創作活動の変遷 その1:ポケモン空想ごっこ
2026年3月
今回は僕の幼少期から現在に至るまでに行ってきた創作活動の軌跡を振り返り、いつどんな作品の影響を受けて、どんな物語の創作に打ち込んできたのかを熱く語りたいと思います。
自分のための整理も兼ねて一回こういうの書いときたいなと思ってたんですよ。
完全な自己満足回になります。
【ポケモンの空想ごっこ】
僕が幼稚園から小学生に上がる頃、90年代後半だったんですが、世は空前のポケモンブームでした。
ゲームにアニメに食玩にトレーディングカード。
毎日をポケモンコンテンツに囲まれて過ごしていました。
初代のポケモンのゲームはゲームボーイという携帯機から出ていたんですが、ご存じでしょうか。
ウチでも親におねだりして、ゲームボーイとカセットの両方買ってもらいました。
でも子供の僕にとっては難易度が高く、全クリできず途中で投げ出してしまったんですよね。
その代わりに頭の中で勝手にポケモンのストーリーを描いて楽しんでました。
どのポケモンをゲットして、どのくらい進化させて、どんなライバルと戦って……ということを頭の中でやるんです。
僕には兄と弟がいるんですけど、毎晩眠る前に布団に潜りながら、それぞれの冒険の進捗状況について語り合ってました。
「僕はこの街まで進んでこのポケモンゲットしたぜ!」
「今の6体の編成はこれとこれで~」
最高に胸躍る時間でした。
空想することの楽しさを知り、それが後の創作活動へ繋がっていく、そのターニングポイントがおそらくここだったのだろうと思います。
【ノートで作るRPGゲーム】
小学生の中頃に兄やその友達たちのあいだで、ノートにキャラクターやモンスター、世界マップなどを描き、簡易的なRPGゲームを作るというのが流行りました。
作った人がゲームマスターのような形でプレイする友人の隣に座り、ノートを見せながら逐一選択肢を尋ねて物語を進めていくという遊びです。
敵と戦ってダメージを受ければHPバーを鉛筆で塗り潰し、宿屋で休息すれば黒くなったバーを消しゴムで消す、といった力業のガバガバ仕様。
何回の攻撃で敵を倒せるのか、どのくらいでレベルアップするのか、は完全にゲームマスターの塩梅に委ねられています。
自作スゴロクを複雑にした感じのイメージです。
こういうなんちゃってRPG遊び、皆さんはやったことありませんでしたか?
僕が当時兄たちをマネて作ったゲームは、いろんな昆虫を捕まえて進化させて戦わせる育成RPGでした。
家にあった分厚い昆虫図鑑を参考に絵を描いて。
ポケモンの進化システムに倣って、例えば青虫から蛹、蝶へとレベルアップしていき、世界マップに散らばる悪い虫たちを倒していくという内容だったと思います。
弟や友達にプレイしてもらってましたが、たぶん一番楽しんでたのは自分自身だったと思います。
高学年くらいになると友達と協力してなんちゃってシュミレーションRPGを作ったりしました。
テレビゲームで「スパロボ」や「Gジェネ」というロボットもののシリーズがありまして、これは盤上のマップに複数の駒を配置して、チェスや将棋のように2手3手先を読みながら相手の駒を倒していくという戦略シミュレーションゲームです。
このゲームシステムをマネて、大きな模造紙にマップを描き、グリッド線を引き、友人たちと手持ちのおもちゃを駒にして遊びました。
当時はガチャガチャでガンケシというロボットの消しゴム人形が売られていて、これを駒に使ってました。
消しゴムということで一応学校に持ってくのも許可されてたんですよ。
この遊びで優位に立つにはガンケシを増やす必要があり、お小遣いもらうたびにガチャガチャ回しに行ってた記憶があります。
【空想に耽る小児】
2000年前後もアニメ界や映画界では名作が目白押しで、何か見るたびにすぐ感化されてました。
映画スターウォーズ・エピソード1が公開されればライトセーバーに憧れ、ワンピースのテレビ放送で海賊冒険ものに憧れ。
この頃になると、友達とワイワイ遊ぶ傍らで、誰に言うでもなく自分ひとりで物語を空想することにもハマっていきました。
と言っても無から何かを創り出すような発想力は無かったので、既存作品を自分好みに焼き直す程度のことをやってました。
気に入った作品の設定や話の大筋を丸パクリして、キャラクターだけをオリジナルのものに置き換えて動かすという感じ。
主人公はもっとこういう性格で、ヒロインはこういうビジュアルで、この時点でこういうキャラが仲間になって~、だとか。
元の作品を見たときに感じた「もっとこういう展開になったら良いのに!」という不満を解消したかったんでしょうね。
こっちの方が絶対面白いじゃん。
だから脳内で作り直しちゃお。
二次創作とも違い、作品をまるっとすべて自分の都合の良いように上書きする感覚です。
本来は退屈なはずの小学校の授業時間も、思う存分考え事に費やせるからまったく苦じゃなかったです。
下校時間も景色を見ながら空想に浸れるから大好きでした。
もっと歩く時間を伸ばしたくて回り道してたし、友達に一緒に帰ろうよって声掛けられても断る日もありました。独りになりたくて。
今思えば相当変わり者の小児ですね。
【続きます】
次回は小学校の終わり頃からマンガ製作にハマり出した思い出を語りたいと思います。




