解毒出来ても毒は進んで食べたくない
書きたかったシーンが思ったより短かった。
でも力尽きたので今日はこれだけです。
明日はもうちょい長いと思います。(投稿できれば)
「エド、そろそろご飯だよ。起きて」
名前を呼ばれて目を覚ます。
硬い岩の地面から重い体を起こそうとするが指一つ動かない。
あれ?力が入らない。なんか痺れとか軽い吐き気もあるような………。何だろう?聞いてみるか。病気の症状かもしれないし。
「おはようございます。すみません、軽い痺れと吐き気、脱力感があって起きれません」
「昨日、デトクリ蠍を食べたからかな?あれ毒持ってるから」
「えっ!?」
笑顔で何サラッと言ってんの?この人。
ていうか毒持ってたの?毒。教えてよ!
尻尾から毒っぽいのを吐いてるのを見ればそりゃ毒持ってるの予想できる。出来るけど肉にもあるの?先に言ってくださいよ。本当に。
通りで昨日の食後、眠気と脱力感がすごいと思った。疲労のせいかな?と思ったけど全然疲労のせいじゃなかったわ。
「前食べた河豚鯖兎よりは弱いよ。解毒薬飲まなくても死ななかったしね」
僕に対して負の感情が微塵も無い爽やかな笑顔で淡々と述べるランディにエンリカ、リリスも続く。
「探索者続けるなら耐性は付けておいた方が良いわよ」
「黙った、耐性、得る」
「そ、そうだったんですね。これからも頑張ります」
内心、ドン引きしながら無難な返事をした。
黙ってやらないで下さいよ。しかも善意で。善意でやるのが一番タチ悪いですよ。
一言言ってくれればもっと準備して食べたのに。(多分)
あれ?そういえば、皆んな猛毒の河豚鯖兎解毒薬無しで食べてたよね。えっ…(信じられないものを見る目でドン引き)。思い出さなければ良かった。
遠い目をしながら発した僕の本音が届いていない様子のランディは腕を組んで立ちながら笑顔で頷く。
「うんうん、良い心構えだね」
多分僕の言いたい事気づいてないよな。あっあと、動けない。助けて。
「…解毒薬お願いします...」
結局僕達は朝食もデトクリ蠍の鍋を食べた。
解毒薬のお陰か、耐性を得たのか昨日よりは症状が多少マシかもしれない。
人間の適応力って凄いね。
二日連続二回行動の反応が来てます。




