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来るところ間違えました。〜新人探索者、最きょうパーティに入る〜  作者: 海万満
第一章《新人探索者》エドワード・クレイ
21/62

解毒出来ても毒は進んで食べたくない

 書きたかったシーンが思ったより短かった。

 でも力尽きたので今日はこれだけです。

 明日はもうちょい長いと思います。(投稿できれば)

「エド、そろそろご飯だよ。起きて」


 名前を呼ばれて目を覚ます。

 硬い岩の地面から重い体を起こそうとするが動かない。


 力が入らない。なんか痺れとか軽い吐き気もあるような。


「おはようございます。すみません、軽い痺れと吐き気、脱力感があって起きれません」


「昨日、デトクリ(スコーピオン)を食べたからかな?僕達は耐性あるけど毒持ってるから」


「えっ!?」


 笑顔で何サラッと言ってんの?この人。

 ていうか毒持ってたの?毒。

 尻尾にはそりゃ毒持ってるの分かるけど肉にもあるの?先に言ってくださいよ。

 通りで昨日の食後、眠気と脱力感がすごいと思った。

 全然疲労のせいじゃなかったわ。


「前食べた河豚鯖兎よりは弱いよ。解毒薬飲まなくても死ななかったしね」


「探索者続けるなら耐性は付けておいた方が良いわよ」


「黙った、耐性、得る」


「そ、そうだったんですね。これからも頑張ります」


 内心、ドン引きしながら無難な返事をする。


 黙ってやらないで下さいよ。しかも善意で。善意でやるのが一番タチ悪いですよ。

 一言言ってくれればもっと準備して食べたのに。(多分)

 そういえば、皆んな猛毒の河豚鯖兎解毒薬無しで食べてたよね。えっ...(信じられないものを見る目でドン引き)


「うんうん、良い心構えだね」


 僕の本音が届いていないランディは腕を組んで立ちながら笑顔で頷く。


 あと、動けない。助けて。


「それと...解毒薬お願いします...」


 朝食もデトクリ(スコーピオン)の鍋を食べた。

 解毒薬のお陰か、耐性を得たのか昨日よりは症状がマシかもしれない。

 人間って凄いな。

 二日連続二回行動の反応が来てます。

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