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そこは異世界でした  作者: キノ
13/22

世界の歴史

「魔法や龍、それに世界樹もないだと…!?」


 ヴァルは目を見開いて驚いた


「では、どうやって世界を保っていたのだ!?」

「世界を保つって、別に何もしなくても世界はあるだろう?」

「そんな事はあり得えぬ

 いや、異世界なら大丈夫なのか…?」


 どういうことか聞いてみると、ヴァルはこの世界の歴史を語ってくれた



 昔の話だ


 一柱の女神がいた

 その女神は世界を創ろうと考えた

 女神は神殿の神々に世界を創りたいと話た


 大地を創りましょうと土の神が言い、地面が生まれた

 海を創りましょうと水の神が言い、地面を割って広大な海ができた

 火は地の下で鼓動すると火の神が言い、火山が生まれた

 緑を宿らせましょうと豊穣の神が言い、大地に草木が芽生えた

 風で種を運びましょうと風の神が言い、優しき風が吹いた

 暖かな光で世界を照らしましょうと光の神は言い、昼が生まれた

 安息の闇で安らかな眠りをと闇の神が言い、夜が生まれた

 神々は女神に

「さぁ、これで世界は創られました

 ここに命を宿して下さい」

 と言った


 女神は最初にドラゴンを創り出した

 赤のドラゴンは火と共に

 青のドラゴンは水の中に

 緑のドラゴンは大地の上

 光のドラゴンは昼の中に

 闇のドラゴンは夜の中に

 作り出されたドラゴンはこう言いました

 全ては神々の為に、世界の為に

 そして其々の場所で世界を管理することになりました


 女神は次に沢山の命を創りました

 魚や動物や虫、人間もです


 そうして全ての命を創り出した女神は最後に世界樹を創りました

 世界樹にこの世界を維持する為の力を与え、女神は天界でこの世界を見守ることにしました


 女神が天界に帰ってしばらくすると、魔が生まれました

 魔は一人の青年の心に巣喰い、その姿を化け物に変えました

 化け物は沢山の命を喰らい強大な力を手に入れました

 化け物はその力でたくさんの生き物を魔の生き物へと変えて生きました

 女神は静かに悲しみました

 そして化け物を一番南の大陸へと封じ込めました

 その為に女神は大きく力を失い、眠ってしまいました

 化け物は大陸を覆う巨大な結界によって外に出る事は出来ません

 ですが、化け物の創り出した魔の生き物達は世界中に散らばり悪さをするようになりました

 人間達は魔の生き物を倒す為、武器を取り戦いました

 いつか化け物を倒し本当の平和を手に入れる為、今なお戦い続けているのです



 ヴァルは話し終えて一息つくとこう続けた


「この世界は神の力により維持されておるのだ

 そして、魔が生まれたが為に神々は力を消耗しておる

 それは我ら古代龍とて同じ事よ

 我らの力が失われればこの世界は崩壊する」

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