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地雷怖い。




キラスはこの世界で、仲間扱いなんだろう。血がボタボタ流れている。……うわぁこう見ると凄い……悪い意味で。でもセネアの体は、慣れているのだろう。胃とか気持ち悪くはならない。ただ……気持ち的には結構ダメージはでかい。……こんなこと考えている場合じゃない。早く回復させてあげないと痛そう……でもっ



「どうすればいいんですか?」



聞いていない。わかんない。どうするんだ?



「ん!えーっとね!杖を怪我しているところにかざして、思いついたことを言えばいい。」



とキラスが笑顔で答えた。コイツ……こんな血がボタボタ出ているのに気にせず笑顔だ。痛みとか感じるののかな?一応キラスの言うままにかざした。思いついた言葉って……何?湧き出てくるの?出てこないんだけれど……一応それらしい言葉言ってみるか。



「ヒール」



そう言うと杖が緑色に光って……キラスの左腕は端から元通りに戻っていった。あ、出来てしまった。もういいや。そんなこの世界のことなんてわかんない。考えないようにしよ。その途端、少しくらっと立ちくらみのようなものを感じた。そのまま倒れるように寝転がった。えっ何で?何で?



「おっと?大丈夫セネア。」



と心配しているようにしているが、キラスの身体能力なら支えられたでしょ。と言う文句は噛み殺し……



「大丈夫です……」



と答えておいた。



「なんか回復すると……自分の体に負担をかけるケースがあるんだ。その場合だね。慣れたら問題ないよ。大きな怪我やたくさん回復は別だけれど……セネア。ヒールってそのまんまじゃんwでも初めての人はそんな感じらしい。経験積むともっと大きな怪我にも対応できるらしいよ。」



とキラスは教えてくれた。へぇー。いい勉強になるなぁ。ヒールっていう言葉に笑ったのは別問題だが。大きな怪我にも対応できるなら医者ですって名乗ったら原作が終わった後の人生普通に生活できるかも!!それは嬉しいなぁ。そのためにも練習しよっ!うん。開き直るもんねー!



「ねぇ、キラス。」



それと同じくらい気になることがあるんだ。



「なぁに、セネア。」



「あのさ、杖を使えるようになったのは嬉しいんだけれど……」



「うん。」



素直に話を聞いているが……圧がある。



「そのやり方は違うんじゃない?このためだけにわざわざ自分で傷を作るなんて……」



私は、この力を得るために傷付いては欲しくはない。



「えーっと何というか……私なんかのために傷なんか作らなくてもいいし、何より体を大切にしてほしいの。キラスも元は人間じゃん。」



別に良い子ちゃんでいるつもりは全くないが、体は大切にしてほしい。ただそれだけだ。だが……



「……」


キラスは黙っている。なんか笑顔も目が笑っていない。圧もあり空気が重い。またもやキラスの地雷を踏んでしまったのかもしれない。



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