国王生誕の日。祝え。
※一章は未だに無改修です。
小説を書き始めた当初に書いたものなので、
語彙力皆無であやふやな表現があるため、生温かい目で見てください。
なんだったら、二章の最初にある一章まとめをみてほしいなー……って。
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唐突に物語は途中から始まります。
記念すべし一章始めは国王の話から始めましょう。
なんたって国の中心の人物だからね。
……ウェドが不在ですが頑張っていきましょう。
(再生)
「私の名はカイング。この国の女王であり、
この世界を支配するものぉ!
ふっふっふっふ…我が国の軍事力は、まさに最、強!
しかも兵どもをつかえばぁ、この国は思い通りぃ…
ん?おやおやどうした少女たち。
私の偉大さに圧倒し」(停止)
「・・・」
「なぁ創。」
「なにさロゼさんや。」
「やべーやつ方向で作るのやめません?」
彼女らは創が作った城の中でカイングという
国王…女王の人物像を作り上げようとしていた。
「ていうか君どんだけカイングちゃんを悪役にしたいのさ。」
カイングちゃん。身長148cm。体重43kg。
彼女の服は赤ずきんちゃんの服装そのもの、
金髪で黒い瞳。長髪で肩まで髪がかかっている。
フードの上にちょこんと乗った金色の冠。
彼女の心を作ろうとしているが現在試行錯誤中。現在6回目。
なおこの人物の姿はロゼが作り出したもの。
「…なんだろうね。やっぱなんか偉い人って悪いイメージがあるんだよね…」
「ああそうだろうね、権力者ってそうイメージ結構あるよ?
だけどこの子はそんな悪い子じゃないんだ。
単に普通にやさしくて仲間思いのいい子なんです。
悪人のイメージから離れておくれ…」
なぜロゼではなく創が人物像を想像しているか。
それはあのドラゴン事件があったからだ。
モンスターではないからいい、ではなく謎に設定をいじり暴走したら困るため
創が責任をもって人物像を作り上げている。
なおロゼは姿の作成だけ許可された。
GWEの人間モード、人物像ウィンドウには、
中心にカイングが映っており、右端には『どのような行動をするか』、
『善良度』『感情比率』『魅了度』『運』
などのパラメータオプションがある。
ちなみに人の心のパラメータは一から作れるが、
いちいち一人ずつやっていると年が明けるので
2番目に簡単な方法である『想像』で人物像を組み上げている。
「ええと、優しくて、仲間思いで一回やったらいいのかな?」
そう言い創は想像で人物像を再構成する。
(やさしい、仲間思いの国王…やっぱ普通だな…なんか他に個性があったらいいのに…)
人物像ができ、左端のプレビューオプションでその人物を動かしてみる。
(再生)
「私の名前はカイング。
この国の国王。国王に就任して数年。もう国民が可愛くってしょうがない。
私があいさつをすると「王様~!」「王様~!」と声を上げてくれる。
その必死さが可愛くってねぇ…グヘヘヘヘへへへ」(停止)
「・・・」
なおプレビューでは相手の思考を確認するため、
謎の自己紹介と、国をどう思っているか喋るようになっている。
「いや仲間思いって言ったけどこうじゃない。国民を溺愛するのはいいけどさ。
一人国民殺そうものならすぐ全面戦争まったなしになるからやめた方がいい。」
「うーむ。じゃぁ優しくって、ほどほどに仲間思いで…あとなんかある?」
「じゃぁ無言系で。無言系の子ってなんかかわいいから。
あと仕事をちゃんとこなすで。」
「あいよー無言系……無口ね。」
創は再び人物像を再構成する。
(優しい、ほどほどに仲間思い、ってほどほどってどれくらいだ…
普通?かな?そんでやる仕事にはしっかりこなして、
無口な子で……かわいい。照れくさそうだなぁ…無口の子って…)
想像しているうちに無言系の子がかわいく思えてきた創である。
カイングをプレビューオプションで動かす。
(再生)
「……私の名前は………カイング……」
名前だけでそれ以上で特にしゃべろうとしない。
国のことを喋ろうとする様子もない。
ただちょっともじもじしているだけである。
その様子を見てロゼはとてつもなく興奮する。
「はぁ^~いいねぇ^~あとは性格がよければいいんだけどねぇ^~」
ロゼの言葉にカイングは照れくさそうだ。
(うん。かわいい。確かにかわいいね。)
「かわいい」というもので異常に気付いていない2人である。
国のことについて喋ってないですよー?
数分後。すごいもじもじしながら、
カイングはあたりをキョロキョロと見まわした。
「あの…兵士たちはどこへ…」
そうロゼは聞くとロゼはひざまづきこう言う。
「いまからお呼びいたします、国王様。」
(なんかロゼの態度が凛々しくなったんだけど…)
「さぁ、使用人よ、兵をお呼びになるのです。」
「……え?私なの?」
ロゼは創の方へ手をパーにしてこちらに向ける。
「お呼びするのです。今すぐに!」
「はっ、はい!」
いわれるがまま創は急ピッチで兵のイメージを形作り人物像を構成する。
カイングはその様子をじーっと見ている。
(国王を守り続ける存在で、国王を全力でサポート)
と想像して兵を出現させ、顔を変えては兵を出す。
国王様が見ているなか30人の兵を出現させた。
その数を想像でつくって余計な考えが入っていないといいのだが。
「国王様使用人が兵をお呼びしました。」
カイングは目をパッチリして言う。
「……今のは……まほう?」(停止)
「うんちょっと待とうか。これ作ったところこの人たちに見られていいんですかね。」
創はカイングうぃ一時停止させ冷静に考え始める。これは大丈夫なのかと。
「創…マニュアルにはそれに関して書いてなかったのか…?」
「私が見た感じだと…確かみても見なかったことにできるオプションが…」
と創は言うが人物像オプションを見るにそのオプションはなかった。
「無い!なんでねぇんだ中途半端にィ!」
創のGWEは何故か一部のシステムが使用不可能になっている。
モードを切替えても使用できなくなっていたり、
オプションの欄も所々消えている所があるらしい。
ウェドいわく、原因が分かりません。だってさ。はは。
「……いっかい作り直す?ロゼさん。」
「いやこのままでいい。試したいこともある。ちょっと再生を押してくれ。」
創はプレビューオプションでカイングを動かす。
(再生)
「……」
「国王様。私はこの世界を創造する神でございます。」
(はぁ!? 普通にそれ言うの!?」)
「神様……?」
「はぁい。あなたの思い通りにこの国をできる神でございます。
国王様、この王国をどうしたいですか?」
しばらくカイングは黙り込む。
「・・・」
(ええ…神を名乗るやべーやつに対して必死に考えているよあの子…)
「じゃぁ…誰も争わない…平和な国に…」
「かしこまりました。国王様。使用人!」
「へぇ?はい。」
ロゼはこちらを向いて口パクで『て、い、し』と言う。
創はそれを理解しカイングを一旦停止させる。
(停止)
「いい子だねぇ…普通 I am神って言ったら引きますよ。
それに対して優しく対応してくれたからね。
国王これでいいよねてかこのままでいていいよね創。」
「は、はぁ……」
と、やけに興奮したロゼと、それにちょっと困った創であった。
<>
現在掲げている目標。
とりあえず中心の国を作る。
それにその国の設定を作る。
と言う事で現在ロゼがちょくちょくと作っている国の設定を
ちょっとざっくりと紹介しましょう!
国を囲んでいる大きな防壁は周りから身を守るため。
東西南北の異質な世界から目を背けるためのもの。
畑や森はすべて国の中にあり、資源は地産地消である。
たまーに外に出ることがあるがモンスター達がうようよしているため、
国の中で資格を得たものしか外へ出てはいけないようになっている。
その出る人のほとんどが今後異世界転移転生者まみれになる予定。
ちなみに序章から言っている、『転生転移者』。
これはあっちの世界で死んで、
死ぬ直前の体を引き継ぐか、引き継がないかの違いである。
引き継がれる条件は、もっと活躍したかった、だったり、
人生に未練があった場合である。
引き継がない条件はその逆で未練がない場合だ。
体はこの世界に来ず魂だけがこの世界へいざなわれ、
{あなたはあなたではありません。}とかなんとかかんとか言われて、
自分じゃない自分を想像するように言われるそうな。
そして赤ん坊から前世界の意識を持ち新たな人生が始まる。
そんな異世界転生転移のルール。
これは彼女らが決めたわけではなく、世界創成キッドの仕様である。
え?なんか意味が違う?
全部が全部同じ意味とは限らないからね。
「……?」
城の展望台からカイングが作りかけの国を眺める。
「すまないね。この王国はまだ未完成なんだ。
いずれ皆が平和に暮らすそんな王国になるでしょう。」
カイングの傍に寄り添ってロゼは語る。
「ほら、あれをご覧ください。
我が支配人が広大な土地に緑を与えております。」
ロゼが指さした方向には自然を出しまくっている創の姿があった。
「あんにゃろうカイングのお世話ばっかしてやがる。
いいし後でカイングちゃん撫でくりまわすし。」
自然を出している地点には目印がある。
これはロゼが夜眠れないときに書いたもの。
後々自然を置こうとしていたが、
ロゼに国の景観を優先してくれと言われたので渋々やっている。
(なんで私はこんなことをやっているんだぁ…)
カイングはロゼにこう言う。
「……あなたは…やらないの……?」
それに対しロゼはこう答える。
「ええ。なにせ私がするまでもありませんので。
私はあくまでもあなたを守る者なのですから。」
カイングはこの王国の象徴であり転生転移者と私らの癒しでもある。
まぁお察しかもしれないがカイングは{KING}を捩ったものだ。
後にフルネームで呼ぶつもり。カイング・{王国の名前}という感じで。
ロゼはひざまずきながらカイングにこう言った。
「さぁさぁ国王様。このゼロから始まるこの王国に法を作ろう。
皆を幸せにするため、あなたが制定するのです。」
するとカイングは不安そうにこう言う。
「…みんなを縛るの…?」
(わーお優しいねぇみんな自由にしていいんだってねぇ。)
ロゼはカイングに語る言葉を考え、それを伝えた。
「国王様。法はあくまでも悪者を吊り上げるものでございます。
けしてすべての国民を縛るわけではありません。どうかご理解を。」
カイングは心配そうな顔をしながら頷く。
日が暮れている。
創は急ピッチで山の方の森林を設置し、川を引く。
ちなみに森林を設置しただけで倒木や石などはない。
細かいところは全部ロゼに任せるつもりだ。
川は王国を一周するように引いた。
「はーあーあ!だいたいこんなもんかねぇ!」
あらかた置き終わり、カイングとロゼがいた展望台へ行く。
「こ、国王様。この国に見事緑を生やしてみせ…いない…」
そこにはもうロゼとカイングはいなかった。
(うーん……広間にいるのかぁ…)
創は急いで広間へと向かう。
「はぁ~!早く!早く癒しを!」
そんなことを呟きながら。ね。
<>
広間の前の門にたどり着いた創は深呼吸し、
その門を開ける。
「国王様。この国に見事緑を生やしてみせ…寝てる…」
カイングは玉座で寝ていた。ロゼはGWEから出したカメラで、
静かに彼女の寝顔を撮影している。盗撮ですね。
「いやぁ……いいねぇ……かわいい子ってほんっと…」
創が来たことに対してなんもリアクションもせず
写真をただひたすらに撮り続けている。
「…うん。中々やばいことしてますねロゼさん。」
創は引いた。なにをやっているんだお前は、と。
「うーん。やっぱ癒しは必要だねぇ。それで自然をあらかた置き終わったかい?」
ロゼは写真をとりながら喋っている。
「ああうんちょっと雑だけどね。細かいのはロゼさんに任せる。」
「任せたまえ、ばっちり自然な感じで自然にしてみせるよ。
だが、明日にしよう。もう夜だ。暗い中やるのは気が失せるだろう?」
外を見るともう真っ暗だった。
「じゃぁ先に家に帰ってますわ。写真を取り終わったら
あとで1枚…3枚ぐらいちょうだい。」
ロゼはサムズアップをし、写真をちらつかせ創にカード投げのように渡す。
その写真はドアップのカイングの顔、横から見た顔、全体像と言ったものだった。
創は写真をふところにしまいロゼにサムズアップする。
(うーん、おかしな事なんてなにもなかった!)
そうして彼女はGWEを片手に持って空を飛び、
城から北の山の上にあるコテージへと行く。
そのコテージこそ彼女らの家である。
「たっだいまっと。ふぅ…疲れたぁ…
お腹すいたなぁ…なんか手軽に食べれるもの…っと?」
扉が開いた音が聞こえる。
「ただいまぁ。カイングちゃんお持ち帰りだぜぇ…」
ロゼはカイングをお姫様抱っこして家の中に入ってきた。
「まだ城の中に兵士どもしかいなくてね。
さすがにベットの傍で30人兵士をくっつけるわけにもいかないし、
しばらくここに寝かせることにした。フフフ。」
「そうだねぇ早く使用人増やさないとねぇ、フフフ。」
彼女ら2人は顔ががにやつく。今夜はお楽しみだ。アハハ。
いやぁにしても人の心をいともたやすく作るなんてヤベー奴ですねぇ。
普通に作られた人を動かそうものなら感情しかださないよ?
まぁ単純な奴だったから簡単…だったのかな?
だが彼女らは何万という人を生成しないといけない。
それはまだだいぶ先のお話ですが。
いまだに国として成り立っていませんからね。
誰かがぱっとその世界へ行っても違和感がない世界を
作らなければいけません。
まぁ最悪一番簡単な方法の『自動生成』を使えばいいんですけどね。
異世界へ来る人たちのために、
はたして彼女らはどんな国を作るんですかねですかね。フフフ。
あ~いけません彼女らカイングちゃんをお風呂に入れてますねぇ。
これは絵面にしたらまずいですねぇ~
カイングちゃんの髪は全部後ろにやっているので
もうもろに見えています。あ~いけません。グヘヘヘヘ。
おおっとここで時間が来てしまいましたぁ。
さてここで何故ウェドは今日お休みなのか。
その理由をお話しして終わりにしましょう。
彼は今ちょっと他の世界を見に行ってるらしいんだ。
何があったかは知らないが、その世界の空に謎の亀裂ができたらしくてね。
その取材と調査に向かっている。と言うのが理由だよ~
まぁ彼のことだしこっちの世界を優先して
ちょっとうわぁとか言ってすぐ帰ってくるさ。
さぁてお送りしましたのは
みんなの異世界『創の異世界創世記 第一章13節
「祝え。新たなる国王の誕生を」』でしたー。
語り手は臨時ナレーターとしてこの私。
『アトナオート姫路』がお送りしました~!
それではまた次回!
ということでカイングちゃんが誕生しました。が、
再構成していると言う事はその前までの人格が
消えてなくなってしまっていないかい……?
と思った方、ご安心ください。
再構成されるまえの人格はちゃんとGWEのデータベースで生きています。
死んでおりませんのでご安心を。
次回、いろいろ遊び始めます。
あとやっと政治っぽい話も出てきます。




