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さっさと世界を救ってこい ~勇者が魔王を倒すまで、人類防衛戦線~  作者: だごみすと


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国王陛下の賛辞

ご感想やブックマーク、評価等をありがとうございます!

大変励みになります!

 

 きらびやかな部屋の中で、勇者と私を含めたゼータ小隊は、国王陛下の御前に跪いていた。


「面を上げよ。今日は人類史上、初めて理外の獣を討伐せしめた記念日だ。理外の獣に襲われた過去の被害者も、それを守らんとした偉大な騎士達も、今は女神様のもとで喜んでいることであろう。我、シャロウ=ライザンも、勇者殿の偉業に敬意を表したい。」


 国王陛下は、勇者に対して仰々しく一礼をした。

 周りにいた貴族たちが、割れんばかりの拍手を行う。

 皆、一様に笑顔を浮かべていた。


「我々人類は、今まで理外の獣に襲われるばかりだった。しかしこれからは、勇者殿が理外の獣を狩り、我々をお守りくださるだろう。」


 ちらりと勇者を見てみると、使命感にかられたように真剣に国王陛下のお言葉を聞いているようだ。


「討伐された3匹の理外の獣は、回収されて研究班に解析をしてもらっている。理外の獣の詳細が分かれば、新しい対策方法も発見できるかもしれない。勇者殿を遣わしてくださった、女神様に格別の感謝を送るとともに、より一層の、ライザン王国の繁栄を願っている。」


 そう締めくくられた国王陛下のお言葉を、反芻しながら聞き終える。

 理外の獣に対する新しい対策。

 それが発見されれば、どれほどの民が救われるだろうか。

 どれほどの騎士の犠牲が減るだろうか。

 私は、そう考えずにはいられなかった。

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