表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『ライフ・ワークス』  作者: 一般げーまー
5/9

5話 いざ尋常に

30のカウントが0になり、あたり一面真っ暗だったのが突然として現れた白い光に吸い込まれるようにして気付いたときには、苔むした壁がつらづらと並ぶ街『荒廃した市街地』に着地していた。そしてここはその西側の最端である。横にはそれぞれの職業に応じた服装を着たみんなのアバターが俺と同様に着地していた。

ここで、みんなのアバターを見ていこうと思う。まず俺のアバターはパット見帽子を深く被った高校生ぐらいの背丈の少年であり、職業の運び屋の服装として小さなバッグを背負っている。このバッグの中には手榴弾5つ、閃光弾4つ最後に発煙弾が3つ入っている。この3種の投擲武器を用いて戦うのがこの”運び屋”という職業である。一応こいつはサポート寄りのアタッカーである。さてお次は俺の左隣のシーサーさん。青と白を基調とした川のような模様が描かれている着物をきた金髪碧眼の美少年が和傘をまるで杖のように体を支える道具のようにして立っている。そして俺の右隣は言葉からにじみ出ていたイケメンオーラは伊達じゃないとでも言うように《Herr》がメガネを掛け、浅くフードを被った成人済みの年頃の黒髪で藍色の目を持つ男が手に魔導書を持って立っている。その右隣は「がんばろう〜」と間延びした声を発している年齢不詳で所々に音符があしらわれたちょいデカ目のローブを身に纏った少女?少年?わからんが小さめの背丈の《猫愛好家のキャット・シー》さんがローブのポケットに手を突っ込んでスタンバイしている。そして背中にはその背丈にふさわしい少し小さめのギターを背をっており、音楽家はこのギターを用いて周りの味方にバフを与えることができる。最後にお待ちかねのカナリアさんなのだが、可愛らしい少女の姿をしている。その身に纏った装飾品を見なければの話ではあるが。可愛らしい少女に髑髏(どくろ)の絵柄が描かれたフリルの付いた黒色のゴスロリをきせ、手に骸骨がそのままくっついたデザインの杖をもたせて髪に骸骨デザインのヘアピンを付け、地雷メイクに似たものが施してあり、癖な人には刺さる見た目をしている。「本当に、大丈夫なんですよね?」とゴスロリを着た少女アバターのカナリアさんが何回聞いたかもわからないセリフを言う。「あれを選んだってことは、それ相応の自信があってのことでしょう。そんなことより、私達は作戦通りに行動しましょう。」イケメンくんが不安げなカナリアさんをあやすように言った。まあ、自信が無いならこんなへんてこなピックはしないよねって話であり、この運び屋という職業は俺が一番自信を持っている職業である。だからピックしたのだがさっきから味方からの疑心マシマシの目が俺のアバターを貫通して突き刺さって痛い痛い。ふぅと小さく息を吐き出し前を見てみれば『試合開始まであと10秒』と書かれており、「そろそろだな」と左で待機中のシーサーからそう問いかけられる。「そうだな」と短く返すと「一応聞いておくが、大丈夫なんだろうな?」なんかやけに圧がかかった言葉が刺が抜けていたたはずのシーサーから発せられている。「はは、負けたらすまん」にっこり笑顔で言い切ってやった。シーサーが呆れた表情をしている。ほんとすまん。内心で地面へ頭のこすりつけをしていると、5、4、3と手の込んだSEがなり出し、2,1、スタートと始まりを告げたのだった。

このゲームでは近距離主体の職が多く次いで中距離が多いです。一応魔法使いは遠距離に属していて、スナイパーよりは射程が無いけど使いやすさはこちらに軍配が上あがります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ