職業選択と戦闘訓練
更新頻度が遅くて申し訳ないです…!
私事ですが、先日マイホームを購入いたしました
そして新居で猫を引き取って育てております
生活が変わって色々バタバタしておりますがこれからも更新は続けていきますので宜しくお願い致します
「はぁーーっ、せいっ!」
ガッ、カーーンッ…
真上からの渾身の一撃、だったのだがゼダンに軽く受け流され持っていた木剣を弾き飛ばされてしまった
「ルギ!ゼダン!
そこまでだ!」
ここはギルドの裏手にある訓練スペースだ
この一週間、マートスとゼダンに剣の使い方を教えて貰っていた
最初の頃は木剣の使い方に慣れず動きも悪かったが、指摘され直すという事を繰り返すうちにかなり上達したと思う
まだまだ二人には遠く及ばないが…
「ルギ、今の動きは良かったぞ!
だが溜めが長過ぎる
あれでは魔物に襲ってくれと言っているようなものだぞ?」
「そうだな、マートス
だが、悪くない
今の動きの流れを100回繰り返せば実戦でも十分に使える」
マートスは少し考えてニヤリと笑った
凄く嫌な予感がする
「そうだな、ルギ
今のを夕飯までに100回やるんだ、できるな?」
予感的中だ
俺は今日も動けなくなるまで訓練させられるらしい…
渋々訓練を始めようと木剣を手に取るとマートスが声をかけてきた
「ルギ
そろそろ魔法の訓練を始めてみるか?
確か適正は風だったな」
そうなのだ
俺には魔法の適正があるにも関わらず、今日まで魔法の訓練は一切していなかった
それは村の中ですると暴走した時に危険すぎるからだ
だが、魔力操作の訓練はしていた
そのお陰で魔力に意識を向ければ殆ど思い通りに操作する事が出来るようになったのだ
今の俺なら何となくだが魔法を使える自信がある
「是非、魔法を教えて下さい!」
「よし、いいだろう
早速明日から始めるぞ」
そういうとマートスはギルドに戻って行った
俺はゼダンに促され訓練の続きを始める
そうして今日も日が暮れるまで木剣を振り続けるのだった
ーギルドマスタールームにてー
コンコン
「失礼するぞ、ギルマス」
「入れ」
マートスは部屋に入るとそのままソファへ腰掛けた
ガジルはその様子を気にもとめず書類にペンを走らせている
「ルギアスの様子はどうだ?」
ガジルは口だけ動かして問いかける
マートスは少し考えながら話しだす
「あいつなんだがな〜…
剣の握り方も知らなかったのにたったの一週間でランクD冒険者に匹敵する剣技を見せた
正直、俺を追い越すのも時間の問題だろうな
それに何よりあいつの魔力操作の技術
並大抵の魔導師では出来る筈がない
ありゃもしかしたらもしかするんじゃねえか?」
「そうか…
マートス、俺はお前を信頼できる幼馴染だと見込んで話がある」
ガジルのいつにもない真剣な表情にマートスも居住まいを正す
「ルギアスを…」
ーその日の夜ー
「ルギ〜、お前今日も鬼教官に無茶難題突きつけられたのかぁ〜?
お前も苦労するなぁ〜」
「そんな事ないですよぉ〜
やだなぁ、ははっ、はぁ…」
ギルド併設のマルダさんの宿て酒を飲む村人に混じって夕食を口に運ぶ
今日はマルダさん特製一角兎のクリームシチューだ
マルダさんの宿とは言っているが、正確にはギルドの宿なのだ
だが、管理運営をしているのはマルダさんなのでマルダさんの宿とみんな読んでいる
殆どは宿としてではなく食堂として利用されているが、たまに来る外部の人間の宿泊場所だ
最近知ったんだが、ギルドマスターのガジルとマルダさん、マートスは幼馴染らしい
この一週間、毎日訓練後はここで夕食をとっている
その為この村の人とも随分打ち解けた、と思う
「それにしてもマルダさんのご飯は本当に美味しいなぁ!」
「そりゃ良かったよ
ほら、好きなだけ食べな!
明日からは魔法の訓練なんだろう?」
「いいんですか!?」
すると隣で黙々と食事をしていたゼダンが口を開いた
「魔法の訓練は剣術以上に消耗する
食べれるだけ食べたほうがいいぞ?
それに明日からは外での訓練になる
ここに戻れない日もあるんだ、しっかり味わっておけよ」
そうなのだ、訓練を始めて早1週間
遂に村に出て実戦形式の訓練をすることになったのだ
常時依頼書にある低ランクモンスターの討伐と薬草採取を熟しつつ実戦経験を得る
ここでしっかり成果を残せば漸く一人前の冒険者になれるって訳だ
食事を終え二階の部屋へ向かう
室内は簡素な木のベッドとテーブルが置かれており小さな出窓が付いている
「明日から遂に依頼を受けるのか…
まぁなんとかなるだろうが、魔物と戦うのはやはり不安だな」
1週間の稽古で腕は上がったが、やはり実戦となると不安になるのだ
なにせ相手は魔物、殺しにかかってくるのだから
「やるっきゃないな、頑張ろう!」
そして日々過酷な訓練の影響でルギアスはすぐに眠りについたのだった
魔法、まだ使うところまで辿り着かなかったです
すみません…




