-【4-4】-白銀騎士隊
〜以下回想『崖崩しの特攻戦』〜
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後にそう命名される戦が起ったのは、今から5年程前の事になる。
長きに渡り沈黙と平穏を保ってきたアマテオ帝国が宣戦布告も無しに
帝国領との境界線である北ウルムへ進軍を始めた。
アマテオ帝国は、聖都シーバを前身に持つ歴史古き大国の一つで、
伝説の領域に含まれる程、遠い昔に全世界に対し征服戦争をけしかけた事があるらしいが
当時では、自軍を他国へと派遣する事で国を運営している武力国家としての印象が強かった。
アマテオ帝国の武力は他国を圧倒的に凌駕する3種類の戦力がある。
戦闘訓練を受けたアマテオ帝国民で構成された、アマテオ帝国軍。
アマテオ帝国内に聖地、および本拠地を持つリシュモン教団の、リシュモン教兵団。
そして、アマテオ帝国の精鋭にして、シルバーノ大陸最強の武力集団、白銀騎士隊。
アマテオ帝国軍は、兵の戦闘能力の平均値が高く、
かてて加えてその総人数が凄まじい。
リシュモン教兵団は、「聖人代行」と呼ばれる5人の教師を筆頭とし、
紋術行使を目的としたリシュモン教修道女や、紋術媒体装備を身につけた教団兵は非常に強力、
特化型戦力を持ち味としている印象が強い。
この二種戦力だけでも国家との戦争を両立させられるまでの戦力を秘めているが、
三つ目の戦力。白銀騎士隊、これが特にいけない。
アマテオ帝国宰相アイーロン・ゲルサウス個人が所有する騎士隊で数百人程度、人数こそ少ないものの
人の枠組みを超えた連中だと考えて良い。
普通に考えてこれだけの兵力があるなら、大昔の様に侵略戦争でもなんでも起こせる様に思うが
【断罪録】に反するだけで無く、アマテオ帝国は土地に恵まれなかった。
アケマ地方のトトエオー山脈を超えた北部に領土を持つが、この枯れた大地には
穀物が殆ど育たず、北方に広がる「禍渦の海域」で獲れる水産物はしれている。
自国で生産できる食源が殆どないアマテオ帝国には、戦争を始めても戦争を続ける体力が無く
他国からの輸入資源が断たれてしまえば数年で崩壊してしまう。
だから自国の兵力を交易の資材として長きに渡り存在し続けてきた。
それにも関わらず、アマテオ帝国は、戦争省に申請もせずに進軍を開始した。
進軍した理由も【断罪録】を犯したにも関わらず未だ裁かれない理由も分からない。
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俺がアマテオ帝国との戦場に立った時には、既に北ウルムは完全に征服された後だった。
それは、アマテオ帝国軍が北ウルムに進軍してから2日後の事だ。
ウルムはシルバーノ大陸を代表する大国の1つであり、ウルムの代表ルムル卿とその内閣は、
危機感が鈍化しているとはいえアマテオ領方面からの警戒を怠る様な連中では無い。
だからこそたった2日で北ウルムが制圧されたのは驚愕の一言で、
改めてアマテオ帝国の武力を思い知らされた。
だが、幸運な事にウルム国はトトエオー山脈で北南に分断されていて
山脈を正規に越えようとすれば、人力で開拓した道幅の狭い渓谷を超えなければならない、
相手が多勢であればある程、南下するのに時間がかかる。
当時の俺は、とある事が原因でフラついていて傭兵まがいの仕事を生業としていてな、
かき集められた傭兵の一人として南ウルムにやってきたわけだ。
この戦争に参加するにあたり、まず最初に、ここでの敗北が何を意味するのかを聞かされた。
南ウルムには、異界でも数箇所しかない「空港」が開かれている。
この「空港」で使用されている「飛行船」は、非常に有用な乗り物だが
飛行を可能とする紋術回路はロストテクノロジーであり、実用可能な「飛空船」は
異界全域を見てもほんの少しだけとなる。
この「飛空船」と、そのテクノロジーをアマテオ帝国が保有する事で
どういう結果となるか、そんな事は考えなくても解る。
今は北ウルムで止まっている戦場は、大陸全土にまで飛び火する事だろう。
つまり、ここで俺たちがアマテオの進軍を食い止めなければ
異界は未だ無いほどの戦火に曝され、数えきれ無いほどの人が命を落とす。
俺はそれを聞いて身が震えた。
その数年前にとある事情で大勢の仲間を失っていたから尚更この現状が許せなかったんだ。
終結した俺達傭兵達は、義勇軍とされ
既に作戦行動中のウルム自衛軍の傘下に入り
トトエオー山脈へと足を踏み入れた。
作戦内容は至って完結。
腕に覚えのある精鋭で渓谷から進軍してくるアマテオ帝国軍に特攻を仕掛け
その間に、別働隊がトトエオー山脈を貫く渓谷両側の崖を
発破で崩し渓谷道を潰しそれ以上の侵攻を不可能にする。
誰でも思いつく簡単な作戦で、急拵えで詰めも甘い。
アマテオ側からしても想像に容易い作戦だろうが、
こと今の状況では効果的で、正面からの特攻はどうにか対処できても
土地勘のないアマテオ兵に、山内を哨戒し発破を食い止める事は難しい。
俺は、発破作業に精通するウルム防衛軍と
起爆用の紋術回路を構築する紋術師を護衛する役を受けた。
腕には自信があったが、俺の大剣術は、擦り合わせのない戦場では活きにくい技だ。
立ち回りが悪ければ仲間を傷つける恐れもあるからな。
何より、特攻部隊は決死だ。
後方で崖が崩されれば逃げ場がなくなる。
取り残された特攻部隊は、崖を登り撤退するか
死ぬまで戦い続けるかの二択、必要な犠牲だとしても
その心情は計り知れない、その殆どはウルムの人間だったが
チラリと見たその面構えは、印象的で他の兵士とは一線を画していたよ。
自国を守らんとする兵士の覚悟、
もしくは、既に北ウルム制圧の際、死より堪え難い屈辱を受けたのかもしれない。
かくして作業は順調だった、両側三ヶ所、計六ヶ所にて開始された
発破の準備はほぼ終わりに近づき、
後は遠隔発火の紋術回路が構築されれば完了という所で
視認できる距離にアマテオ兵が現れた。
その数、測定不能。
もはや数えるだけ士気が下がる量さ。
眼下の渓谷で戦闘準備を整える五百人からなる特攻隊に指令が降りる。
兵力の結成から5〜6時間程度。
目視した感じだと、ギリギリ戦闘準備が整ったと言った所だろう
よくこの短期間で人数分の鎧の着用や編成を済ませられたものだ。
特攻隊は、渓谷の狭さもあり一斉に特攻を仕掛けるのではなく
五隊に分けて壁の様に進軍した。
特攻隊で渓谷道に描かれる縞模様は順々にアマテオ兵に接近し遂に開戦する。
渓谷内に金属がカチ合う音と、鬨が反響し響き渡り
崖の上から視認できる戦場で、瞬間的に陽光を反射する無数の白刃が見えた。
発破の準備を進める俺達も強い緊張を認めた。
強い焦りの中、俺達は護衛の為に哨戒に集中を強める
先行部隊が現れないとも言えないし、こんな時にダイヅツロなんかが現れたら事だ。
谷向い作業する紋術師の一人が手を挙げる、
遠隔発火の紋術回路が完成した合図。
残り五ヶ所。
こちらの紋術師も、もうすぐ紋術回路の構築を終える
早いとこ作業を終えて発破を終わらせたい、
そうすれば特攻隊生存の確率も上がり、ウルム国民の避難にも人員を割ける。
ふと近場で哨戒にあたる傭兵の一人と顔を合わせ
緊張をほぐす様に無言でお互いにうなづく。
焦る気持ちを一度押し込め、深呼吸。
こういう時に急いても急かしても良い事など無い。
作業完了、下山して着火、発破が起きませんでした。
では、シャレにならない、何もかも無駄に終わる。
よしんば特攻隊が全滅したとしても
時間はまだ十分にある筈だ。
戦線に目を向ける。
ほら、
戦場はまだあんなに遠い…
そんな時だった。
なんの前触れもなく、突如としてソレが現れたのは。
遠方、渓谷にひしめくアマテオ帝国軍勢が両端に割れ、
分かれた軍勢の後方から、一際白い何かが向かってきているのが見えた。
「おい…なんだあれ」
誰かが声を震わせながらそう言った。
俺も、その光景を凝視していた
肋骨の内側に寒気が満たされてく感覚、
戦場に身を置く戦士の一人として、それが「恐れ」である事を知っている。
視野に点の様に見えていたソレは、見る見るうちに戦線に到着し、
その瞬間。
数え切れない程の【粒】が、渓谷の壁面を超え遥か上空に散らばった。
空中で細かく分裂しながら飛びっ散っていく【粒】の正体を理解しようと唖然としていると
その【粒】が先ほどまで戦線で交戦していた筈の突破隊である事に気付く。
人間が、
鉄の鎧を着用する人間達が、
四肢を放り出し、臓物を撒き散らしながら
遥か上空に飛び散っていく。
それも、一人や二人では無く
数え切れない無数の人間がだ。
だが恐ろしいのは、ここからだった。
人間の壁に突貫するソレは、
その速度を一切衰えさせる事なく
突き進んで来るのだ。
それは、水面を突き進む船。
強引に水を切り裂きながら
両側へと押しやり前進していく高速船。
渓谷の一部が、黒い影で覆い尽くされる。
全て空中に散らされた人間のものだ。
ソレは五百人から成る突破隊の壁を、まさに一瞬の間に突き破り
あり得ない速度でこちら側へ向かってくる。
更に、ソレの後ろに続いて来る何かも確認した。
遠目で見て追従する何かの正体が騎馬する兵隊である事は理解できたが
高速で移動する鈍く白いソレの正体は全くわからない。
いや。
本当は、わかっていたのかも知れないが
自分の積んできた経験と、体験からなる認識が
何よりも自我に形成された常識が理解を拒んでいる。
だが、肉眼で視認してしまった今、
理解しざるを得ない。
こちら側に突き進んでくるソレの正体は
たった一人の人間だった。
特徴的なシルエットをした白銀の全身甲冑の騎士。
右手には短い槍、身長は異様に高い。
そんな容姿の一人の人間が、人間を上空に撒き散らしながら
騎馬隊よりも早い速度で走り向かってくる。
彼方からソレ現れ
ソレを視認し
その事実を認めるまでに
数秒の時間を有した。
一番最初に声をあげたのは俺だったと思う。
「発破を起爆しろ!!!」
全員がその声を認識し、行為に移ろうと動く
今ここで発破を起爆すれば、俺を含め全員爆死するだろうが
アレがここに現れれば、同じ事なくらい戦士なら皆、本能で解る筈だ。
先ほど紋術回路の構築を宣言していた紋術師が
決死の覚悟決めた時
その後頭部を槍が貫く。
槍持ちの白銀の騎士だった。
あり得ない。
先ほどまで、点の様に見えていた筈だ。
いったい、この1秒にも満たない時間の間に
何キロメートル進んだというのだ。
白銀の騎士は、完全武装をした護衛を含めたその場の全員を無力化した。
無力化。
そうとしか形容できない。
何をしたのか解らないが、一呼吸終わらない内に全員その場に倒れたからだ。
『全滅する』
俺の中の戦士が、恥ずかしげもなくそう訴えたその時、
俺の真横の紋術師が発破の為の爆薬が詰まった樽に向けて
紋術を行使しようとしているのが見えた。
直接、火の紋術を行使し自爆するつもりなのか!?
「ッ!!間に合え!!」
俺は、その紋術師の後頭部へ向けて剣の先端を伸ばした。
直後、強い力で剣が弾かれる。
予想通り、白銀の騎士は紋術師の後頭部を狙っていたが
俺の剣に弾かれ貫き損ねる。
一瞬、白銀の騎士は止まり、俺の方を見た。
「お前、俺の槍を防いだね?」
異様なオーラ。
空間が捻じ曲がる錯覚を催すプレッシャーに、
それが、かつて対峙したどの脅威よりも長けた存在だと思い知る。
俺は、交戦する覚悟を決め、
足場を整え【決意】を練り上げる為に後方へ飛ぶ。
俺が、地面に着地したのと同時くらいだったか、
眼前が真っ白に遮断されたかと思うと、
着地した岩盤が強引にひっぺがされ俺ごと吹き飛ぶ。
空中で回転しながら、紋術師が発破に成功したのだと理解した。
爆風によって太い樹木に叩きつけられた後、
俺はしばらく身動きが取れなかったが、
白銀騎士の追撃がない事で、あの爆発によって攻撃を断念したか
他の紋術師に止めを刺しに行ったのだと考えた。
白銀の騎士は、運よく岩盤に守られた俺とは異なり
地形を変える為に用意された発破を全身で受けた事だろうが、
到底、死んだとは思えない。
そうして、俺は一命を取り留め、
生き残った人間数名と共に、命辛々ウルム市街に戻ったが
既にそこは蹂躙された後だった。
例の白銀の騎士は、南ウルム市街地に展開された防衛線を
たった一人で崩壊させ、そのままウルム空港を制圧した後
ようやく大人しくなったらしい。
ウルム空港の制圧が奴の任務だったんだろう。
俺は残されたウルム国民を逃がす為、わずかに残された兵力と協力し
白銀の騎士に追従して現れた騎兵達と交戦しながら撤退を続けた。
俺達が崩した崖の一部は進行の妨げにはなっただろうが
進軍を止める事は叶わず、アマテオ帝国の本隊は
半日後、当然の様に特機隊を皆殺しにして後で
悠々と南ウルムに到着した。
こうして後に「崖崩しの特攻戦」と呼ばれる戦は緩やかに幕を閉じる。
俺達の完全敗北という形でな。
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〜以上回想『崖崩しの特攻戦』〜
チャポン。
と天井から水滴が落ちる音が洋室に響く。
「最初に2日で北ウルムが制圧されたのに驚いたと言ったが、今では真逆の評価だ」
2日で制圧されたのでは無く。
2日も制圧に耐えたのだ。
リュンクは、オーケンの話を聴き終えた今、どう受けたものかと思っていた。
オーケンがどの様な気落ちでそれを話したのか解らないが
話の中に出てきた「白銀の騎士」という存在の圧倒的な強さに
憧れるところまで来ている。
そんな凄まじい強さを持った存在が現実に居るなんて
胸がドキドキして鳴り止まない。
「その…白銀の騎士はいったい何者なの?」
「アイーロン・ゲルサウス直属の六騎士の一人、
白銀騎士隊の突貫騎士サルホーガ・イデラケウスだ」
オーケンは更に「命ある内に伝説の領域に入った存在の一人だ」と付け加える。
全身の鳥肌が立つ‥。
白銀騎士隊。
オーケンが説明したアマテオ帝国の精鋭にして、シルバーノ大陸最強の武力集団。
しかもその中で、更に精鋭だとされる人物。
「すげぇ」
「‥‥格好いいと思ったか?」
「あっ‥いや!」
口に出してすぐ、まずいと思った。
当時のオーケンは、話に聞いただけのリュンクでは計り知れないほどの経験をした筈、
それは辛い経験の方が多いだろう。
その人を捕まえて、元凶の方を褒めるなんて人としてどうかと思う。
「素直でよろしい!」
だが、オーケンは再び笑って見せた。
「男は強さに憧れるものだ。変に卑屈になって忖度するよりも正直で気持ちがいい」
「そっか。でも、ごめん‥オーケンには辛い経験だったんでしょ?ほら、胸にそんなに傷が治るくらいの‥‥」
…ん?
ちょっと待て、胸の傷の話は?
「ねぇオーケン。胸の傷は?爆発の時?それとも、その後の戦いで?」
「ん?いや、下山するときにすっ転んでな、落ちてた木の枝が刺さった傷だ。これは」
「は?」
今の話と、胸の傷は関係ねぇーのかよ!!
「なんか全部終わって一息ついた時に仲間から言われて気づいたんだわ」
はははは。とオーケンは再び大きな声を浴槽に響かせた。
そのとき、脱衣所の方でポルシィの声がする。
「仲良しこよしはお風呂から出てからにしてくださいな〜」
その声を受けたリュンクとオーケンは、いそいそと
お互いの体を洗いあうのだった。
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風呂から出てすぐ、
リュンクは久しぶりに眠気の様なものを感じた。
数日ぶりの風呂で体か暖められたからなのか、
室内に居る安心感からなのか、
もしかすると眠っても良い状況になった事を感じて
身体がようやく睡眠の許可を出したのやも。
少しウトウトしてきた後、あまり間を空けずに
睡魔はリュンクの意識を奪っていった。
オーケンは、ソファーで寝息を立て始めたリュンクを見つけ、
ポルシィがリビングに用意していた寝具に移動させた。
少しして、ポルシィが風呂から上がってくると
彼女は、リュンクの寝顔を見て柔らかな表情をして言う。
「よほど疲れていたみたいね」
「だろうな。なんせこいつは大森林から来たらしいぞ?」
「大森林?フフ‥それはさぞかし大冒険したんでしょうね‥‥冗談よね?」
「さぁな。ただ、それに近い遠方の人間な事は間違いない。店のメニューを見せたが
こいつウーサム文字が読めていなかったんだ」
「まぁそれは大変ね。お勉強しないといけないわ」
「それだけじゃない。おかしい要素が色々とある‥ポルシィはどう思う?」
「この子の身の上はわからないけど、私にはどこにでも居る普通の男の子だと思う、きっと良い子よ」
「ああ。そうだな!年齢の割に落ち着きのない所はあるが好きなタイプだ」
オーケンは真剣な顔を崩し、歯を見せニカーッと笑う。
「貴方のお仕事に関する事は良く分からないけどね、この子の事を判断するには時間がいると思う」
「全く同じ意見だ」
様子見。二人はリュンクの扱いを保留にする事にする。
かくして世が老け、リュンクが異界にやってきて4日目の夜が終わるのだった。




