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そこは異世界でした  作者: キノ
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情報収集

 誰か人を探そうと歩き出したはいいが、如何せん此処がどこだかわからない

 遥か前方には山々が連なる山脈と巨大な木

 先程まで彼が立っていた場所を中心に円形に広がる草原と、それを囲むかの様に木々の生い茂る森があった


「どっこに向かえばいいんだ?

 この辺りには…森しかない、か

 遭難とかしたら、一生出れないとか…

 こうなったら、奥の手を使うか」


 その辺りにあった手頃な木の枝を立てて、倒れた方に進むことにした


 ー1時間後ー

 彼は早くも窮地に立たされていた


「オマエ、ハ、ナンダ…」

 目の前には巨大な(ドラゴン)がいたのだ


 金色の瞳に緑の身体

 10メートルは優に越す程の大きさで、見たものを圧倒する存在感があった

 所謂東洋の龍そのものだった


(やばいやばいやばい!

 死ぬ!殺される!

 逃げなきゃ!でも、身体が、動かない…!)


「モウイチド、トウ

 オマエ、ハ、ナンダ?」

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