十七話
また名前変えますね
「お、おい!!正気かよ!?死ぬかも知れないんだぜ!!現に先生はもう···」
「じゃあお前は戦わなくていいぞ?」
「え?」
戦えない人が居ても邪魔なだけだ。
「こいつみたいに戦わずに死ぬだけのクズは他に居るか?」
「え?」
「俺達が戦おうが戦わなかろうがどのみち敵は来るぞ?確実に。」
「まじかよ···」
「まあこれから死ぬお前には関係ない話だけどな?」
「いや、待ってくれ!俺も戦う!!」
クラス全員が戦うことになった。41人も仲間が居ることはとても心強い。
「わかった。おい、銃は何処に仕舞ってあるんだ!!」
「先生の机の下の扉を開けた所にあるって言っていた!!」
「ありがとう。ええと····」
「No13でいいよ。」
「わかった。ありがとう、No13」
俺は机をどかし、扉を開けた。
床の下には銃が大量に保管されていた。
「うっそだろ···」
緊急時だから気にしてる場合出はないが、これは絶対に高校には必要ない物であった。
(待て、こういう時は使いなれてる魔法の方が良いのでは?)
「敵がもうすぐ来る!!」
迷ってる暇はなかった。俺は銃を一丁取りだし、教室の扉に向けた。
だが、こんな状況でもおれは余計なことを考えてしまった。
トリガーを引くだけで、それだけで人の命は終わってしまう。
俺はさっきまであった覚悟がまた消えてることに目を反らしていたことに気づいた。
手は今までに無いほどに震え、心臓の音が聞こえた。
今から俺が殺す人には家族が居るのだろうか?その家族はどうなるのだろうか?
また同じだ。無限ループに入ってしまっている。
俺はやっぱり人を殺せない。妹は生き返らない。
そう思った時だった。敵が教室の扉を開けたのは。
敵は間違いなくプロだった。
味方の死体を見るや否や銃を構えた。その動きはまるで踊るように滑らかだった。
そしてその迷いのない滑らかな動きで狙ったのは-銃を持っていた俺だった。
そして乾いた音と共に視界がブラックアウトした。




