4話 勝負の前って緊張するよね
遅れました(泣)
戦闘パートまであと少しです。
追記 すみませんタイトルミスってました
確認するのを忘れていたのだが、どうやらゲームルールは『One-shot match』らしい。これは一度倒されると例外を除き復活することができず、3ラウンド中2ラウンド取ったら勝ちというシンプルだがとても根強い人気を誇るゲームルールである。要は一発勝負。マップは『荒廃した市街地』という、中央が開けその周りを囲うように寂れたビルや家々が建ち並び、基本的にはビルの屋上から飛んでくる遠距離の攻撃をいかにしてかいくぐり、勝利を掴めるかが重要なマップである。そして、そんなマップの相手のスナイパーにマイフレンドのシーサーは歌舞伎役者をチョイスしたようだ。
歌舞伎役者は(これまたこっそり訊いた)シーサー曰く、こいつも直近のアプデで追加された職業で、主にヘイト管理が役割になる。歌舞伎役者のスキルは目視できる相手の視線を強制的にこちらに向けるというもので、これにより前線を張っている相手のジョブの隙を作ったり、味方を攻撃から守ったりすることができる。だが、弱点として目視できるとあるように視認できないと効果がない上に自身が目眩ましを喰らうと効果が途切れてしまう。歌舞伎役者は和傘が武器なのだが、聖騎士同様に射程が短いので遠距離チクチクには傘を開けば守れはするのだが、攻撃の手段が和傘を振り回すのみ。因みに歌舞伎役者がスキルを発動させた状態で傘を開いてもスキルの効果は持続するとのことらしい。このジョブのスキルや傘を使いスナイパーに対抗するということだろう。
そんなこんなで最後の相手方のピック選択になり、「何来るかなこれ」とやや呟き気味に言うと「そうだね〜。AS系の可能性が高いかな〜」間延びした声が返ってくる。「そうですね。忍者とかスパイあたりが可能性としてはありそうですね」とイケメンくんの見解もどうやら一緒のようだ。
俺は最近のアップデートで追加された職業の中でこの忍者だけは知っている。なぜか、それはこいつがとんでもなく強く、至るマッチで見るからである。こいつはスキルで影をつたって移動できるのだがその移動がとんでもなく強いのである。目の前にいたのに、気がついたら後ろを取られていたとか、かなり距離が空いていたにも関わらず一瞬で詰めて来たりなどのことが出来、さらにこいつは背中に剣を背負ってので近距離かなと思わせておいて、クナイや手裏剣挙句の果てには撒き菱である。よって、どっかの騎士さんと同じく環境キャラの筆頭である。
なのでまあまず来ると思って間違いないだろう。「忍者どうします?私達のチーム滅茶苦茶刺さってるように思うんですけど」カナリアさんの不安そうな声が響くが「そうですね。最後のレインさんのピックで忍者を見れないとかなり厳しい展開になるでしょうね」うーん、わかってはいたが最後はやはりかなりのプレッシャーがかかる。すると、相手のピックが決まる。噂をすれがなんとやら忍者のご登場である。もう片方は大剣士であった。さあ、とんでもなく強い相手のピックに対しピックを取らなければいけないのだが、俺が持っている7職の中で忍者に対抗できそうなやつは・・・これしかないかな。そして最後のピックは運び屋となった。「運び屋?えーと、ごめんなさい私このジョブについてあまり詳しくないんですけど、忍者行けるんですか?」カナリアさんの質問に「申し訳ないが自分もあまり詳しく無いのですが、たしか投擲武器メインのジョブだったはずです」とイケメンくんが答えている。「そうですそうです」と俺は、ヘラヘラと答えた。「・・・本当に大丈夫なんですか?」カナリアさんの言葉に「大丈夫大丈夫。一番使い込んでるジョブだから」と言って見るも効果は薄いようで一人を除くメンバーは若干の不安を抱えているようだ。そろそろ意識を切り替えないとなと思いつつ真正面を向くとデカデカと『準備時間残り30秒』と、カウントが始まろうとしていた。
戦闘までが長いです
ごめんなさい




