十二話
(不味い···何とかしなければ···)
一週間遅れで学校に来た人が女の子を殴った。まあ、ここまではは別にいいんだ。だが、"香風花はその人と仲がいい"が追加されたら困る。
悪目立ちするだろうし、それで更にイジメが悪化するかもしれない。それか無くなる代わりに皆花に怯えるか···
「おい!!小路に何をした!!どうやって小路の防御魔法を壊した!?」
叫んできたのはさっきまで花をイジメてた一人だった。
(防御魔法?何のことだ?)
「ぶっ潰す!!」
「あ、美香!!魔法使っちゃダメ!!」
その叫んできた子(美香って言う名前らしい)が友達の声を無視して右手を前にだす。
すると、手の前に目が出てきた。
産まれて初めて見た、魔法に底知れない恐怖を感じる。
だが、魔法が発動する前に、ビービーって音がスピーカーから出てきて次の瞬間、目が蒸発する。
(何が起こってるんだ!?)
「魔法を使ったバカは誰だ!!」
先生がドアを蹴り飛ばして大声で叫ぶ。
その威圧感は物凄く、全員が美香を指差す。
そして美香本人はと言うと腰を抜かして漏らしていた。
(まあ、誰だってそうなるだろうな···)
そう思えるほど怖かったのだ。女子は数人泣くほどに。
そして先生は無言で美香のところにいくと、無言で背負い、教室を出ていった。
先生が出ていき、一気にクラスの緊張感が抜けていった。
何をすればいいのか分からなかったから時計を見るともう残り五分程しかなかった。
(もう戻らないと···)
「花、イジメられてるんだったら絶対言えよ?」
その時の花の笑顔は多分一生忘れないと思った。
誤字脱字を報告してくれると嬉しいです。
第1章って書いても絶対に二章来なさそうなので辞めました。




