学生いますよねっ!かわいいー!」

早希も上手くできたと思っているらしく、すごく嬉しそうだ。



「ランドセルと帽子、倉庫にあったので持ってきました…」

優衣が水色のランドセルと黄色い帽子を持ってきていた。

「ゆゆゆ、優衣ちゃん!倉庫からもってきたの!?」

春佳がすごく動揺している。

「部長ったらそんな焦ってー!せっかくなのでランドセル背負って黄色い帽子も被りましょうよー!」

早希が茶化すように言う。

「だ、だって罰ゲームは髪型変えるだけでしょ!?」

抗議する春佳。

「そーだけどさー。まぁ似合いそうだしいいじゃんー。ほいっと帽子を被せて…腕通してー!」

そのままなし崩し的に帽子とランドセルをつけさせる渚。

「なんでこんなことにぃーーーーー!渚に仕返ししてやるぅーーーー」

ツインテールの小学生の格好になった春佳が叫ぶ。


とりあえず1周したのでここで一旦区切りますー!

髪型変更メインなはずだったんですが変顔も結構しっかりしてましたねw

中身自体は考えながら、気分もあったりで書いてるのであれこれ変わりやすいんですよねw

まだ登場してない4、5番目の罰ゲームも後半で登場します!

次回を楽しみにしてお待ち頂ければと思いますっ!

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