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スライムオブジェ?

 俺、アポ・ロン。ゲームで奇っ怪人て言うレア種族に成った次の日にドリアドって精霊から異世界召喚され、召喚された森からぶっ飛ばされて平原に来ています。(※ケツの事は内緒な)

「しかし、見渡す限り何もないな」

 な~~んも無し!異世界だろ?モンスターでも出てこいよ。

 しっかし、草ばっかだな~。試しに植物鑑定。



≠≠≠≠≠


雑草。草食動物に時たま食われる。


≠≠≠≠≠



雑っ!雑草の扱い雑っ!名前からして雑草なのな。……かわいそうに。

 足元にある雑草を引っこ抜き、手のひらに魔力を集める。植物魔法。



《ウネウネウネウネ……》



 成長ってーか、巨大化?戻んねーーかな?

 戻りました。そんで、ある程度は大きさや動きを操れました。

 雑草に戻して植物還元。種になりました。

 それなら、種子複製は?



《パクッ》



飲んじゃった!種飲んじゃった!



≠≠≠≠≠



雑草の種を取り込みました。魔力て複製する事ができます。



≠≠≠≠≠


 マジですか?手のひらに魔力を集めると種が3つ手のひらにできました。

 ポイッと投げて、植物魔法。

 雑草が生えます。ウネウネさせます。

 魔力が続く限り、種を生み出して育てられるわけだな。

「薬草とかならいいけど、雑草はないな」

 しかし、今の所辺りには雑草しか生えてない。ザンネン!

 他に何かないかと辺りを見回していると、


《ブニョン》


 いつの間にか、俺の腰くらいあるゼリーみたいな物体が近づいていた。異世界定番のスライムさんです。

 色が緑色だから、グリーンスライムさんでよろしいでしょうか?

 何か知らんけどやる気みたいだな。なら、装備品を……ない!剣も防具も無い!ピラピラの服だけだよ!どうすんだよこれ!?

 とにかく逃げる!悪魔から逃げ切った黄金の足で逃げる!



「はあ、はあ、はあ、はあ……」


 あれ?体力落ちてね?全速力で走って500mで足がもつれました。

 背後からはグリーンスライムが跳ねながら追っかけてくる。

 こうなったら、封印していたこの悪魔の力が宿る右手で滅してやる!

 ブニョブニョと迫ってくるグリーンスライムにタイミングを合わせ右ストレ~トを繰り出した。

 見事に突き刺さり、抜けません!手がヒリヒリしてるんですけどまさか、溶かされてる!?

「うわあぁぁっ!離せぇぇぇ!」

 引き剥がそうとするが、下手に触ると飲み込まれそうになる。

「マジやばい!マジやばい!」

 腕の痛みが酷くなり、パニックになりかけた頭がおかしな事を思いついた。

 右手に魔力を集中し、

「生えろ!」

後先考えずに植物魔法を発動した。

 グリーンスライムの中で幾つかの種が発芽し、根をはる。

 根がグリーンスライムの中で広がり、マスクメロンに変える。

 そして、雑草とは違う草が生えた。

「……ぬっ、抜けない」

 スライムの形をした根っこの塊に腕がからめ取られて抜けません!……仕方ない。引きずっていくか。

 そんなに重くはないから、引きずっていると、またまた、スライムさんが現れた!

 俺もう走れないよ!スライムの植物オブジェを捨てたいけど、手が!手が~! そんな事をしているうちにスライムさんが近づいてきた。

 こちらもやる気満々です。スライムって好戦的だったっけ?

「あっち行け!シッシッ!」

 こちらの主張を無視して近づいてきます。

 スライムのオブジェを盾に逃げる算段をしていると、


《シュルシュル》


 オブジェから伸びた根っこがスライムに絡みつき、スライム内に根を張り始めました。

 ポカーンと見ていると、スライムオブジェその2ができました。……しかも、つながってるし。

 仕方がない。これも引きずって行くか。



こうして、壁で囲われた町に着くまでスライムオブジェを15個引きずって行きました。

 ……考えてみれば、植物還元で種に戻せばよかったんだよね?


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