第10話 侯爵家、ようやく屋根を直します
第10話 侯爵家、ようやく屋根を直します
ローゼンベルク侯爵家の金庫には、一つだけ妙な箱がある。
飾り気のない木製で、頑丈な錠前がついている。古い侯爵家の金庫に置かれているものとしては、いささか素朴すぎる代物だった。
そして何より目立つのが、蓋にヴァレンティナの字で大きく書かれた二文字である。
『屋根』
初めてその箱を見たとき、メイド長エレノアはしばらく無言で眺めたあと、遠慮がちに尋ねた。
「もう少し品のある箱をご用意しましょうか」
「どうして?」
「侯爵家の金庫に『屋根』と大書された箱があるのは、いかがなものかと」
「屋根のお金なんだから、屋根って書けば分かりやすいでしょう」
「分かりやすさだけを申し上げているのではございません」
そんなやり取りをしたのが、しばらく前。
それ以来、ワイン代を減らして浮いた金も、食材の無駄をなくして残った金も、日用品の契約を見直して生まれた金も、少しずつこの箱へ入れてきた。
そして今日。
箱はようやく、その役目を果たすことになった。
ヴァレンティナはずっしりと重くなった箱を両腕で抱え、意気揚々と当主アルベルトの書斎へ向かった。
扉を勢いよく開ける。
「アルベルト!」
書類を読んでいたアルベルトが顔も上げずに答えた。
「ノックをしろ」
「屋根!」
「会話をしろ」
「直せる!」
そこでようやく、アルベルトが顔を上げた。
「何?」
ヴァレンティナは書斎へ入り、抱えていた箱を机の上へ置いた。重い音がして、積み上げられていた書類がわずかに揺れる。
「貯まった!」
「何が」
「だから屋根!」
「屋根は貯まらない」
「修理代よ!」
「ああ」
ようやく話が通じた。
アルベルトは椅子の背にもたれ、改めて箱を見る。
「いくらある?」
「二千二百五十リル」
ヴァレンティナは胸を張った。
最初に職人から聞いた屋根の修理費は、二千百八十リルだった。
七十リル、上回っている。
「ワイン代を減らして、食材の無駄をなくして、日用品の契約も見直して、それから細かい出費もいっぱい減らしたでしょう?」
「ああ」
「ベル・モードの仕事で稼いだ分は入れてないからね。あれはあなたが取っておけって言ったから」
「ああ」
「つまり、全部この家のお金だけで貯まったの」
箱を見下ろしていると、これまでの騒動が次々と思い出された。
毎晩開けられていた十二リルのワイン。
使い切らないうちに捨てられていた食材。
昔のまま続いていた高価な日用品の契約。
一つ一つは屋根とは関係のない問題に見えた。
けれど、そこで浮いた金を積み上げれば、こうして大きな修理費になる。
ヴァレンティナは両手を広げた。
「ついに屋根が直る!」
アルベルトの口元が、ほんの少しだけ緩んだ。
「そうだな」
「何その反応!」
「何を期待している」
「もっと喜んでよ。最初からずっと言ってたでしょう?」
「喜んでいる」
「顔に出して」
「無理だ」
「前にも同じこと言った!」
「そうだったか?」
「もういい!」
文句を言いながらも、ヴァレンティナは笑っていた。
嫁いできた翌日から気になっていた屋根が、ようやく直せる。
その事実だけで、今日はアルベルトの無愛想さくらい許せそうだった。
◇
三日後。
屋根の修理を頼むため、以前見積もりを出した職人たちが侯爵邸を訪れた。
親方が屋根へ上がり、二人の職人が屋根裏へ入る。以前の調査から時間が経っているため、工事前に状態をもう一度確認するのだという。
庭から見上げると、職人たちが瓦を確認しながら屋根の上を歩いている。
ヴァレンティナは期待を隠しきれず、その様子を眺めていた。
「楽しみね」
隣に立つエレノアが、わずかに眉を上げる。
「屋根の修理をこれほど楽しみにする侯爵夫人は、あまりいらっしゃらないでしょうね」
「普通の侯爵家は寝室で雨漏りしないのよ」
「おっしゃる通りです」
あっさり認められた。
最近のエレノアは以前より少しだけ素直になった気がする。
先日倒れて以来、ヴァレンティナが食事と休憩に目を光らせるようになったことについては、あまり嬉しくなさそうだが。
「体、大丈夫?」
「問題ございません」
「今日、昼食食べた?」
「いただきました」
「朝は?」
「いただきました」
「昨日の夜は?」
「奥様」
エレノアが冷たい目を向ける。
「何?」
「母親ですか」
「倒れた人が悪いの」
「……」
反論がない。
この件については、しばらくヴァレンティナの方が強そうだった。
そこへ、屋根から親方が降りてきた。
「侯爵夫人」
「はい!」
ヴァレンティナは満面の笑みで振り返る。
「直せます?」
「もちろん直せます」
「よかった!」
「ただ、少々問題が」
その一言で、ヴァレンティナの笑顔が消えた。
この屋敷へ嫁いでからというもの、「ただ」とか「実は」とか「ところで」といった言葉の後には、大抵ろくな話が続かない。
「……何?」
「前回の見積もりから時間が経っております。その間にも雨水が入っていたようで、傷みが進んでおります」
「どれくらい?」
「屋根そのものは、前回お話しした内容で修理できます。しかし、屋根裏の梁にも手を入れた方がよろしいかと」
親方に案内され、一行は屋根裏へ上がった。
職人が掲げるランプの光に照らされ、太い梁が何本も浮かび上がる。古い木材には長い年月を経た色艶があったが、その一部だけが不自然に黒ずんでいた。
親方がそこを指す。
「雨水が回っております」
「これも雨漏りのせい?」
「はい。長く水が入っていたためでしょう。幸い、梁そのものをすべて交換する必要はありませんが、傷んだ部分の補強は必要です」
ヴァレンティナは黒ずんだ木材を睨んだ。
だから最初から直したかったのだ。
建物の傷みは、待ってくれない。
修理費が貯まるまで壊れるのをやめてくれるほど、屋根も梁も親切ではないらしい。
「それから北側の雨樋にも傷みがあります。外壁の一部にも雨水が回った跡がありますので、今回一緒に手を入れることをおすすめします」
ヴァレンティナは深く息を吸った。
「全部やると、いくら?」
親方は手元の紙を確認した。
「概算ですが、三千百二十リルほどかと」
屋根裏が静かになった。
ヴァレンティナはもう一度、聞いた数字を頭の中で計算する。
二千二百五十リル。
三千百二十リル。
足りない。
しかも、かなり。
「……増えてるじゃない!!」
叫び声が屋根裏いっぱいに響き、職人の一人がびくりと肩を揺らした。
◇
その日の午後。
ヴァレンティナは食堂のテーブルに頬杖をつき、改めて見積書を睨んでいた。
現在の修繕資金は二千二百五十リル。
必要なのは三千百二十リル。
不足額は八百七十リル。
数字は何度計算しても変わらない。
「だから言ったのよ。最初に直した方が安いって」
向かいに座ったアルベルトが、見積書へ目を通しながら頷く。
「その通りだな」
「最初は二千百八十リルだったのよ。それが三千百二十リル。放っておいたせいで九百四十リルも増えてる」
「ああ」
素直に認められると、それはそれで腹が立つ。
ヴァレンティナは見積書を机へ置いた。
「どうする?」
「直す」
アルベルトの返事は迷いがなかった。
「そこは私も同意見。問題は八百七十リルをどうするかよ」
「用意する」
「どこから?」
「俺が出す」
ヴァレンティナは目を丸くした。
「あるの?」
「現金ではない」
「じゃあ何?」
アルベルトは少しだけ間を置いた。
「売る」
「何を?」
「ワインだ」
思いもしなかった答えに、ヴァレンティナは言葉を失った。
「……ワイン?」
「ああ。この家の地下にある古いものを何本か手放す」
ローゼンベルク侯爵邸の地下には、代々受け継がれてきたワイン庫がある。
ヴァレンティナも一度だけ入ったことがあった。
石造りの薄暗い地下室に、何百本もの瓶が横たわっている。
先代が買ったもの。
先々代が残したもの。
今では手に入らない産地や年代のものもあると、アルベルトから聞いていた。
「売れるの?」
「物によってはかなり高く売れる」
「八百七十リルも?」
「必要な分くらいにはなるだろう」
それなら問題は解決する。
けれどヴァレンティナは、すぐには喜べなかった。
「……大事なんでしょう?」
「全部売るわけじゃない」
「それは分かってるけど」
この家へ来たばかりの頃。
ヴァレンティナには、アルベルトがワインへ金を使う理由が理解できなかった。
雨漏りする家で毎晩十二リルの酒を飲むなど、どう考えても順番がおかしいと思った。
今でも、毎晩十二リルはおかしいと思っている。
ただ。
王族を招いた晩餐を経験して、少しだけ見方が変わった。
アルベルトにとってワインは、単なる酒ではない。
どこの土地で造られたか。
どの年のものか。
誰が造り、どんな料理に合わせ、どんな席で出すのか。
一本の瓶に、土地の歴史や人との付き合いまで含まれている。
その価値を、ヴァレンティナはまだ完全には理解できない。
けれど、値段だけでは測れないものがあることくらいは分かるようになった。
「嫌じゃない?」
そう尋ねると、アルベルトは少し考えた。
「多少はな」
「だったら、別の方法を探しても」
「ヴァレンティナ」
アルベルトが静かに遮った。
「君だけに、この家を立て直させるわけにはいかないだろう」
いつもの軽口とは違う声だった。
ヴァレンティナは黙って彼を見る。
「君はこの家へ来てから、十分やっている。帳簿を見直して、無駄を減らして、使用人の働き方まで変えた」
「まだ全然よ」
「それでもだ」
アルベルトは見積書へ目を落とした。
「ここは俺の家でもある」
当たり前の言葉だった。
それなのに、妙に胸に残った。
ヴァレンティナは少しだけ笑う。
「そうね」
「ああ」
「じゃあ売りましょう」
アルベルトが顔を上げた。
「切り替えが早いな」
「だって八百七十リル足りないもの」
「少しは惜しめ」
「惜しんでるわよ!」
「どこがだ」
「心の中で!」
「便利だな、心の中は」
◇
翌日。
二人は執事長セドリックを連れ、地下のワイン庫へ降りた。
分厚い扉を開けると、ひんやりと湿った空気が肌を撫でる。石造りの壁に囲まれた室内には木製の棚が並び、埃をかぶった瓶が静かに横たわっていた。
一本一本に札が付けられ、産地や年代が記されている。
ヴァレンティナには違いがほとんど分からない。
古い瓶がいっぱいある。
その程度である。
「これは?」
手近な一本を指差す。
「駄目だ」
「なんで?」
「祖父の代から残っている」
「じゃあ、これは?」
「それも駄目だ」
「なんで?」
「もう手に入らない」
「これなら?」
「駄目」
「こっちは?」
「それも残す」
ヴァレンティナは腰に手を当てた。
「売る気ある!?」
「ある。売っても構わないものを選んでいるんだ」
「この調子じゃ日が暮れるわよ!」
少し離れた場所で帳面を確認していたセドリックが、一つの棚を指した。
「旦那様。こちらはいかがでしょう」
アルベルトが瓶を確認する。
「……それなら構わない」
「いくらくらい?」
「競売に出せば、百五十リル前後だろう」
「一本で!?」
ヴァレンティナは、つい先ほどまで気軽に触っていた瓶から慌てて手を離した。
「これ、落としたら百五十リル消えるの?」
「そうなるな」
「セドリック、持って」
「なぜ私が」
「怖い!」
「先ほどまで普通に触っておられたではありませんか」
「値段知らなかったもの!」
セドリックは小さくため息をつきながら、瓶を受け取った。
◇
最終的にアルベルトが手放すことを決めたのは、七本だった。
数本は競売へ。
残りは、ローゼンベルク家と長く付き合いのある酒商へ売却した。
合計額は千四十リル。
不足していた八百七十リルを補っても、百七十リルが残る。
「足りた」
入金額を確認したヴァレンティナは、ほっと息を吐いた。
「ああ」
「百七十リル余ったわね」
「残しておけ」
「そうね」
以前なら、余った金を見た瞬間に次の使い道を考えていたかもしれない。
けれど今は、予備の金を残しておく必要性も分かっている。
何しろこの屋敷では、修理箇所など探さなくても向こうから名乗り出てくる。
◇
工事が始まると、静かな侯爵邸は一変した。
朝から屋根の上を職人が歩き、瓦を外す音や槌を打つ音が響く。庭には木材や足場の部材が積まれ、玄関脇には職人たちの道具まで並んだ。
朝食室にいても、頭上から規則正しい槌の音が聞こえてくる。
「うるさい」
ヴァレンティナがパンをちぎりながら言った。
「屋根を直しておりますので」
エレノアが紅茶を注ぎながら答える。
「分かってる。でもうるさいものはうるさいの」
「工事とはそういうものです」
「分かってるってば」
文句は出る。
それでも、不思議と嫌ではなかった。
屋根から古い瓦が外され、新しいものへ取り替えられる。
傷んだ木材が交換され、梁には補強が入り、北側の雨樋も新しくなっていく。
長い間、金がないことを理由に先送りされてきたものが、少しずつ直っていく。
十日が過ぎ。
十二日が過ぎ。
十五日目。
親方がヴァレンティナたちの前へやってきた。
「すべて終わりました」
ヴァレンティナは庭へ出て、屋敷を見上げた。
新しくなった瓦の一部は分かる。
だが、期待していたほど劇的な変化はない。
「……あんまり変わってなくない?」
「屋根ですので」
親方が答える。
「もっとこう、三千リル分くらいピカピカになると思ってた」
「瓦を金にはしておりませんので」
「それは困るわ」
隣でエレノアが言った。
「雨が降れば分かります」
ヴァレンティナはもう一度屋根を見上げた。
「そうね」
今までなら、雨の予報など聞きたくもなかった。
今度ばかりは。
少しだけ雨が待ち遠しかった。
◇
三日後の夜。
待っていた雨は、思っていたより激しく降った。
屋根を叩く雨音が寝室いっぱいに響き、窓硝子を水滴が絶え間なく流れていく。
夜中。
ヴァレンティナはふと目を覚ました。
薄暗い寝室で、しばらく何もせず雨音を聞いていた。
何かが違う。
そう思ってから。
気づいた。
天井から水の落ちる音がしない。
以前なら、強い雨が降れば決まって寝室の隅から水が落ちてきた。
ぽたり、ぽたりと床を濡らし、慌ててバケツを置く。
翌朝にはエレノアが、慣れた顔で雑巾を持ってくる。
それが。
今夜はない。
ヴァレンティナは身体を起こし、暗い天井を見上げた。
「……雨漏りしてない」
隣から眠そうな声がする。
「屋根を直したんだから当然だろう」
アルベルトも目を覚ましていた。
「起きてたの?」
「君がごそごそしているからな」
「見て」
「何を」
「天井」
「見えている」
「雨漏りしてない」
「だから当然だ」
「すごい」
「三千百二十リル払ったんだぞ。これで漏れたら親方を呼び戻す」
「そうだけど」
ヴァレンティナは、天井を見上げたまま笑った。
「最初の日、ここにバケツ置いてたでしょう?」
「ああ」
「覚えてる?」
「忘れるわけがない」
「あれを見たとき、私ね」
「何だ?」
「とんでもない家に嫁いだと思った」
アルベルトは少し黙ったあと、ため息交じりに答えた。
「否定できないな」
「今も少し思ってるけど」
「帰れ」
「冗談よ!」
アルベルトが小さく笑う。
窓の外では、相変わらず強い雨が降っている。
それでも寝室は乾いていた。
たったそれだけのことが、妙に嬉しい。
嫁いできたばかりの頃、ヴァレンティナにとってこの屋敷は、理解できないことばかりの場所だった。
雨漏りを放置して。
高いワインを飲み。
食材を余らせ。
使用人は昔からのやり方を守り続ける。
その一つ一つを直して。
ようやく。
最初に見つけた問題まで戻ってきた。
「直ったね」
ヴァレンティナが小さく言う。
「ああ」
アルベルトも短く答えた。
雨音を聞きながら、ヴァレンティナはもう一度枕へ頭を沈めた。
今夜は、バケツを用意する必要はなかった。
◇
翌朝。
ヴァレンティナが朝食を取っていると、廊下から慌ただしい足音が近づいてきた。
「奥様!」
若いメイドが息を切らして朝食室へ飛び込んでくる。
「どうしたの?」
「西側の廊下が大変です!」
「西側?」
「壁から水が出ています!」
ヴァレンティナの手が止まった。
「……何?」
「壁です!」
「屋根じゃなくて?」
「はい、壁です!」
嫌な予感しかしない。
ヴァレンティナは椅子から立ち上がり、そのままメイドについて廊下を走った。
西側の廊下へ着くと、すでに数人の使用人が集まっている。
古い壁紙の一角が濃く変色していた。
その中心から、じわじわと水が染み出している。
ヴァレンティナは無言でそれを見つめた。
昨日までなら、屋根から落ちていた水である。
今日は、壁から出ている。
後ろから、アルベルトが歩いてきた。
「どうした?」
ヴァレンティナはゆっくり振り返った。
「アルベルト」
「何だ」
「壁から水が出てる」
「……そうだな」
「屋根、直したわよね?」
「ああ」
「三千百二十リルかけて?」
「ああ」
ヴァレンティナはもう一度、濡れた壁を見る。
それから、夫を見る。
「アルベルトォォォ!!」
「いちいち叫ぶな!!」
こうして。
ローゼンベルク侯爵家の屋根は、無事に修理された。
嫁いだ初日からヴァレンティナを悩ませていた雨漏りも、これでようやく解決した。
少なくとも、屋根については。
屋敷全体の修理完了時期は、いまだ未定である。
第一章を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
雨漏りしてる屋敷に嫁いできた不憫なヴァレンティナですが、持ち前の行動力と商才で、ようやく侯爵家の屋根を直すことができました。
書き始めた当初は、貴族のお屋敷の家計を立て直すという少し変わったお話を楽しんでいただけるのか、不安もありました。
ですが、こうして第一章の終わりまで書き進めることができ、作者自身もヴァレンティナたちのこれからが楽しみになっています。
第二章では、屋敷の修繕からさらに一歩踏み込み、領地の問題にヴァレンティナが挑んでいきます。
アルベルトとの関係も、少しずつ変化していく……かもしれません。
まだまだ問題だらけのローゼンベルク侯爵家ですが、引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。
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第二章もどうぞよろしくお願いいたします!




