町で休憩中…シェラトン編
話がススマナイ。つまらない。でも、書きたい?ジレンマ。
「本日は河掃除に来ていただきありが……」
代表のじっさまが挨拶をしている。校長並みに話が長い。
川幅が100mある目の前の河を掃除するらしい。
でも、そんなに汚れているようには見えないんだけどね。
「それでは、皆さん河に住むウチウニの駆除をお願いします」
……ウチウニ?なんどすか?
「シェラトン、ウチウニって何なの」
隣に立つシェラトンに話しかける。
「ウチウニは棘付きの殻を持った貝みたいなものだよ」
河にいて、水草を食べる。そのためほっとけば水を浄化する水草をも食べるので定期的に町の人が掃除と称して取るそうだ。
「それでシェラトンも手伝いに来てたのか」
……背後で騒いでいる女の子達も。うっ、うらやましくなんか無いんだからね!!
「僕はいつも参加しているよ。休みの時だけだけどね」
「デートとかはしないの?」
騒いでいた女性達の声が不自然に途絶え、視線がこっちに集まっている。
「デートはしたいけど……」
その瞬間、俺は押し潰された。
「わたし、今度の休みに……」
「私、お菓子作って行き行きますから……」
「暇は、暇で、暇だからヒマヒマヒマヒマ……」
踏みつぶされた俺が助け出されたのは、シェラトンが気が付いてからだった。……リア充……め!(ガクッ)
「シェラトンさん、この黒いのがウチウニ?」
親指大の棘付き巻き貝を採り上げて聞いた。
石の裏に大小引っ付いている。
「その大きいやつだけ採ってね。後で集めてから食べるから」
味を知るものは挙ってこれに参加するそうだ。
俺も一抱えある石をひっくり返しウチウニを取る。
その時に足元に咲いている青い小さな花を見つけた。
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リーフ草:水場から水中にまで生える。花びらを入れる水は美味しくなる。少しだが生えている水辺をきれいにする。
≠≠≠≠≠
これがそうか……1つ貰っておこう。
そうこうしているうちに、あらかた掃除という名の貝取りが終わり、どこから持ってきたのかでかい鍋にウチウニを入れ料理している。
シェラトンと町の旨い料理について、話をしている(その背後では、女同士で俺にだけ聞こえるように物騒な話をしている。)
「お兄ちゃん!」
幼い元気な声が、聞こえた。
ぐりん!!!
ハイ!!?今まで喋ってたシェラトンの頭が後頭部しか見えないんすけど!?普通そこまで首曲がらないよね!首の骨いっっちゃうよね!!
「エリー!」
シェラトンの見ている方を見ると、シェラトンを幼くした少女が手を振っている。
「シェラトン、いもう……」
って、いねえ!!
一瞬にして、エリーと呼ばれた少女の側にいた。グリムゾンか?グリムゾンしちゃったのか!?
見ていると、その子を抱えあげ、こっちに連れてきた。
目尻が下がったイケメンの隣に座った少女が挨拶してくる。
「初めまして。シェラ兄ちゃんのいもーとのエリーです」
クリクリっとした目が可愛さに拍車をかけている!
変態紳士ではないが、ここは頭をナデナデして良いよね!(力説!)
エリーちゃんの頭に手をのせようと……、
ーーペチッ!
シェラトンに叩かれました。……あれ?
手を……
ーーペチッ!
手を……
ーーペチッ!
頭を……
ーーペチッ!
ちょっと……
ーーペチッ!
ナデナデ~~!
ーーザクッ!
最後は剣で手を貫こうとしたよね!
「妹に手を出すヤツはぶっ殺す!」
目がマジざんす!えっ?シスコン?
回りの女の子達が、これさえなければ……て目をしてる。
この日は人の変わったシェラトンに睨まれながら、ウチウニを食って終わった。
イケメンを危ないシスコンにしてみたぜ!イケメンが嫌いだからじゃないですから!……たぶん。




