『頭セレブレーション』 その1:作品紹介
2022年3月
今回は僕の描いているネットマンガ『頭ン中ハッピーラブリーセレブレーション』についてお話します。
現在Twitterやマンガ投稿サイトで不定期で更新中です!
小説サイトに挿絵としてアップするのはいろいろと無理がありそうなので断念しますが、切り抜き画像をちょいちょい載せつつ語りますね。
気になる方はぜひ、リンクからTwitterへ飛んでもらいたいです!(Twitterのアカウント名は「ゴブリンガール」といいます)
【ざっくりあらすじ紹介】
昼間はカフェ、夜はバーとして営業する二重店舗のテナント。
カフェのオーナー・結衣子とバーのオーナー・拓司は一日の半分を同じ場所で過ごしながらもすれ違いの生活を続けていた。
そんな2人はやがて出会って恋に落ちる……のかと思いきや、互いにこじれにこじれた性癖を抱えていて。。
ギュンギュンにときめきながらも、それは恋に発展しない?
イビツすぎる男女のハッピー、ラブリー、頭セレブレーションラブコメ。
という紹介文を投稿サイトの方で載せています。
ヒロインの結衣子は重度の腐女子で男同士の絡みでしか興奮することができない体質。
拓司は恋愛観をこじらせすぎた男で、理想的なカップルを遠くから見つめてるだけで満足、という性格の持ち主です。
それぞれが相手に一目惚れ的な形で夢中になるのですが、悲しいかな、その恋人役としての適任者を見つけられない。
でも自分がそのポジションを狙おうというつもりは毛頭ない。
みたいな行き違いをしつつの、ハッピーな妄想にふけりの、みたいなコメディです。
【書き始めたきっかけ】
2021年の11月からTwitterに投稿を始めたのですが、
ここいらの時期になんだか無性にエロい絵を描きたくて仕方なくなったんですよね。
それこそコメディ調とかじゃなくてがっつり生々しい感じの()
この衝動ってたぶん性欲の延長上のものだと思います。
そこから発したものだったはずなんですけど、それに創作意欲みたいなのも絡み始めちゃって。
自分一人が満足できればいいなら適当にAVのスクショを模写するだけだったんでしょうけど、「やるなら良い出来のものを作りたい」、「それをちゃんとした場所に積み上げていきたい」みたいな半端な熱意が湧いたんです。
かつ、それに対して誰かの反応がほしい。
Twitter始めてからホント困ってるんですけど、僕の中で順調に承認欲求ってやつが膨らんでいっててですね。
困っていますよ。
そんなこんなで、気合入ったエロ絵描いてアップしちゃお!
という流れになったんですが、Twitterでは無理だろうなと思ったんです。
いま使っているアカウントの趣旨は連載中のネット小説を宣伝するものだったので、それはね、いきなり無関係のセンシティブな画像上げられるわけないじゃないですか。
そこらへんの分別はつきますよ僕も。
じゃあエロ専用の新しいアカウント作るか……。ってところまで考え込んでいたのですが。。
【方向性が逸脱】
具体的に何を描こうか、と構図を練っている段階で、その男女にストーリーを付け足したくなっちゃったんです。
これもう小説(創作活動)する人のサガだと思うのですが、キャラクターを作るとそれに物語性を与えたくなっちゃうんですよね。
「いまエーロイことしてるこの娘はこんな性格で、こんな生い立ちで、相手の男とはこんな経緯で……ぐへぐへ」
職業病ってやつかもしれません。
逆に中身(設定)のないものを描くっていう行為を虚無に感じてしまうんです。
キャラには愛着を持ちたいし、メッセージ性も持たせたい。
そういったものが無いならわざわざキャラを生み出す必要もない、みたいな思考になってるんでしょうね。
僕はそうなんですけど皆さんはどうでしょう。
そんなこんなでエーロイ男女の人物設定考えてたら、むしろそっちの方に熱中し始めてしまいました。
脱線もいいところですよ。
【落ち着いたのはコメディマンガ】
カフェバーが舞台のこじらせ男女。
自分自身ですごく気に入ってしまいました。
せっかく思いついたこのアイデアを形に残したい!
という想いが先行して、結局当初の「えろえろ春画」は諦めてなんちゃってコメディマンガを描くに至った次第です。
なぜマンガという媒体を選んだんだろう。
小説よりも絵を描きたいという気持ちが強かったからだと思うのですが。
その想いが強すぎて、なんと全ページカラーにしてます。
線の未熟さをカバーする目的と、あと僕背景が描けないので、それを誤魔化す意味も込めてなんですけどね。
しかし、いやはや、すべてのコマに色付けるのは相当な時間と労力を費やします。
間違っても趣味の時間に小説を書きつつ、その片手間にやるものではないなと思っています。
趣味に忙殺されそうです(嬉しい悲鳴)。
そんなこんなで出来上がったものをTwitterに投稿しています。
紆余曲折したものの、それで正解だったと思います。
たくさんの人に読んでもらって、コメントもいただけて超うれしいです。
自分もラブコメっていうジャンルを書けるんだ、という新たな発見にもなりました。
そうしながらマンガ内に時々きわどいコマをぶっ込んで欲望ゲージを発散させています。
ちなみに内容は不健全ですが濡れ場はありませんよ。
お年頃のボーイズとガールズも安心して読んでネ(#^.^#)
R指定はないと自分では思ってるんですが、どうなんでしょう。
ここらへんの判断がいまいち曖昧で、怒られたらまた修正しますね。
とりあえず今はひたすらTwitterのシャドウバンに怯えていますね。
~つづく~