龍に聞きたい事、其の二
「なぁ、ヴァルギアス、いや、ヴァル
メニューについては知らないって言ってたけど、ステータスやアイテムボックスも知らないのか?」
メニューは昨日知らんと言われたので、メニューにあったステータスについて聞いてみた
「ふむ、ステータスか…
鑑定と言うスキルやそれを用いて作られた魔道具などはステータスを調べる事が出来ると聞く
一番一般的なのはギルドカードだな
冒険者や商人等が持って居たはずだ
アイテムボックスもスキルの1つだ
ダンジョンからアイテムボックスと似たような魔道具が出る事もあるぞ」
「スキルなのか
俺はスキルには書いてなかったが、アイテムボックスはあったぞ?」
そう、スキルの欄にアイテムボックスはなかった
「それは我にもわからぬ
だが、迷い人などどのような力があってもおかしくは無いからのう」
「そういうものなのか?」
よく分からんが、そもそも異世界にいる時点で理屈では通じない事も多々あるだろうと諦めた
ただ、どうやら特殊な例らしいのであまり周囲に言わない方がいいだろう
「ステータスについては基本は言いふらしたりしなければ問題なさそうだし、アイテムボックスもこのカバンが魔道具だと言い張ればなんとかなりそうだな」
「うむ、それがよいだろう」
ステータスやメニューについてはまぁいい
まだ気になることは沢山あるが、一先ず放置しよう
次が本題だな
「ヴァル
この世界について、教えてくれないか?
俺の世界には魔法や龍、それにあんな大きな木もなかったんだ」




