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――知るたび、終わる。アイスマジック  作者: tanakatakusi
第2章 四女ディヴィア

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第11話アイスゲーム対抗戦に向けて!


いよいよ、明日は校内対抗戦らしい。

昨日帰りながら、ディヴィに聞いたことだが。


予想は中1代表がケイ、ヴィア

中2代表イルテ、アーサー

中3代表がディヴィア、俺ことロット。


が予想メンバーだった。


って・・・・


「なんでこんな大所帯なんだ。」


現在は学院に向け、ゆっくり歩を進める。しかしだ。

俺は憤りを隠さず、吐露する。

いつもは一人で職場に行ってたのに、学生は友達と登校が当たり前なのだろうか。



「ええい!離したまえ!」


スタンとケイがケンカしてる。そんで


「もうすぐ着くんだから、静かにしなさいっ!」


ディヴィがお守りだ。そりゃしっかり者になるだろうけど、損な役回りだなと思う。

放課後や実行委員の活動を見ると、誰にでも強気にいける所が魅力なんだと気付いた。


ディヴィもこっちをチラチラ見てるようにも感じた。 ――これは考えすぎかも。


「放課後、決着をつけようじゃないかケイ」


「...いいけど、ケイには100%勝てないから...」


「ふん、覚悟しておけ。ケイ、ロット」


スタンは言動とは裏腹に、颯爽と走り去って行った。

って、なんで俺も入ってるんだ。


「...いつも姉サマと二人だったのに...」


なんかブツブツ言ってるし。やれやれだ。


「ケイはヴィア姉様と練習はいいの?」


ディヴィが尋ねる。


「...ヴィア姉サマは、私じゃ相手にならないから...」


すでに、1年生の3クラスの代表者をストレートで倒したと。

・・・あいつそんな強かったのか。


「...ヴィアとケイがいる限り、無敵...」


...フフと笑いながら、こちらに一瞥をくれる。


俺たちだって、強い。対抗戦だろうがなんだろうが全員ぶっ倒す。

それじゃお姉サマとゆっくり去っていく。

――同じ方向なんだけどな。


「楽しくなってきたわ!」


あぁ、経験が少ない俺は練習量だけじゃ足りない。

相手の思考や癖を会話から引き出す戦術を作る。

そこへ、ピンポイントで刺しに行く。


「ついたわ、私は用があるからまたあとで!」


と言い、元気よく去っていく。


アーサーやヴィアも優勝に向け取り組んでいるだろうし。

そう、俺たちは命を狙われてる可能性があること、不老薬を手に入れること。


優勝しなければ、死ぬ。

そんな絶望的な状態で勝ちに行く。そう改めて、心に刻んだ。



なんだ...校門が騒がしいな。レッドカーペット?

高級車から太った、おじいちゃんがでてきた。


「ホホホ、よりどりみどりですな」


「飼い犬もいる、今回は我々の優勝ですかな。アハハ」


なんか、研究所のやつらと同じような笑い方だな。

学院のえらいさんとアイスゲームのフィクサーってところか。


――じじいが不老薬欲しがるか?別の目的がありそうだな。


「!?」


ん?急に窓を閉めたぞ。なんだ

行っちまった。



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