↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さっさと世界を救ってこい ~勇者が魔王を倒すまで、人類防衛戦線~  作者: だごみすと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

26/80

新たな課題

ご感想やブックマーク、評価等をありがとうございます!

大変励みになります!

 

 子供を救出した後、再度、集落の者たちの安否を確認し、護衛しながら王都へ帰還した。

 私は、一連の流れを騎士団長に伝えるため、王城の一室へ足を運んだ。


「失礼します。ゼータ小隊、任務を完了し、ただいま帰還いたしました。」


「ご苦労だった。さっそくで悪いが、北の状況を聞かせてくれ。」


「はっ!目的の集落に到着したときには、既に理外の獣が村の中に侵入している状態でした。また、集落の近くにある森の中で、3匹の理外の獣に遭遇しました。」


「合計4匹が同じ場所で確認されたか・・・。以前に比べて、確実にその数が増えているな。」


 父上の眉間にしわが寄る。


「遭遇した理外の獣のうち、集落に入り込んだ1匹と、森で遭遇した2匹を勇者殿が討ち取りました。」


「女神様の神託通り、ということだな。理外の獣の数を減らせるという情報は、これ以上ない成果だろう。」


「ただし、勇者殿の使用していた剣が、理外の獣に当たった瞬間、砕けてしまいました。最後の一匹を逃したのも、そのせいです。」


「砕けた?剣の扱いがまずかったか?」


「いえ、剣を雑に扱っている様には見えませんでした。」


「ふむ、確か以前、剣に女神様の加護を纏わせる実験を行っていたな。結果は同じように、剣が砕けたと聞いている。」


「私の見た限りでは、女神様の加護による青白い光は、勇者殿の体にのみ纏われていたように思います。」


「となると、原因は別か・・・。」


「理の外にいる獣を相手取るためには、普通の剣では力不足ということでしょうか?」


 父上は、しばらく考え込んだ後、重々しく口を開いた。


「剣のことは専門家に聞くしかあるまい。普段から騎士用の剣を依頼している、西の町のガンズロッドに依頼の手紙を送ることにする。」


「勇者殿の専用の剣を打ってもらうのですね。」


「そうだ。いずれ来たる、魔王とやらの戦いにも必須となるだろう。」


 理外の獣の討伐という、今まで渇望していた成果の裏で、また新たな課題が伸し掛かっていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。