龍に聞きたい事、其の一
一先ず機嫌を直してくれたヴァルギアス(ミニ)に昨日の事やこの世界について聞くことにした
「ヴァルギアス、昨日のことについて聞きたいことがあるんだがいいか?」
「…うむ、良いだろう」
ヴァルギアスは少し考えるそぶりを見せたが話し始めた
「まず、我は古代龍だ
古代龍は神により創りだされた世界最古の生物である
我以外には、赤、青、光、闇の古代龍がいる
そして、我らは、神より莫大な力を与えられている
そして、我は昨日、其方に力の一部と名を与えた
それは我らが迷い人に力を与える事を義務付けられているからだ
お陰で力を使いすぎて眠ってしまったがな
迷い人とは、輪廻の輪から弾かれ、こことは異なる世界から来た者だ、それ以上はわからぬ…
何百年か前に一度だけ、迷い人に会ったことがある
其奴については語る事は出来ぬようじゃ
まぁ、名まで与える必要はないのだが、その方がより力を与えやすいのだ
我から別れた名はルギアス、これが其方の名だ
そして、我が名はヴァルとなった
まぁ、これは其方が死ねば戻ってくる名だがな」
名前については薄々そうじゃ無いかと思っていたが…
そこまで聞いて、俺は1つ疑問に思った事を尋ねた
「なぁ、何故過去に居た迷い人の話は出来ないんだ?」
「それは…
神により、過去の迷い人について話せないようにされているからだ」
「そうか」
過去の迷い人についてとても気になる
だが、何百年も前の人らしいから、もうこの世には居ないだろう
知るすべは無い、か…
或いは、神様に聞くか、だよな




