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出発

 ちょっと某野球ゲームの2026版が楽しみで遅れました。

「以上が日程だ」


 うんうん、なるほどよく分かった。


 アロンゾさんの話によるとゴルディホースに乗って3日ほどの都市まで行き、最新鋭の汽車で丸々2日乗って目的地のセクラン王国のトネイルブの予定らしい。

 王様の安全のために野宿はしない。即ち僕達もフカフカのバッドで寝れる。うれしい。


 出発前最後の話し合いをした僕達は外へ向かった。






 ゴルディホース、その馬は神様が魔物と馬のどちらにするか迷った結果ギリギリ馬にしたと言われるほどの凶暴性と賢さ、そして圧倒的強さを持つ最高ランクの馬である。しかし、野生では群れとして生活するために自分より強い相手の命令には従うらしい。


 僕達が外に出るとそこには何頭ものゴルディホースと一台の豪華な馬車が用意されていた。


 その光景に僕は思わず少し腰を抜かした。


 屈強な見た目にそこから醸し出す威圧感、魔物と馬のどちらか迷ったと言われても説得力がある。


「こ、これがゴルディホース。初めて見た」


 隣で子供のように感嘆の声を上げるジェーン。その声は僕とは違い不安や弱々しさがなく、興奮に満ち溢れていた。


「この馬車すごいね」


「ああ、アダマンタイトか?」


 ローガンとマシルも多少の緊張は感じるとはいえ興奮が勝った声で言う。


 みんなよくこんな雰囲気でできるね?やっぱりパーティメンバーがいるからかな?




「陛下がお見えだ!」


 騎士団の皆様もリラックスと集中の間の雰囲気で少し雑談をしているとアロンゾさんの声が聞こえる。

 アロンゾさんの声で全員が一気に引き締まった。


 王様が王城から出てくる。

 王様は道の真ん中をゆったり歩く。


 一歩王様が歩く度に独特の空気感を全身に感じる。

 背筋を駆け抜けるようなビリビリとした感覚。

 ふと横を見ると王様と初めて会うローガン達は気圧されているように見える。


 王様は品のある動きで桁違いに強そうなゴルディホースに繋がれた馬車に入った。


「なんだよ、俺達より強いよね」


「ああ、本当にな」


 力が抜けたように尻餅をつくケールとエリック、珍しく僕でも入れそうな会話に心の中で頷く。


 僕も一回王様の雰囲気を経験したとはいえすごく疲れた。具体的に言うなら依頼の後くらいには。


「1人でもトネイルブまでいけそーだよねー」


 アイラの緩い言葉にまたしても僕は頷いた。


 その辺の探索者より強いよね、多分。護衛の人たちも強いけど。


「ではもう行くぞ!配置につけ!」


「「「はい!」」」


 アロンゾさんが振り向いて出した掛け声に騎士団の皆様が反応し、素早く動き出す。


 そして何故か振り向く時に僕だけ睨まれてた…。怖かった。なんで僕だけ…。



「俺たちも言われた通りにやるか!」


 ああ、遂に出発しちゃうのか………。

 何事も無く帰れますように。


 ふと見上げた空は真っ暗な雲に覆われている、まるで今の僕の心を表しているみたいだった。

 超久しぶりの設定のコーナー!

 アダマンタイトは1番硬いあれです。


 それに最近ちょっと筆が乗りませんので次も少し遅れるかもです。展開はしっかりマイヘッドの中にあるので安心してください。本当にゲームが楽しみで筆が乗らないわけではありません。

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