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――知るたび、終わる。アイスマジック  作者: tanakatakusi
第2章 四女ディヴィア

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第8話...姉サマは渡さない...


そもそも、ケイは学年が下だろうに。

「妹だから。」一緒に練習するんだそうだ。


「むっ・・・」


5勝5敗、イーブンだ。

意外とやるな。この黒チビ。

基本的にアイスゲームは、金をー1の黒にぶつけず、失点を防ぐ。

赤>黒>金、を抑えておけば、あとは読み合いに持ち込んで点数を稼ぐ


「ケイと互角なら、いい線いけるわね。」


「...姉サマ!私はこいつより、強いのです...」


「...あうぅ、せめて一緒のチームに...」



対抗戦は学年別だ、ディヴィアとケイは別チーム。

今回は2対2の戦いらしい。


「俺とディヴィアが一緒だからあきらめろ。」


「...己ぇえええ・・・ぐぬぬ...」


火に油だったようだ。ヘイトを買ってしまった。


「ディヴィでいいわ」


「姉サマっ!」


そうか

こいつディヴィが好きなのか。やたら突っかかってくるな。


「ざまぁねえな、わっはっは!」


「...アストレイア様、どうかこの愚かなモノに死の恩寵を...」


「そんなもん効かねえ」


ゴスッ、ポスッ


物理攻撃じゃねーか!

どこからか取り出した、ぬいぐるみを放り投げてきた。


「...べっーだ!...」


バタン


まったく、忙しいやつだ。


「あの子が、あんなに人と話すなんて」


そうなのか、人見知りしそーだしな。


「ますます気に入ったわ!」




下校中なんだが後ろから殺気を感じる。



「ヴィア姉さま?えぇ、たまに来るわよ!」


不定期だから適当なのか、ほんとにお嬢様なのか?


「ケイのクラスに入ったときは驚いたけど」


「ヴィア姉さまだし・・・。」


いや、おかしいだろ!ツッコめよ!

なんで姉が中1のクラスに入り込んでんだ!


「それじゃ、酒場で手伝いがあるから!」


そういやアーサーが危ないって言ってたが、こいつらはどうなんだ。

俺と居ない方が安全なのか。


「ケイもいるし、送るよ。」


後ろを指さす。


「おーい、一緒に酒場行くんだろ!でてこい!」


...がるるるる...



犬か!


「...ふん、姉サマに纏わりつく害虫...」


「...今、滅す...」


「はーい、そこまで。」


ぶぅ・・・と膨れ顔してる。


「酒場って姉妹でやってるのか」


歩きながら、聞いてみた。


「えぇ、マスターとフルール姉さま、私、ケイでやってるわ」


ふーん?3姉妹なのか

あれ?ヴィアは?


「それじゃ、ばいばーい!また明日ね!」


「...いっーだ!...」


陰で変顔してるケイが怒られてる。

・・・聞きそびれてしまったな。



アーサーの家

「・・・なぁ、お前酒場はいいのかよ」


「何よ、急に。」


ヴィアと話す。


「お前の妹たちは、せかせか働いてるぞ。」


「いいのよ、私は病弱だから。」


嘘をつけええええええええええええ!!!

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