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さっさと世界を救ってこい ~勇者が魔王を倒すまで、人類防衛戦線~  作者: だごみすと


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鉱山内部へ

ご感想やブックマーク、評価等をありがとうございます!

大変励みになります!

 

 炭鉱夫に案内されて、北東にある鉱山に足を踏み入れた。

 内部は薄暗く、備え付けてあるランタンで視界を確保している様だった。

 狭い通路を抜け、入り口に一番近い採掘現場の様子をうかがう。

 内部は静まり返っており、誰の気配も感じなかった。


「採掘現場は、ここだけだろうか?」


「いえ、入り口から近いここは、もうほとんど掘りつくされております。実際に稼働している採掘場所は、もっと奥の方に複数ありますね。そちらにご案内します。」


 私の質問に、案内役の炭鉱夫が答える。

 炭鉱夫を先頭に、曲がりくねった道を進んで行く。

 しばらく歩くと、広い空間につながった。


「ここは現在も稼働している採掘現場です。今はこんな状況ですので、鉱石を掘っている人はいませんけどね。」


「あぁ。ここも人の気配は無いようだな。このまま狭い通路を小隊全員で探し回っても、効率が悪そうだ。それに、ザラードに頼まれた鉱石の件もある。隊を半分に分けて、先に鉱石の採掘をやっておいてくれ。」


「「「了解!」」」


 ザラードにピッケルを持たされた騎士が、採掘場の壁面をピッケルで叩きつける。


 ガキイィィィン!


 強烈な音が耳をつんざいた。


「おお、流石は騎士さんだ、力強いね。でもそのやり方だと、腕と腰を痛めちまうよ。腕力じゃなくて、ピッケルを振り回す遠心力で掘るのさ。」


 案内役の炭鉱夫が、見本を見せるようにゆっくりとピッケルを振る。


 カツーーーン!!


 心地よい音があたりを包む。

 ゼータ小隊の面々は、炭鉱夫の真似をして、ピッケルを振るい始めた。


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