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原型:みんなが心躍る世界を■■したいですが(多少)手こずっています。  作者: アイティ
一章:ぐだぐだな(未熟者による)国造り。
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Dream:1 親友

いつか創が見た夢の話。

今やる必要ある? 的な物ですが……


こう、お寿司のガリ的な感じで……

------------------------


ん……ここは……


気づいたら彼女は真っ白な空間にいた。


「おおーい!はじめぇー!」


え……?誰……?


彼女が聞いたその声はどこかで聞き覚えがあった。

だが思い出せない。確かに聞き覚えがあるはずなのに…


「おやおや忘れてしまったのかい?

 君は私の親友だったじゃないか。()()()()の。」


…そうだ。あれは、あの声は…


創はそれを聞いてある人物を思い出す。

ここにきてから忘れていた。


私の親友であるあの子。


いつも本を読んでいたあの子。


学年トップで生徒会長のあの子。


その子の名前は確か・・・



(しゅう)ちゃん…」


神堕(かみだ) (しゅう)。それが私の親友の名前。


でもなんでこんなところにいるんだろう…



「ちっがうわ!?なんでそうなったよ創!

 私だよ私!ほら!生徒会長で本読んでたあの!」



・・・?



今聞いている声は神堕 愁の声だと分かった。

最初彼女の声を聴いたときには分からなかったが、

愁という人物をあの声に当てはめると創は納得がいく。

理由として、

彼女の印象は清楚でまじめ。かつエレガントな存在であった。

声のトーンも低く、誰かに話しける時には少し冷たくなるこもあった。

だが朝会で声が裏返ったときの一瞬の声が、

今聞いている声とおんなじだと思ったがためにである。



そしてまず第一に、

彼女の親友は創だけであり、同様に創の親友も彼女しかいない。

が、しかし、彼女が言うには違うらしい。

だが学生時代の記憶を思い返しても、

生徒会長で本を読んでいたのは彼女しかいない。

小学生まで思い返してみるが

生徒会は中学からしかなかった。

しかも一年生、創が死ぬ二年の時にも生徒会長を彼女が務めていたはず。

そのため愁しか当てはまる人物がいない

じゃぁ愁ではなくいったい誰なのか。

別に人違いでもなさそうだ。

創と言う人物名を言っているからね。


「あ、あのう…あなたはいったい誰なんですか…?」


恐る恐る創は愁と思わしき人物に名前を聞く。



「はぁーあ…忘れられたのか…

 まぁ状況が状況だからなぁ…」


愁と思わしき人物の声は、すこし落ち込んでいるように聞こえた。



「私の名前は____」


「え?」


彼女名乗ろうとした名前の部分だけノイズが走る



「おおっと。やっぱり前世の頃の名前は使えないか…」


「前世の頃…?」



「じゃぁ、今の名前でも憶えてってくれ。

 今の名前は私が読んでいた本のキャラクターそのものだ!

 ヒントでもあるからよーく聞いておくように!


 

 私の名前はパートワン・セイヴァー。

 この歪んだ世界の救世主だ!」


「はい…?」


パートワン・セイヴァー。

それは愁ちゃんが読んでいた本の

神様ポジションのキャラクターだったはず…


え?ほんとに愁ちゃんじゃないの?

ここまで同じなのに?


「あの…その名前って…」


「ああ!思い出してくれたかい!」


「神堕 愁ちゃんじゃないんですか…?」


「ちっがうわ!だから誰だ愁って!___は合ってるけど!

 ____だっての!?あ”あ”伏せられてる!

 もどかしい!なんでそう言うシステムにしたんだ!」


彼女は名前を伝えようとするがノイズが入ってしまう。

『___は合っている。』

『愁』は違う。

つまり神堕と言う苗字は同じなのだろうか。


「うん…?いや待て。___家を知っていると言う事は……

 ああなるほど……ここはそう言う世界なのか……」


「な、何を言っているんですか愁ちゃん…」


「すまない。人違いだったみたいだ。ごめんね!」


------------------------

「何が人違いですか!あっ……」


目が覚めるといつものコテージであった。


なんであんな夢を見たのかは分からない。

だけどなんであれ創は愁のことを思い出せてよかったと思った。


……その時まで忘れていた親友のことを。

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